マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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山添の大和高原民俗資料館

2009年05月13日 08時59分57秒 | 民俗を観る
平成19年の秋に開設された大和高原民俗資料館は山添村三ヶ谷の豊原公民館内にある。

廃校になった豊央小学校校舎跡を再利用した資料館は2階にある。

開設時に来たかったが今になってしまった。

これまで数回訪れていたが鍵が閉まっていて閉館していた。

ところが今日は拝観するのでしたら鍵を開けますといって受付の方の声。

解説なく自由拝観してくださいとスリッパに履き替えて館内見学。

暗がりだったので電灯を点けさせてもらった。

廊下にはずらりと山添景観の写真が展示されている。

あれぇ、私の名前がある。

この写真、たしか山添村写真コンテストに応募したものやんか。

そうかこの写真展はそのときの応募作品だったんだ。

亡くなった室さんの顔が浮かぶ。

資料館は米作り、茶作り、凍り豆腐作りの道具などが陳列されている。

かつての凍り豆腐道具は貴重な資料だ。

その凍り豆腐を運んだ奈良安全索道(ロープウエイ)会社の索道図解と写真。

一枚は茗荷で拝見した写真と同一だ。

昔の暮らしぶりを復元した家内。

竃の神さんや御殿作りの雛人形が座っている。

これらは村の人が寄贈したもので寄贈者の名前が記されている。

大和高原の観光と交流の場となった資料館は、大和高原文化の会の取り組みで今後も地域の情報を発信していくのであろう。

(H21. 3.22 SB912SH撮影)