マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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住之江北島高砂神社に祈願参拝

2014年01月09日 07時36分02秒 | 望郷
検査を経て入院することになったおふくろが住む町は、私の生まれ故郷の大阪市住之江区の北島町。

子供のころの遊び場だった高砂(たかさご)神社がある。

良性でありますように、そして手術が無事に終わりますようにと願って参拝した。

記憶にあったイメージと違う高砂神社。

もっと広かったように思えたが、それは子供の目線の頃。

祭りはたしかだんじりやったように思える。

青年団があった頃は担いでいたと記憶するのである。

青年団もなくなった今では夏祭りに子供御輿が巡行し、茅の輪くぐりをする夏越しの大祓いがあるようだ。

高砂神社の創建は元文二年(1737)。

元禄十六年(1703)に幕府の布令を受けて、享保十三年(1728)より開墾した新田北島新田と名付けられた。

河内の国の石川郡新堂村(現在の大阪府南河内郡富田林市新堂)の産土神である天水分大神を勧請した神社と伝わる。

謡曲に『はや住之江に着にけり』と謡われる「高砂」にちなんで神社名としたそうだ。

新堂村の鎮守社は十二社権現のようだが、天水分大神を祭る神社に美具久留御魂(みぐくるみたま)神社がある。

ところが坐位置は旧喜志村であって新堂村ではない。

天水分大神を祭る神社の上水分社は建水分(たけみくまり)神社で千早赤阪村に鎮座する。

美具久留御魂神社は、建水分神社を上水分社と呼ぶに対して下水分社としている。

高砂神社に勧請した天水分大神がどこであるのか判らなくなってきた。

(H25. 9.10 SB932SH撮影)