マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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入院21日目は僧帽弁閉鎖不全症・健索切除縫合形成手術の日

2015年08月01日 10時31分47秒 | むびょうそくさい
手術の朝を迎えた6時過ぎ。

看護師のNちゃんの手で浣腸を施された。

ベッドに身体を横たえてパジャマ・下着を降ろして尻を出す。

浣腸薬剤を注入する看護師。

ケツ穴から熱いものがぐぐっと入っていく。

瞬間に漏れそうな感触が発生する。

大慌てでトイレに向かう。

間に合うか、だ。

誘導されて駆け込んだトイレに跨る。

2~3分間も待っただろうか。

1、2、3・・・我慢する。

液体が体内からこぼれていくようだ。

120回数えて力を抜いたらド、ド、ドーーーと排便した。

もよおしは止まらず、何度も何度も。

最後のほうはチョロ、チョロを繰り返す。

出すものはもうないと思ったほどだ。

力が入っていないから出血もない。

ベッドに戻ったのは30分後だった。
 
朝の体重は65.2kg。

血圧は92で体温は36.1度。

残り便をもよおした7時40分はガスだけだった。

続けて8時20分も残り便。

少しだけ出て、僅かな出血もある。

前夜の午前0時より絶食。

手術の日は朝食も昼食もない。

合わせてこの日は朝9時より絶飲だ。

飲み物も一切封じられる。

あとは手術の呼び出しを待つのみ。

9時40分、残り便をもよおすが液体だけだった。

10時45分、かーさんとおふくろがやってきた。

ICU用の私物を移して手術処置について説明を聞いたと話す。

おふくろは怖いからといって席を外していたらしい。

午後12時20分、病室より車いすに乗って出発した。

手術室に入ってすぐさま手術台に横たわる。

もちろん仰向けだ。

早速、左腕に麻酔薬。

造影カテーテルを装着するところまでは体感があった。

次第に意識が薄れていった。

手術は夜6時ころに終わったらしい。

手術後の後日。

執刀外科医師の話しによれば置換までいかなくて健索を繋ぐ形成術で済んだという。

輸血もなかったらしい。

術後の8月4日にかーさんから聞いた話しでは手術は午後7時半に状況の説明があったようだ。

無事に終わることができたと聞いてほっとしたそうだ。

しかも幼児期の肺の穴開き処置は形成術の際に閉じたそうだ。

当人の私はその間の記憶がまったくない。

8月1日の翌朝だったのか、それとも夜間(深夜)に一旦目が覚めたのか覚えていない。

無事に終わったと聞いたようにも思えるが意識はもうろうだった。

(H27. 7.31 SB932SH撮影)