マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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入院27日目

2015年08月07日 09時35分47秒 | むびょうそくさい
朝の体重は62.7kg。

血圧は137で体温は36.7度だった。

体重は手術前より2kgも減っていた。

気になるのは血圧だ。

酸素吸入は申し分ない状況で「1」まで落とされた。

朝食後に採血。

採血を取るのは血液を検査し、凝固具合を確認しているようだ。

9時、O外科医師の回診があった。

開腹した手術の痕跡は長さがおよそ20cmにもなる。

傷口具合を看られてテープ止めからガーゼに貼りかえられた。

肺に溜まった水はなかなかなくならない。

どっちかといえば日にち薬。

尿をよく出す薬は朝服用の6種7錠もある。

心臓リハビリも順調だが、決して無理をせず、その日の体調・体力に見合った行動をしてもらいたいと伝えられた。

9時20分に胸部レントゲン撮影。

ベッドに置いた背もたれ椅子に座って撮影する。

10時50分、簡易トイレにもよおしを排便するが少々。

きばりもあって痔の出血。

毎日のもよおしにビクビクする。



昼食後、大きな心電図機器を外されて携帯型に換わった。

この機器であれば身体は動きやすい。

午後の計測もする。

血圧は110で体温は36.7度だった。

血圧がやや落ち着いた。

この日は手術の日以来ずっと身体に装着していた尿管が取り除かれた。

抜くときはとても痛いのである。

昔は抜くときに尿管を折って尿止めして抜いていたが、今ではそうすることもない。

数年前からそうするようになったそうだ。

排尿を感じた最初の一滴。

これもまた排出するときが痛いのである。

慣れるまで数回の排尿が要るだろう。

尿管の次はオムツだ。

これもまた手術日よりずっと履いていたオムツ。

今日まで、大便を排出することなく役目を終えた。

この日はもう一つの大きな心電図計測器も外された。

ドプトレックス点滴も停止されたが、再発し必要性があると判断されたときの復活はありえる。

午後2時15分、O外科医師の回診があった。

右肺に僅かの「水」が残っている。

場合によっては「センチ」を差し込んで無理やり水を抜く場合もあるという。

そうならないよう咳・痰はガンバッテいる。

テイッシュペーパーの量は減りもしないから多分に抜けているはず。

とにかくガンバルしかない。

医師は状況を確認しつつ首動脈点滴の管を外された。

ICU室で不整脈が発症して以来装着していた携行型の心臓ペースメーカーも外された。

不整脈は薬剤によって安定してきた証拠である。

抜糸もされる。

ドレーン管を外した腹辺り。

縫合していた糸を抜かれる。

針穴は4カ所。

引き抜くのはあっという間だったが、痛かった。

午後3時半、この日も心臓リハビリ運動。

歩行器を利用して廊下を2周した。

始める前の血圧は118で脈拍は120だった。

歩行後の計測は血圧128、脈拍120だ。

しばらくすれば血圧も116に落ち着いたがまだまだの第一歩。

両足のふくらはぎがダルいのである。

それでも、なんだか身軽になったように感じて晩食は美味しさ満点。



完食した。

夜9時、就寝前の検診。

血圧は110で体温は36.3度。

特に問題もなく「みん剤」をもらって服用する。

(H27. 8. 6 SB932SH撮影)