マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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夕陽に映える苗代の宝扇

2019年11月14日 10時34分31秒 | 川西町へ
この日もまた訪れた川西町下永。

明日香村の上(かむら)で取材した帰り道に立ち寄った。

上(かむら)で同行取材していた写真家のKさんに見せてあげたい豊作願い。

育った稲が虫に喰われんようにしておく虫除けのまじない。

田主のFさんが数日前に立てた宝扇。

到着時間は午後6時直前。

夕陽が落ちるころであれば、丁度いいと思って立ち寄った時間帯。

田主のFさんは、苗代の水やりをしていた。

今年は何度も伺っては、その状況を撮らせてもらった。

何度も、何度も、だけに煩い蝿のようだと思われたかも・・。

前月の5月19日。

宝扇を手に入れたく出かけた奈良市・唐招提寺で行われる「うちわまき」行事。

この年は、抽選で拝受した宝扇。

持ち帰って、その日の夕刻に立ててくださった。

万が一、抽選に外れた場合は、1枚が千円で売っている宝扇を入手して、苗代に立てる。

当日が都合で行けなかった年もあるらしく、その年は立てられなかった、とも。



今年は、6月6日に池水を水路に流される。

水が流れるようになったら田植えができる。

今年は10日の日曜を予定しているそうだ。

(H30. 6. 3 EOS7D撮影)