マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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ふり返る令和2年9月の介護まとめ

2022年07月21日 07時38分34秒 | むびょうそくさい(おかん編)
この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くこと度々。

記憶は記録。

ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。

1日。

T病院に入院中、口腔外科技師から聞いていた出入りの歯科医師は、F歯科医院。

日程的な都合もあって結局は、医師と遭遇できなかった。

初めての歯科医院。

医師なのにマスクしているからお顔がわからないから見せてください、とおふくろが願ったそうだ。

そりゃびっくりしただろうな。

初の診察に一応のレントゲン撮影をされたが虫歯もないらしく、年齢的な考慮も要する、と診断された。

1カ月に一度は口腔外科的清掃が要する、ということだ。

現在、かーさんも通院している。

予約日に合わせた9月29日の午後を設定した。

2日の午前7時半。

幸寿苑迎えの1時間半前に聞こえてきたミーンミーン。

ミンミンゼミの初鳴きを受け止めた。

翌日、3日の朝一番の鳴きはツクツクボーシ・・・に季節を感じる。

幸寿苑で初の散髪。

うっとうしく伸びた髪の毛は、ばっさりきってもらって可愛い顔になって戻ってきた。

就寝時間の午後10時も過ぎて30分経ったころ。

ぽろっと呟いた台詞がこんな頭はいやや。

鏡を見てびっくりした自分の顔が面白芸人と同じや、という。

超高齢女性のお笑い芸人って思い出せないどころか知らんがな。

かーさんと話したお笑い芸人は舞台で見た、という。

吉本新喜劇の舞台に出ていたおかっぱ頭白髪ばあさん。

そりゃ間寛平さんが演技していたなんとかばあさんやんか。

思い出したくもないその姿がいやや、というおふくろ。

次回の幸寿苑での散髪は1カ月後、そのとき散髪するおじさんにしっかりと訴えや、と云ったらそうするって・・。

4日は朝から雨降り。

傘をさして玄関アプローチ歩行を支援する雨天時の送迎である。

7日、送迎から戻ってきた際、座席の前にあるバーに掴まろうとして、身体が斜めになったのを見た若い男性。

ドライバー兼ケアワーカーさんが指摘した。

正面から掴まるようにさせて降りたが、室内に戻ってから右腕が痛怠い、と訴えたのでとりあえず湿布を貼ったが・・。

ちょっと、ちょっと、こんなことでは、またどこか違う部位が圧迫骨折になってしまうがな。

食事のとき、おふくろが訴えた痛怠いは、特に支障もないような雰囲気で伝えた。

今日のケアワーカーは初めての人。

なんか勝手が違う。

車椅子かなんかわからんが、後ろでゆれ動くのが気になるらしい“ソレ”が腕に当たった、と訴える。

これまでの人はちゃんとしているから気にもならんかったが、どうも合点がいかないような感じだ。

今日の人は初めてや、としか言わない。

具体的に捻ったのかさえも、自分ではわからん、といいつつ今日の人は初めてやから、この痛怠いのもその人のセイと訴えたいような気がしてならない。

見ていたテレビのチャネルを替えてお笑いに番組にしたら笑っている。

いったいどういうことなのか・・。

この日、届いた9月7日付けのリハビリテーション計画にある本人希望欄。

「このころは大阪へ帰って市営住宅の4階でくらしたいとあまりおもわなくなってきた」と、あった。

家族の希望欄には「大阪へ戻ることは現実的に難しい、と思っているが、そう思うことで身体を動かそうとする意欲になればと考えている」と、・・

そうなんだが、本人の努力がどれくらいしているのか見学もできないからさっぱりつかめない。

リハビリテーション目標の中期に「両足の浮腫み軽減。自宅内で伝い歩きがスムーズにできるよう足腰の力をつける」を向こう3カ月間目標とし、長期目標に「階段昇降ができるようになり、大阪に帰ることが現実味を帯びてくるようになる」とあった。

この日の7日に報道された奈良県の新型コロナウイルス感染者数である。

なんと2カ月ぶりの「ゼロ」発表に心が少しだけ和らいだ。

奈良市ともどもの「ゼロ」もまた嬉し、であるが・・。

また、同一日付けの東京もまた2カ月ぶりに80人を下回った77人。

50人を下回った大阪もまた、7月20日以降の49日ぶり。

減少傾向がみられる状況に、このまま収束に向かっていってくれればいいのだが、相も変わらず新型コロナウイルス対策を気にしない人たちもままいる。

これじゃぁ、何日経ってもオールニッポンは「ゼロ」にならない。

9日、今朝になって訴えた逆さ眉。

毛が刺さっているから目が痛いのか・・。

除去にデイサービスから戻ってすぐに出かけた眼科診療。



女性医師に診てもらったら、逆さまつげもあるが、異物がありそれが動いて痛かった、と判断され、異物をで除去された。

おかげさまで、すっきりした、と帰ってきた。

夕食時間になって、下腹が痛いという。

通じもないようであるが、どうもパンツのゴムがキツイから痛い・・??

10日は、私自身の検査がある。

その検査は家族の付き添いを要する検査

二人とも出かけることになったおふくろは我が家で留守番だ。

初めての留守番は、特に問題もなく・・

11日。

迎えの電話が遅い。

何かが起こったのでは、と思っていた午前9時の到着。

送迎ドライバーのケアワーカーさん。

何度も自宅に電話をかけても無音ばかりで通じず。

そのまま来ました、という。

そういえば、坂の下にきんでんが電話線工事をしているからかも、と・・。

午後7時、かーさんが勤務していたときからずっと友人のTさんとLINEしていた。

ふと、思いついたかーさんが打ち明ける。

旦那の母親が痴ほう症によって要介護2。

独り暮らしができるように、とケアマネージャーと相談して作成したケアプランが週2回の買い物ヘルパー。

週2の入浴ヘルパーに、週2の訪問リハビリプログラムが大いに参考になった。

おふくろが大阪の居住地に戻っても、4階を上り下りする階段の昇降は不可と判断したが、同プログラムの実行によって可能だ、という。

ただし買い物ヘルパーに料理ヘルパーも込み込みとか、であるが3食のまかないが成り立つのか。

また屋外に出ることなく対人との会話もない部屋の独り暮らしに、益々痴ほう症の進行が想定できる。

屋外に出ていろんな人と接し、会話を楽しむのも必要である。

だが、このプログラムではヘルパーさんにリハビリ療法士に限られるのが難点。

むしろ私の考えは独り部屋暮らしができるいわゆる集団入居型老人ホームの入所。

それなら住吉神社近くに格安のホ-ムがある、とかーさんはいう。

ネット調べであるが、室内環境がえーし、リハビリ運動室もあるからうってつけだ、という。

前提はおふくろ自身が4階階段はもう無理や、自宅に籠るという条件。

食事は配達介護弁当を考えるが、弁当ははなから嫌い。

ならば、自炊できるかといえばそうでない。

1食だけ作って食べることができるなら弁当も、と思っていたがかーさんは却下した。

ならば老人ホームの選択肢であるが、定住は嫌や、というおふくろ。

ならば、わが家にずっと仮住まいするんか。

ご互いが神経をつかわにゃならんから精神的に負担。

長引けば、長引くほどに蓄積する不満、鬱憤に爆発という結果は、もう目に見えている。

リハビリテーション計画にあった3カ月目標。

「両足の浮腫み軽減。自宅内で伝い歩きがスムーズにできるよう足腰の力をつける」を向こう3カ月間目標とし、長期目標に「階段昇降ができるようになり、大阪に帰ることが現実味を帯びてくるようになる」を素直に読めば3カ月間が最大条件と思っていたが、そうでもない表現、である。

長期になればなるほど落としどころを失念する。

晩食後に見ていたテレビに簡単スマホの宣伝から、どうやと声をかけたらやってみたいと、いう。

そう、切り替えた方がいい。

現在はガラケーの長時間電話に一回が600円、800円なんてザラ。

スマホなら固定額。

かーさんのスマホならLINEどうしに無料。

他でも無料に、月多くて4000円。

少ないときは3000円で済むが、おふくろの現状では月15000円も・・。

料金明細をみてわかったこと。

屋外に出る機会が少なくなれば、話し相手を求めて電話するとなればガラケーではいずれ金額破綻。

ならば今からでも遅くないからとスマホを奨めたら、ようやらん、と返答しよった。

12日。

炊事場に難なく、安心して移動できるよう、インターフォン下にも、垂直に据える手すりを付けよか、と聞いたらそうしてというから、早速買いに行った。

ほぼ日課のトレーニングルームに行く前に立ち寄ったDCMダイキ。

手すり購入に980円。780円の滑り止めテープも買ってきた。

午後7時の帰宅後、直ちに設置。



おふくろに炊事場への往復動作の確認してもらったら、手すり、置き台・食卓テーブルなど、手を添えてスムーズな移動。

蛇口を捻って水道の水で手洗い。

手ぬぐいも難なく使い、リビングに戻っていった。

もう一度移動する、と自ら口にした移動に、えらく気に入ってくれた。



おふくろからみれば姪っ子のきみちゃんが贈ってくれた南加納の無花果。

熟してから食べよう、と冷蔵庫に保管していた無花果は、この日が出番。





皮剥きも、ラクラクだけど包丁を入れて皮剥ぎ。

食べるかい、とおふくろに伝えたらぱくぱく食べていた。

19日。

退院後、初の内科診察に出かけたT病院院内科診察。

特に問題もなく・・・

映像は、もらいもののゴーヤを味わいたく、玉子でとじてくれた。

玉ねぎにベーコンも入れて炒めたゴーヤチャンプルー。



豚は口にしないおふくろはベーコン抜き。

それでも旨い、といったゴーヤは家でもよくプランター栽培をしていたが・・・

23日。令和3年分の公的年金等の受給者の扶養親族等申告書。

おふくろの確認を得て代理記入。

投函しとくで、と伝えたら、そうして・・・

28日。

今日の送迎ドライバー兼ケアワーカーは、玄関から車移動まで、おふくろの両手を支えることのない、右杖、左腕を抱えての移動だった。

また、乗車した際のシートベルトは、肩からのたすきかけでなく、腹周りにしたので、思わず声をかけた。

すうする、と「みなさんが痛いとか、苦しいとか訴えるのでそうしている」と・・・

そのやり方は道路交通法からも不自然、というか誤り。

かつて患者さんを送迎する仕事に就いていた私からみれば、危険放棄。

万が一、急停車ブレーキを踏むことがあれば、全員が前につんのめる。

危険性をはらんでいるでしょ。

施設事務所から、そうしてくださいと指導があるなら、それは問題である。

安全に患者さんをお届けするのが使命の送迎ドライバー。

患者の身の安全を無視しているようなものでは、と伝えた・・・

それから数時間後。

戻りの送りは、ちゃんと肩たすきにして届けてくれた。

おふくろは肩が痛い、と訴えたが、かーさんがちゃんと説明したら納得していた。

午後10時、早い日なら9時半にはトイレも済ませて洗顔に歯磨きをするおふくろ。

それからベッドに腰かけて足を出し、右足、左足交互とか角度をつけて足を伸ばす運動をしている。

そのうち疲れたのか横になったらすぐに寝付くのが11時15分前。

両足とも腫れているから通所施設のリハビリ療法士に訴えた。

そうしたら湿布薬を貼って、という。

湿布薬は、大きい。

小さくするのに、鋏を取って、と云われて手渡すが、その腫れは痛みでもなんでもない。

心臓系の血液循環が高齢のために弱くなり、末端の足までの動きが悪くなり、血液が末端に溜まる浮腫み。

布団をかぶって寝た翌朝は、どうなん、と聞けばマシになっていると、いう。

そりゃ、そうでしょうよ。

一日中椅子に座ったままなら浮腫みでるのは当たり前。

だから座椅子に座りながら、足を上にできるような道具をかーさんが作ってくれたでしょ。

足乗せ台にそうしておいたらむちゃマシになったやろ。

血液が末端にいかないよう、足は心臓より上に揚げる。

ベッドで横になり、足もとに枕を入れて高さをとるべし。

心不全に陥ったとき、入院先の医師、看護師からさんざんいわれてそうしてきた。

それでも心拍数が低いから水も溜まりやすいからと利尿剤も飲んでいる私。

だからじゃないが、足をぶらん、ぶらんと上げたり下げたりでは浮腫みはとれない。

ぶらんぷらんじゃなくて、せめて30分は足を台に乗せておけば、浮腫みもとれるが、それをベッド腰掛でしたら椅子の場合と同じように腰痛になる。

私のいう通りにしない、と・・伝えた私は、2階の寝室に移動した。

29日は、2回目通院のF歯科医院行き。



歯の掃除に、勢いのある水素水使用。

それが痛かった。
ごほごほ咳き込む、と訴えたら、軽めにしてくれた。

だから、全部は掃除しきれなかったそうだ。

期間をあまり空けずの来院要求に、次回は11月10日に設定された。

30日は、大阪・住吉の介護老人ホーム見学。

併せて、自治会の草刈り代の支払いもある。



住居の玄関ポストにされていた重要国勢調査のお願い書類を確認し、回収した。

それから出かけた介護付き有料老人ホーム「アグナス住吉公園

場所と外観くらいは、確認しておきたい。



そう思って、車を停めたホームの駐車場。

確認だけのつもりに、施設の資料をもらおう、と声をかけたら・・・

お時間があれば、応対する、と云ってくださった。

担当の副施設長・社会福祉士・主任ケアマネージャーさんが、今なら見学・面談も応対しますが、の声に見学することにした。

館内および入所室内に入浴室、洗濯室。

また、看護師・介護士などのコーナーも拝見した。

応対は、玄関面会コーナー。

費用なども含めて、簡単な説明を受けた

現在、コロナ対策状況にもよるが、できれば入室希望を申し出ておられるなら、本日伺ったアンケートシートに、私の名前とおふくろの名前。

私の自宅・携帯電話番号を記入し、お渡しした。

見学した印象。現在もおそらくこれからも、コロナ禍状況であっても、なかっても入所したら一切、面会はできないだろう、と思った。

大阪のコロナ禍状況では安心、安全を保つため、施設はどこともそうしているようだ。

(R2. 9. 1、 9、10、13、19、30 SB805SH撮影)