小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市西酒匂、国道1号沿い酒匂橋左岸側の旧ドライブイン跡地に開発事業計画の概要の看板が立っているのに気が付いた。ここは、もともと老舗食品メーカーがドライブインを経営していた。それが業態を変えパチンコ店とスーパー銭湯になり、リーマンショック前に不動産業者に売却。しかし、業者が破綻して不動産開発も頓挫、しばらくは建物も解体されずに放置されていたが一昨年暮れに解体が始まり更地になっていた。下菊川と鬼柳排水路に挟まれた三角形の用地。老舗食品メーカーのホームページによると国内のドライブインの先駆けだったとのこと。しかし、沿革などの記載が無かったため航空写真画像情報所在・検索システムで各年代の航空写真を調べたところ1961年にはドライブインらしき建物が映っていたので、おそらく1950年代の半ばごろに建てられたようである。気になる今後の開発事業予定は現地の看板によると予定建築物の用途は店舗(スーパーマーケット)で1階建てとの表示。着手予定や完成予定は記されていなかった。事業主は、鴨宮南口ちかくにあるスーパーの東京本社になっていた。

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