小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市浜町から山王川を渡り東町までの間は、漁師町の風情の残る家並や細い路地が多くあり散策によく出かける。そんな散策の途中によく立ち寄るのが、国道1号から1本山側の道路沿いにある中華料理店の心楼だ。抹香町の路地をブラブラ歩き、永昌院の裏手の路地から公民館の横を曲がるとお店の前に出る。心楼の店主は、昔、錦通りの冠峰楼で料理人をしていたそうで店の閉店を機にこの場所で独立したとの事。冠峰楼のレシピに近いメニューにもいくつかある。心楼で必ず頼むのがこの餃子。揚げ餃子と焼き餃子の中間のような食感で焼き目はパリパリしていて美味い。餃子の皮が黄色っぽいのは大豆が練りこんであるからと聞いた。心楼で良く食べるのがこの焼きそば。蒸し麺を中華鍋で焼き、その麺の上に熱々の餡がたっぷりかかっている。聞けばこの焼きそばは冠峰楼のレシピと同じに作っており40年以上の歴史を受け継いでるとのこと。具に砂肝が使われているのも独特な味わいで美味い。月曜日定休。

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