週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

"With コロナ"の戦略 と "After コロナ"の戦略

2022年02月12日 | アルビレックス新潟

北京五輪で村上市出身の平野歩夢選手が、冬季五輪で県勢初の金メダルを獲得しました。いやぁ~素晴らしい演技でしたね。ボクはスノーボードのことはよくわからないけど、よくもまぁあんなに高くそしてクルクルと回れるもんだと感動してしまいました。これでソチから「銀→銀→金」と3大会連続のメダル獲得です。しかもまだ23歳。「村上が生んだ世界の平野」の時代はまだまだ続きますね。素晴らしい!同じ村上出身、至恩も続け!

試合後の弟・海祝選手のインタビューもヨカッタですね。「兄ちゃん」という呼び方にホッコリしました。これで女子スノボHPの冨田せな選手(妙高市出身)とともに、男女で県勢のメダル獲得です。これも嬉しいなぁ。冨田選手の銅メダル獲得のニュースでは、必ず「チームアルビレックス新潟所属」って紹介もつきますからね。日本中の人が、「おっ?新潟のアルビはサッカーだけじゃないのか?」「サッカーのアルビはどうなんだ?」って関心をもってくれているかもです。

そのサッカーのアルビは、無事に高知キャンプを終えて新潟に戻ってきたようです。クラスターが発生して一時はどうなることかと心配しましたが、選手の映像やコメント記事などを見る限りでは、充実したキャンプだったようですね。「昨年までの(アルベルト時代の)キャンプよりきつかった」とか「1度として同じメニューの練習がなかった」など、松橋監督流の特色あるキャンプが展開されたようです。開幕の仙台戦までいよいよあと1週間です。今年はどんなプレーを見せてもらえるのか、楽しみですなぁ。

さて、今ボクらの生活がいろいろなところで制約を受けている「コロナ問題」について、ちょっとボクなりの考えを以下に述べたいと思います。アルビとは直接関係のない内容(少し関係はあるけど)なので、興味のない方は読み飛ばしてください。


アルビレックス新潟に限らずさまざまな業界において、コロナ禍の今とまだまだコロナが続きそうな今後しばらくの間の「"With コロナ"の戦略」というのは、現在進行形でみんなが知恵を絞っている問題です。

夜が主戦場の飲食業界が昼のお弁当やテイクアウトに舵を切って凌いでいたり、サッカー界で言うなら感染対策を徹底して「安全・安心なスタジアム」をアピールしたり、声を出して応援できない状況下でもサポーターに満足感を与える工夫をしたりなど、どの業界も知恵を絞って「With コロナ」の世の中でどう生き残るかを模索しています。

パートナー企業獲得に積極的に取り組んだり、新企画のグッズを次々と提案するアルビレックスは、「With コロナ」の状況下でその成果をしっかり数字で出していますよね。コロナ禍での観客動員数Jリーグ1位など、本当に素晴らしい結果だと思います。

だけどボクは、各業界が本当に大変になるのは今ではなく、コロナが収束した後の「After コロナ」の時だと思っています。今回の世界的なコロナ騒動で、人々の生き方は大きく変わらざるを得なくなりました。でも、変わったのは生き方だけではありません。われわれの考え方や価値観も大きく変わりました。

コロナ禍でボクらの周りでは、いろいろなことが中止になったり、規模縮小などの制約を受けたりしました。仕事の仕方も変わりました。生活スタイルも変わりました。「あ~つまんねえなぁ…」と思う一方で、「へぇ~こういう生き方もできるんだ」「こういう仕事の仕方もあるんだ」「今まで当たり前だと思ってやってきたこれって、なくても全然OKじゃん?」そんな思いをしている人は、ボクだけではなく本当にたくさんいると思うのですよ。

だから「After コロナ」のボクらの生活は、「Before コロナ」の状態には絶対に戻りません。だって1度「こっちの方が便利じゃん」「なくてもいいじゃん」と思っちゃったものが、元に戻るわけはないのですよ。

具体的な例を挙げるなら、コロナ禍で構築された「葬儀は家族葬が中心」という葬祭に関する生活様式は、コロナ後も間違いなく続くでしょうね。あくまで庶民感覚での話ですけど。だってボクは数十年間ずっと思っていましたもの。「なんで1度も会ったことのない"上司の母親"の葬儀に、香典をもってボクは参列するんだろう?」ってね。

他にも、それぞれの職場やさまざまな組織で行われていた、全員参加の忘年会、送別会、歓迎会、退職を祝う会など、飲酒を伴う懇親会はおそらくかなりが淘汰されるでしょうね。だって「しなくても全然大丈夫」って、ボクらは「With コロナ」の期間で学習しましたもの。今後は「飲みたい人だけが集まって飲む」って感じになるんじゃないかな?

だから、ボクは思うのです。今こそ来たるべき「After コロナ」の時に向けて、それぞれの業界、それぞれの立場で戦略を練るべき時だと。「コロナが治まればまた元に戻る」ってじっと耐えてひたすら待っていても(いくらかの補助金をもらったりしてさ)、元には戻らないことが間違いなく少なからずあるのです。「With コロナ」をやっと凌ぎきったとしても、「After コロナ」で潰れてしまうケースが出てきますよ。

でも逆に考えれば、それはビッグなビジネスチャンスでもあるわけです。それを見据えてその時のために、知恵を絞って新しい生き方や価値観に合わせた事業の戦略を練ったり、新しいスキルを身に付けたり、新規事業への挑戦を模索したりなど、今は牙を磨く時なのではないかと思うのです。

おそらくアルビレックスの場合には、「After コロナ」と「J1昇格」が重なり、さらに大きなチャンスが訪れるとボクは思っています。うふふ。

コメント (2)
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