清運寺だより

ようこそいらっしゃいました。甲府市にある日蓮宗寺院の住職のブログです。日々の出来事、感想、行事などをご紹介します。

8月も今日で終わり。

2008-08-31 21:01:15 | Weblog

今日で8月も終わりです。

朝晩だいぶ涼しくなってきました。

お盆に施餓鬼と忙しくしていましたから、あっという間の1か月でした。

例年なら、今日あたり、八ヶ岳方面に出かけて、束の間の夏休みを過ごしていたのですが、空模様が怪しく、いつ大雨が降るか分からない状態なので、結局8月の夏休みはなしになってしまいました。

 そこで、午前中の晴れ間を見計らって、畑仕事です。

 本来ならもう秋冬野菜の種まきをする時期なのですが、このところ雨の降る日が多かったため、作業がだいぶ遅れてしまっています。

 湿度が高く、不快指数も高くなっているので、それほど暑くないのに、汗だくです。

猫たちも風通しのよい場所を選んで、お昼寝です。

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自家製メロンをいただきました。

2008-08-30 18:43:06 | Weblog

鳥取に住む友人から、メロンをいただきました。

その方は、もともとは関東の出身ですが、鳥取に移住し農業をしているのです。

以前はメロンとトマトを作っていたのですが、最近はメロンとパプリカを作っているそうです。

農業とは全く関係のない仕事からの転職ですから、最初は大変苦労されたのではないかと思います。

毎年この時期になると、近況報告の手紙を添えて、自家製のメロンを送ってくださるのです。

 山梨でも、イノシシやサルによる農作物の被害が深刻化していますが、鳥取でもイノシシの被害が増えてきているそうです。

 今年はお盆過ぎには良い天候に恵まれたものの、夜の気温が例年より高かったため、糖度ののりがいまひとつかもしれないとのことですが、大切に育てられたメロンです、ありがたく食させていただきたいと思います。

そういえば、先日、寺院無尽の際に、七面山に登った方に、大きな蛭に刺されたという話を聞きました。

 最近、身延方面の方に蛭の被害についてお聞きすることが多くなりました。

 地球温暖化のせいか、蛭の生息地が広がっているそうです。

携帯電話で撮影した蛭の写真を見せてもらいましたが、太いミミズほどの長さで、ずいぶんと色彩豊かな姿でした。

 実際に蛭を見たことがなく、ナメクジのような大きさで、地味な色合いを想像していましたが、まったく違った姿に驚かされました。

 できれば、蛭に血を吸われたくはないですね。

 そのためには、蛭のいそうなところに近づかないのが得策かも知れません。

身延方面に行くときには、気をつけることにしましょう。

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日テレの方から、取材依頼。「日本史サスペンス劇場」

2008-08-29 16:54:17 | Weblog

昨日、日テレの方から取材依頼がありました。

「日本史サスペンス劇場」の制作会社からのFAXです。

なんでも、日本テレビで放送している「日本史サスペンス劇場」にて、『坂本龍馬を愛した女達』と題した、時代劇を制作するのだそうです。

その中で、千葉さな子さんの墓の写真を使いたいということです。

 これまでも、雑誌や、本、映画などの取材の方が見えたり、今回のように写真を送ってほしいという依頼が時々ありました。

しかし、そのうち本当に使われるのは三分の一か、四分の一くらいでしょうか。

今回はどっちになるのでしょう。

 とりあえず、写真をお送りすることにしましょう。

知り合いにも、テレビの取材で一日付き合わされた挙句、一カットも使われなかったという方もいましたから、それに比べれば、労力はほとんどかかっていないので、楽といえば楽ですが。

放送予定は10月22日(水)19時53分~20時34分の予定だそうです。

どんな内容になるのかは、見てのお楽しみといったところでしょうか。

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蓮の花もそろそろ最後です。

2008-08-28 16:37:52 | 蓮の栽培

境内の鉢植えに咲いた蓮、そろそろ最後になりそうです。

施餓鬼法要の日にも、きれいに咲いてくれていました。

通常は花が咲いてから4日ほど、咲き続けるはずですが、なぜか早いものは2日ほどで散ってしまうこともありました。

 

 4月に蓮のレンコンを植えてから、肥料障害を起こしたり、いただいた蓮のうち、1種類を枯らしてしまったり、いろいろなことがありました。

 蓮の栽培をおこなうようになってから、6年ほど経ちますが、まだまだ栽培の極意は極められないままです。

今年の失敗としては、元肥のやりすぎが考えられますので、来年は少し、肥料を控えてみようと思います。

 

しかし、境内を通りかかる人、施餓鬼法要や、お盆にお参りにいらっしゃった方など、みな口ぐちにきれいだとほめてくださったので、まあ何とか今年も成功のうちに入るのかなとも思ったりします。

 

 お寺の仲間の中でも、うちでも蓮を育ててみようと思われる方が増えてきています。

来年あたり、ちょっとした蓮ブームになるかも知れません。

日蓮宗で、読まれるお経は「妙法蓮華経」です。

そのお経の題名になっている蓮の花、もっとたくさんの日蓮宗寺院で栽培されるようになってもいいのではないでしょうか。

 

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落語会「菩提亭おこのみ寄席」の打ちあわせ

2008-08-26 20:46:25 | Weblog

今日は、近隣寺院7ヶ寺で構成されている甲府城北史蹟めぐり実行委員会が10月18日(土)に行うイベントの打ちあわせです。

今年の演目は落語で、清運寺本堂を会場として行います。

 出演は甲府落語会のメンバーの方々です。

公演は二部構成で、第一部は、落語と手品、休憩を挟み、第二部は落語、大道芸、最後に大喜利を行います。

落語会を開くにあたっては、ただ、落語会というのではなく、何かタイトルがあったほうが良いのでは、ということで、菩提寺の菩提をとって菩提亭、落語あり、手品ありと盛りだくさんの寄席形式で行いますので、おこのみ寄席とさせていただきました。

どんなお話が聞けるのか、今から楽しみです。

今日の打ち合わせでは、募集チラシの原稿チェックや、会場設営に必要なもののチェックなどを行いました。

この落語会の募集は9月中旬をめどに行います。

募集人数は50人程度、参加費は500円です。

申込先は清運寺、主催7ヶ寺の檀家の方は菩提寺にお申し込みいただきます。

詳細が決まりましたら、また、お知らせします。

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ブーゲンビリアの花は。

2008-08-25 20:21:32 | Weblog

7月から咲き続けているブーゲンビリア、今も次々に咲き続けています。

花に近寄ってよく見ると、ショッキングピンクの花の中に白い小さな花が。

 ということは、今まで花だと思っていたショッキングピンクの部分は花ではなかったのですね。

どうやら、ショッキングピンクの部分はポインセチアの赤い色の部分である苞と同じ物のようです。

実際の花は小さな白い花です。

一つの苞に3つの小さな花が咲きます。

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樒(しきび)と榊(さかき)

2008-08-24 19:13:33 | 道具

        <樒(しきび)の枝>

施餓鬼法要で使われる樒(しきび)はもくれん科の植物です。

木全体に毒があり、昔は、動物に荒らされないようにお墓にたてられることもあったようです。

 そんなことから、お寺で使われるようになったのでしょう。

いまでも、花と同じようにお墓にお供えすることもあるようです。

(清運寺ではお墓に樒(しきび)を供える人はありませんが)

 

それに対して、榊(さかき)はツバキ科の植物で、神道で使われるものです。

葉はつばきと同様肉厚でつやがあり、ツバキよりも少し大きく、縦長の葉っぱです。

神棚にお供えしたり、結婚式や葬儀の時にお供えするという使い方をされていますね。

使われ方は似ていますが、まったく違う植物です。

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施餓鬼シーズンもやっと終わり。

2008-08-24 18:25:07 | 行事

今日で今年の施餓鬼は全部終了しました。

午前中は近隣寺院(同じ日蓮宗)、午後は親戚寺院(他宗)の施餓鬼法要がありました。

午前中は土砂降りの雨で、車から降りるだけでもびしょぬれになってしまいました。

施餓鬼が終わった後、檀家の方々は、施餓鬼塔婆を墓地に立てに行くのですが、みなさん大変だったのではないでしょうか。

午後も2時頃まで雨が降っていて、この寺院の檀家さんもこの雨の中お墓まで傘をさしながら塔婆を立てに行くことができるのだろうと心配しましたが、法要終了迄に雨も上がりましたので、ひと安心です。

 他宗の寺院の施餓鬼も出るのかと疑問に思われるかも知れませんが、もちろん法要自体に出るわけではなく、受付のお手伝いです。

宗派が違っても、施餓鬼のやり方はだいたい同じなので、一般の方がお手伝いするよりもスムーズに対応できるのです。

これでやっと一息つけそうです。 いやー疲れました。

<受付所から見える中庭>

<この木なんの木。午後にお手伝いしたお寺の墓地の中にある大きなさるすべりの木。後ろはブドウ畑、お墓は山の斜面にありますから、雨が降ると大変です。>

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清運寺の施餓鬼法要

2008-08-23 22:31:25 | 行事

今日は清運寺の施餓鬼法要です。

施餓鬼とは、餓鬼界に落ちて苦しんでいる一切の衆生に食べ物を施して供養する法要です。

朝から時々小雨が降り、涼しくて暑さに悩まされることのない施餓鬼になりました。

この施餓鬼法要にはいろいろな物を使うのですが、清運寺では、境内で竹、しきび、蓮などを栽培しています。

これらのものはなかなか手に入りにくいので、境内にあると新鮮なものが使えて非常に便利なのです。

特に竹や蓮の葉は切り取ってから時間がたつと、葉が丸まってしまい恰好が悪くなってしまうので、使う直前に切り取らなくてはなりません。

また、法要は近隣寺院のご住職方にもご出仕いただき盛大に行います。

法要の中ほどでは、出席された方々にも、祭壇(ご宝前)に出て、旗を立て、しきびの枝で灑水(水にしきびの枝を浸して旗にかける)をし、最後に焼香をしていただきます。

<施餓鬼法要が終わった後。写真ではよく見えませんが、五色の旗は竹の枝に結び付けられています。>

<中央にご飯を固めた土台に施餓鬼旗を立てます。右下の入れ物には蓮の葉に少量の水を乗せ、懐紙と水引で巻いたしきびの枝を置きます。左下は入れ物に蓮の葉を敷き、さいの目に切ったナスとお米を入れます。ナスやお供えの野菜(冬瓜、みょうがなど)も自家栽培したものです。>

18日から始まった施餓鬼も明日の寺院で最後です。

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本堂耐震工事

2008-08-21 16:07:31 | 

 

 <盛大に行われる施餓鬼法要、本堂に入りきれない方のために本堂前にテントが建てられています。別のテントではかき氷もふるまわれています。>

 

今日もまた、近隣寺院で施餓鬼です。

今日のお寺の本堂は古い木造建築で、当然のことながら、屋根は瓦です。

しかし、昔の木造建築は耐震性に乏しく、さらに、屋根瓦の重さもかかるので、補強工事が必要なお寺も多いようです。

 

 最近このお寺でも耐震工事をされたと聞いていたのですが、ずいぶんとリニューアルされていました。

 まず、外壁に筋交いを入れ、壁に格子の木枠がはめられていました。どちらも強度を増すためなのでしょう。

 

本堂の床、下陣と呼ばれる一般の方が入るスペースは、畳からフローリングに変えられています。

 このところ、座布団で正坐することができない方が増えているので、椅子を用意しているお寺も多くなってきています。

このお寺でも、通常の法事では椅子を使っているということなので、あえて畳にすることはないので、フローリングに変えたのでしょう。

 

さらに、本堂内の壁も塗り替えられ、天井には冷暖房の装置がはめ込まれています。

さすがにここ数年暑さが尋常ではないので、クーラーが取り付けられたのでしょう。

 

これで共同で施餓鬼を行っているお寺7軒のうち、本堂にクーラーが取り付けられていないのは、清運寺を含めて2軒しかなくなりました。

清運寺で、今まで導入できなかったのは、電気代や機器の購入費などかなり高額な費用がかかるためだったのですが、なんとか工面しなければならないようですね。

 

知り合いの他宗派のご住職ともその話をしたことがあるのですが、その宗派では本堂は修行の場なのでクーラーを入れるのは邪道であるとい考え方が一般的だとおっしゃっていました。

しかし、クーラーを入れたお寺の方々にお聞きすると、修行をするのは僧侶で、一般の方にまでそれを強いるのはどうかと思うという意見も多く聞かれました。

 

 たかがクーラー、されどクーラー、いろいろな考え方があるようです。

でも、白衣の上に衣を着て、その上に袈裟を掛け、頭には角もうすなどのかぶりものをつけての法要はまさに我慢大会、法要をしている本人が一番暑いんですよね。

これをどう考えるのかも、クーラーを導入するひとつの動機となっているのかもしれません。

 

このように、お寺の外観は見た目あまり変わりませんが、確実にいろいろな面で、(進化か退化かは、後の世の人が評価することですが、)変化し続けているのです。

 

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