清運寺だより

ようこそいらっしゃいました。甲府市にある日蓮宗寺院の住職のブログです。日々の出来事、感想、行事などをご紹介します。

うちの子になりました。

2013-02-22 16:13:37 | Weblog

<最年長のボス、空さんのそばにいると安心するチビ>

昨年秋から頼まれて保護していた仔猫、元気なのですが耳の皮膚病がなかなか治らず、すでに仔猫ではなく中猫状態。皮膚病が治らない限り譲渡会には出せないので、知り合いのお宅にトライアルに出したり、個人的に引き取り手を探していたのですが、ついに諦めてうちの子にすることになりました。皮膚病が治るころにには大人になってしまうでしょうから。

今日は2月22日、猫の日だからしょうがないかという感じでしょうか。なかなか猫の貰い手を探すのは難しいようです。

これからはお接待猫としてミミオくんの後継者となってくれるといいのですが。

名前は・・・いままでは仮の名でチビと呼んでいたのですが、なんという名前にしましょうか。

今までの例では空(くう)は色即是空からとった名ですが、いくらで食べられるバキュームの空(カラ)になってしまったし、ミミオくんはガリガリに痩せて耳と尻尾だけが目立っていたので耳と尻尾という意味のミミオにしたのに、いまでは丸丸太ってゴマフアザラシのよう。クマちゃんは近所の野良猫に負けない強い子になってほしいと名付けたのに超ビビりの臆病もの。

なので、このままチビにしてしまうと超巨大な猫になってしまうかもしれません。実際ものすごい食欲で2キロはゆうに超えています。もしかしたら3キロ越えているかもしれません。

 今は一番年齢の近いクマちゃんと毎日レスリングごっこに夢中です。

(電気カーペットの上でしかもフリースをかけてくつろぐくるみちゃん)

唯一の雌猫であるくるみちゃんは仔猫にまったく興味がなく、むしろそばに寄っただけで威嚇する始末。彼女は権力者(空さん)にすり寄るのは得意ですが子供は嫌いのようです。一年前までは野良猫でしたから、そうやって生き延びてきたのでしょう。

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勢ぞろい五人衆

2013-02-09 20:10:24 | Weblog

玄関に集まる五人衆、なかなか見られないレアショットです。

寒いのでなかなか外に出してもらえないので扉が開くのを待っているんですね。

自動ドアではないし、勝手に開けて出られないようにカギがかかっているので待っていても無駄なんですけれどね。

そういえば、つい最近市川団十郎さんが亡くなりましたね。中村勘三郎さんに続き、団十郎さんもとなると四月に新装開場となる歌舞伎座の公演が気になります。

3月にル テアトル銀座で上演されるはずだった団十郎さん主演のオセローが公演中止になったあたりから厭な予感はしていたのですが。

歌舞伎座新開場のこけら落とし、四月の演目の中に弁天娘女男白波(べんてんむすめめおのしらなみ)があります。そこでは5人の盗賊が勢ぞろいし、弁天小僧の「知らざあいって聞かせやしょう」をかわきりに5人がそれぞれ七五調の名台詞を繰り広げるという見せ場があるんですが、本来ならそこにも団十郎さんの姿があったはず。そう思うと非常に残念です。

5月の「三人吉三巴白波(さんにんきちざともえのしらなみ」の和尚吉三も団十郎の当たり役なのに。

4,5,6月は開場記念興行ですから特別なキャストで特別な演目も多くキャスティングも大変です。

とくに6月は助六由縁江戸桜(すけろくゆかりえどざくら)の上演が予定されています。歌舞伎十八番のこの演目は市川家のお家芸、しかもこの助六については団十郎が助六を演じる場合、特別に河東節の御連中の出演があります。もし市川家以外の役者が助六を演じるとなるとこの構成も変わってしまうことでしょう。海老蔵が代役を務めるのかそれとも別の役者がやるのか、興行元の松竹も頭の痛いことでしょう。

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本当の天職とは?

2013-02-04 12:27:37 | Weblog

他宗のお坊さんの話だが、恐ろしく声の良い方がいる。たくさんのお坊さんがお経を唱える中でその方の声だけが際立って聞こえてくる。思わず誰の声、どこから聞こえてくるのと探したくなるほどだ。声がずば抜けて大きいとか特徴のある声というのではない。ともかく心地よい聞き惚れてしまう声としか言いようがない。

普通、たくさんのお坊さんでお経を唱えるときは音程は違えどもそれぞれの声で斉唱をしてそれなりにハーモニーを醸し出す。しかし、その方が入った場合、たとえて言うならば合唱団の中で一流のソリストの歌手が歌っている、バレエの群舞の中にプリンしパルが踊っている、素人の集団の中にプロが混じっている、それくらい飛びぬけて目立つ。

本人はごく普通にお経を唱えているだけなのに。お経の読み方がうまいとか、技巧的というのでなく、声そのものに魅力がある。

余計なお世話だが、なぜこの人が坊さんなのか?この声ならオペラ歌手になった方がその才能を生かせるのでは、お坊さんにしておくにはもったいない、声を生かすことが天職なのではないかなどと思いたくなってしまう。

また、別のお坊さんの話だが、普段の話をする際にその間の取り方、登場人物の演じ分け、しぐさなどまさに落語そのもの、こんなに話が面白いのに、本人は法話が大の苦手だそうだ。たしかにその方が法話をしているときはものすごく緊張して普段の話の面白さはない。苦手意識がそうさせるのだろうか。

落語家になったらすごい真打ち、平成の名落語家といわれるかも知れないのに。これも余計なおせっかいなのだが。

才能を生かすのが天職なのか、自分が信じるやりたい道を行くことが天職なのか。

人生いろいろですね。だからおもしろい?

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