清運寺だより

ようこそいらっしゃいました。甲府市にある日蓮宗寺院の住職のブログです。日々の出来事、感想、行事などをご紹介します。

ただのシエスタじゃなかった

2014-07-27 15:02:59 | Weblog

クーラーの効いた部屋でシエスタしていると思っていたちび太君、昨日脇腹がぷっくり腫れているのを発見。

誰かに咬まれたか引っ掻かれたかの傷が化膿して腫れてしまったようです。

傷が化膿し始めている痛さでクーラーの効いた部屋にいたんですね。

ただのシエスタではなかったということでしたか。

猫は分かりにくいし傷みやすい。

あわてて獣医さんに連れて行ったところ、まだ腫れはじめなので膿もそれほど吸い出せず、まだまだこれから腫れがひどくなるとのこと。

いったん化膿してしまうと、膿が出きってしまうまで腫れは収まらないようです。

しかし、膿が出きってしまうと化膿も止って治る方向に向かい、そのくらいの時期のほうが膿が吸い出しやすいのだそうです。

週明けにはまた獣医さんで膿を抜いてもらわなければなりません。

やれやれ。

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ただいまシエスタ中

2014-07-24 13:51:16 | Weblog

暑いので猫たちも昼間はお昼寝が日課です。

クーラーの効いた部屋でお昼寝のちび太君

人のこないところでひっそりとお休み中のくまちゃん

玄関ロビーでくつろぐ空さん、行き倒れじゃありません。

空さんは先週からぐったりして具合が悪そうなので獣医さんに連れて行ったところ、脱水と軽い熱中症で腎機能も低下しているとのこと。血行が悪いせいか手足も冷たく心配な状態でしたが治療と点滴のおかげで少し回復してきました。老齢なのでちょっとした変化が命取りになります。家で点滴治療も続けていますがちょっと元気になると暴れるので大変です。

人間でもこの時期熱中症対策が必要ですが猫は猫なりに本能で対処しているようです。

暑い時には猫たちのようにシエスタで体力温存が望ましいのですがなかなかそんなわけにはいきませんよね。

ちなみに紅一点のくるみさんは外出中、どこか木陰で休んでいることでしょう。

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清正公祭り

2014-07-23 16:09:46 | 行事

七月十九日の土曜日に清運寺で清正公祭りが行われました。

のぼりを立てて準備開始

午後からは女性陣によるおにぎり、お稲荷さん作りなどが始まります。

次々に出来上がるおにぎり

境内では屋台の準備 参道にはのぼりと提灯を飾って

たい焼き、焼きそば、ポップコーン、綿菓子等それぞれの持ち場で準備中

準備の合間に腹ごしらえ

受付と子供のお絵かきせんべいコーナー

5時から清正公吉祥祈祷会の始まり

子供も大人もお焼香して

一人ひとりご祈祷を受けます

ご祈祷が終わったら、屋台で一休み。テーブルにはおにぎり、おいなりさん、そうめんなどがセットされています。

今年は住職作のきゅうりの浅漬けと生トマトもあります。

途中から雨が降ってきたので、ビニールシートを張って雨しのぎ

かき氷と生ビールコーナー

たい焼き

綿菓子とポップコーンコーナー

焼きそばは大きな鉄板で

お目当ての食べ物の列に並んで受取ります。人気の焼きそばとたい焼きはいつも大行列。

それぞれ食べ物を受け取ったらテーブルでいただきます。

途中雨が降ってきましたが何とか無事に開催することができました。

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スパイダーにゃん

2014-07-17 13:49:44 | Weblog

<見にくいですが顔の周りに円を描いたような蜘蛛の巣がくっついています。>

<頭にかかる蜘蛛の巣>

どこに潜ってきたのかわかりませんが、チビ太くんは頭に蜘蛛の巣を付けて帰ってきました。

笑えます。

自分が蜘蛛の巣にかかってどうするスパイダーにゃん。

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今日ボタンちゃんが亡くなりました。

2014-07-16 20:54:25 | Weblog

 

当寺の番犬ボタンちゃんが早朝亡くなりました。

享年17歳と5か月でした。

2年前の夏に脳梗塞を自力で克服し、その後しばらくは元気だったのですがだんだんと老化が進み弱ってきました。

昨年の夏の暑さも今年の冬の寒さも乗り越えてきましたが、徐々に足腰・心臓が弱り自力でご飯を食べることができなくなりました。

自分で食べられなくなってからはシリンジで流動食を食べさせるなどして介護生活に入り、それでも4月ごろまでは近所へ散歩に行くことができたのですが、それもできなくなり4日ほど前から歩けなくなり1日中鳴き続けるようになりました。

そして昨日夕方から容体が急変し今朝がた亡くなったのです。

獣医さん曰く立派な大往生です、と。

元気なころはよい番犬として活躍してくれました。

ボタンちゃん本当にありがとう。

ボタンちゃんの亡骸は夕方移動火葬車に来てもらって境内で火葬にし動物供養塔に納骨しました。

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赤信号みんなで渡れば怖くない

2014-07-14 20:37:59 | Weblog

赤信号みんなで渡れば怖くないというギャグがありましたよね。

ギャグだけの世界かと思いきや現実にも同じようなことがあるんですね。

以前タクシーに乗っていた時、対向車線からいきなり車がこちらの車線に入って直進してきました。

あわててタクシーの運転手さんが注意すると、その運転手は「渋滞していたから」と言い訳。

自分の走っていた車線が渋滞しているのですいている反対車線に入って渋滞している車を追い越そうとしていたということでした。

一歩間違えると大事故、正面衝突につながる危険な行為、しかし運転手は悪びれることもない、年は60代か70代だろうか、十分に分別のある年齢だと思うのだが、あまりに情けない。

また、ある時は間違ったごみの出し方をしている人を注意したところ、「みんなやっているんだから何が悪いんだ」と逆切れする始末。もう長老といった年齢の方なのに。

恥ずかしいという感覚がないのだろうか。

なぜルールが守れないのか。なぜ自分勝手な行動がとれるのか。

今どきの若いものはというのは昔から若者に対する批判の言葉だが、その言葉はそっくりそのまま今どきの年寄りに当てはまるのかもしれない。

ワールドカップではスタジアムのごみ拾いをする日本人サポーターが賞賛され、日本の文化度の高さが評判になっていましたが、日本の日常生活ではどんどん文化度が下がっているようで残念です。

日本の文化は恥の文化と言われ、現在高齢者といわれる方々はその教育を受けてきた世代のはずなのに、いったいどうしてしまったんでしょう。

恥を恥とも思わない、相手の事を思いやる想像力もない、自分さえ良ければという自分勝手な生き方はあまりにも悲しすぎる。

自分の幸せは単独ではありえない、周りが幸せになって初めて成し遂げられるということに気が付いてほしいものです。

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富士山にソフトクリーム

2014-07-14 20:27:48 | Weblog

富士山にソフトクリームがかかったような雲、今日の夕方の光景です。

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スコ座り寝

2014-07-14 09:05:08 | Weblog

猫たちは暑さに敏感、暑いときには寝てやりすごします。

スコ寝からの

体勢ひねり

回転して

フィニッシュ

 

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東京はお盆ですね。

2014-07-13 18:40:10 | Weblog

今日から東京はお盆が始まります。

それぞれのお宅ではお墓にご先祖様をお迎えに行っていることでしょう。

私も東京の新盆のお宅に棚経に行ってきました。

新盆を迎えるたびに親しくしていた方が少なくなってしまうのはご家族だけでなく菩提寺としても寂しく思います。

しばらく故人の思い出などを語りながらご供養をさせていただきました。

14、15日は各家庭にお寺のほうが棚経に回りますから同業者を見かけることがあるのですがさすがに今日は会いませんでしたね。

昨日の蒸し暑さとは一転曇り空で過ごしやすいのが何よりでした。

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とかく諷経は難しい

2014-07-10 20:30:59 | 行事

もともと諷経(ふぎん)とは導師の声に合わせて一緒に声を出して読経することとされています。

そして地域によっては葬儀などの際、喪主の親戚などが自分の菩提寺などの僧侶を個人で頼んで葬儀に出仕してもらう諷経僧という制度もあります。その際その僧侶に対してのお布施は喪主ではなく頼んだ個人が出すということになっています。

しかし、通常私や私の周りで諷経といえば儀式をつかさどる僧侶としてではなく、列席者として儀式に参加する僧という意味で使われています。

たとえばある方の葬儀に菩提寺や菩提寺が依頼した役僧(導師と一緒に葬儀を司る僧たち)とは別に故人と懇意にしていた僧侶が列席者として出席した場合、導師に近い場所に諷経席という別の席を設けて座っていただくことがあります。それを諷経あるいは随喜と呼ぶのです。

随喜というのは法会に列席いただきともに経典を読誦し、焼香していただいたことに対し大変感激していますということを意味する言葉です。

諷経席に座る場合は一般席に座るあるいは焼香だけで帰る場合の略式な衣・袈裟ではなくそれ相応の正式な装束をすることがマナーとされています。

そして何をするかといえば、葬儀を司る菩提寺と同じ宗派ならばいっしょに読経し、別の宗派ならばお経が違うこともあるので一般列席者と同じように合掌して式に臨みます。

そして焼香の際には導師の次、喪主の前に焼香をしていただくこととなります。

諷経席に座るということは僧侶としてできる限りの心づかいで故人をお送りする、あるいは供養するということで、菩提寺の僧侶はともに読誦・焼香をしてくださってありがとうと敬意を表することとなります。

そして故人の家族・喪主にとっては一般列席者としてではなくわざわざ正装し心づくしの対応をしていただいてより故人の供養になったと喜ぶことになります。

(その僧侶が誰かの依頼ではなく列席者としてご自分のお気持ちでお越しいただいて諷経席に座る場合はお布施は必要ありません。)

しかし、最近はこの諷経席・随喜席ということの意味が分からなくなりそのありがたさがわからなくなってきています。

場合によってはうちの葬儀にほかの坊さんが乱入してきたと喪主さんが怒りだす場合もあります。

菩提寺としてはそのお心遣いをありがたく思うのですが、喪主さんが怒りだしたり諷経をお断りしてしまうのはせっかくのお心遣いを無にしてしまうようでとても残念に思います。

そんなこともありますので、私も特に懇意にしていた方の葬儀に焼香にいく場合気を使うことになります。

というのも場合によっては諷経席にお願いしますと案内されてしまうことがあるからなのです。

あらかじめ諷経席に座るつもりで正装の衣・袈裟を持参し、そして相手方もそれを望まれている場合なら問題ないのですがそうとは限らないですし、案内されても略式の衣・袈裟ではかえって失礼になってしまうと思うので。

また、諷経僧という制度を知っている方にとってはこのお坊さんはお布施がほしいのかしらとあらぬ誤解を受けてしまうことにもなりかねませんし。

なかなか難しいところです。

そのほかに難しいことといえば、自分が導師を勤めているときに諷経席にとてもえらい?位の高い?僧侶の方が座られるとき、とても緊張してやりにくいということはあります。また、作法、所作、声明に詳しい方だと全てにおいてチェックされているような気がして(妄想ですが)相当なプレッシャーがかかってしまうことがありますね。

あと、諷経席の僧侶の衣装(衣帯)が導師より豪華で目立っているときというのもあります。主役がかすんでしまいますから。

まだあるとすれば、諷経席に座った時の作法がわからなくて恥をかいてしまうとき。時々そういう方もいらっしゃいます。

まあ難しいことはさておいて、もし、お知り合いの僧侶の方が葬儀の諷経席に座ってくださるということになったぜひ断らずにいていただきたい。

一番大切なのはいかに故人を皆で心をこめて送って差し上げるかということが大切なのですから。

 

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