フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

アボ

2007-06-21 19:37:07 | Weblog
アボが具合が悪い。癌ということだ。転移して、外からでもわかる位腫れている。右半分が、駄目だ。熱があるらしくハーハーと苦しそうな息をする。それでも散歩には、行こうとするけど足が痛いのか、あまり歩けない。動物の癌は進行が早いとは聞いていたけどこれだけ早いとは思わなかった。もう歳だから全身麻酔に耐えられんだろうから手術は見合わせよう。それに、手遅れだよ。と獣医は言った。このままほっとく以外ないのかな。それなら、食べれるうちに美味しいものと、楽に動けるように鎖も除けよう。床にすのこも敷いてなるべく暑さから逃れられるように工夫もした。どうして、こんな病気になったんだろう。いまさら嘆いてもしかたがないけど、動物の病気はつらいね。何にも言わず一人で耐えて、痛いところをなめて治そうとしている姿を見ると神に頼まざるをえない。愛するものが、弱っていく姿を見るのはつらいよね。でも、これも飼い主の責任だから、最後まで、面倒見るよ。フェンネル氏は、同時にガドの姿も思い浮かべてました。
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