フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

アボ2

2007-06-24 18:46:16 | Weblog
アボは、小康状態。食欲もあるし、ほんの少し庭を歩けるようになった。犬のもつ自然治癒力ってすごい。病気にならないようにしてあげないといけなかったと反省。パソコンを打っているとウルーが見にきて挨拶をする。アボは性格がいいから、元気なら、ウルーと一緒に暮らせたかもしれないね。猫って、自分にかまってくれるまで愛嬌を振るんだね。かまってあげて、あきたらプイといなくなる。この進退の潔さがすごいと言うか、身勝手と言うか、女性に喩えられるのがよく分かるような気がする。フランソワ-ズ ドルレアックかな「リオの男」に出演していた彼女をふと連想した。
アボの素敵なところは、甘えん坊で、人懐っこくて、それでいて、犬同士の喧嘩には、メチャ強かったことかな。体重は20キロ近くあってむやみに吼えず絶えず優しい眼差しで見つめてくれる。今でも、自分自身が、しんどくてたまらないのに優しく微笑んでくれる。
赤毛のアンで、アンとマシュウの会話、マシュウの死の前日だったっけ、アンが、申し込んだとおりの男の子だったらなぁとマシュウにいうくだりがあるでしょう。そしたら、畑仕事も手伝えてもっと楽させてあげれたのにと言うの。そしたら、マシュウが、”I'd rather have you than a dozen boys ,Anne."っていうんだよね。泣かせるセリフだよ。これと同じようなこと、アボの眼差しに見つけることができる。男は、皆マシュウだよって、うんうんとうなづいてる自分がいるとフェンネル氏は思いました。
コメント
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