フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

幻聴

2017-02-04 08:20:34 | Weblog

立春の朝のこと5時30分過ぎ去ったかな。寝床でラジオを聴いていると突然玄関からオレを呼ぶ声が聞こえた。タンちゃんの声だ。驚いて「はい」と大きな声で返事したが気配はない。確かに聞こえたんだが「幻聴か」と苦笑。年取ったもんだねと言い聞かせる。そう言えば、あれは3年前だったかな。山の仲間と立山連峰に行った時の写真が出てきて(山小屋の談話室でみんなでくつろいでるスナップだけど)それを見てたらその時の絵を描いてなかったことに気づいてこれを絵に描こうと紙を準備したんだけどこの時は6人いたのだが今は5人。そのことが冬の芽のように固く心に残って春になっても花開かない硬いままの芽だと思いながら寝たからかな。この幻聴は。それならなんで山の仲間でもないタンちゃんの声なんだろう?一度起きてラジオを聴きながら一瞬寝てしまって夢でも見たんだろうか。そこら辺が曖昧。タンちゃんが俺を呼ぶ声はこれまで何度か聞いたことがあるから立山の件とちょうどごちゃ混ぜになったのかな。これも「遥かなる山の呼び声」に違いない。

コメント
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