1582年3月に武田勝頼を滅ぼした織田信長がその3ヶ月後の6月に本能寺で討たれた。信長は予想だにしていなかった。この間からこのことが頭の隅に引っかかっている。桶狭間で今川義元を討った信長ならなおさらのこと自分の運命が絶頂の時に終わるってことを納得できなかっただろう。上手く伝えることができないからモヤモヤとした気分なんだけど信長の3ヶ月の思いを知りたかっただけのことだ。人生一寸先は闇って言うけれど信長は明日の夢と計画を思い描いていただろう。完全兵農分離、都市型経済、中央集権、政教分離、天皇制の廃止、能力主義、新兵器の開発、医療保険制、憲法制定、貨幣経済等々日本の根本を変える政治体制の確立をして、いわるゆ明治政府が戦国末期に出現したかのような騒ぎになるはずであった。そこに立ちはだかる保守勢力に信長は討たれて消える訳だが何のために明日を思い煩っていたのでしょうね。一寸先は闇と分かっていながら明日を思い煩うのはオレも同じですけどね。オレの場合は「きみまろ」じゃないけど頂上に登ってないのに下り坂ですからね。がんばれ中高年!ですからね。四月の展覧会の為に絵を描く明日ではあります。
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