物事を前倒しでやる場合、状況は明るいのか暗いのか? を、暇(ひま)に任せて考えてみよう。この暮れのクソ忙(いそが)しいときにっ!! 他にやることはないのかっ!! と怒られる方がいらっしゃるかも知れないが、病気療養中で暇なのだから、どうしようもない。無理をしないで養生しよう…と決めたからだ。体重も微減微増くらいで推移しているのは有難い…と神仏に感謝しながら、この文を書いて[keyを叩いて]いる訳である。
とある普通家庭である。会社の同僚が来訪して、居間でこの家の主人と話している。
「おいっ! 世間がコロコロ泣いてるときだから、来年のアレは前倒しでやっといた方がいいんじゃないかっ!?」
「いやいや、こういうときだからこそ、じっくりと腰を下ろして、後(あと)倒しでやった方がいいんだっ! 世間やマスコミの風潮に動じちゃダメだっ!! 来年、どうなるか分からんだろっ?」
「ああ、それもそうだなっ! ゴー トゥ トラベル じゃなく、ステイ ホーム ってことか…」
「ああ、辛(から)くなっ! 国は甘過ぎんだよっ!!」
「確かに…。見えんモノは甘く見ちゃいかんっ!」
「そういうこと…」
前倒しは明るい状況でやった方がよく、暗い世相では熟慮(じゅくりょ)が必要となるようだ。^^
完