多分、河川工学というものがあるはずです
流体力学は知っています
しかし、そんな難しいことは考えないでも当たり前と思うことはあります
川は大河川に小河川が流れ込み徐々に大きな流れになります
一般には自然にできた流れです
山には必ず谷があり、谷川は最後に主流に流れ込みます
もちろんこうした主流がいくつか集まり大河川になることもあります
地形が複雑であればあるほど沢山の支流ができます
これに対して平地の河川は少し違います
流れるべき窪みがないために河川は自由に流れます
堆積すればつぎの低みに水は自然と流れます
ところが人が水に介在するようになると様子は変わりました
自分に都合よく土手を築き、だんだん広がります
土手が低ければ氾濫します
さらに土手を高く築きます
人は必要に応じて川を作ります
運河は代表的なものです
放水路もあります
用水路もあります
こうして、無計画にというか必要に駆られ水路は拡がりました