後期高齢者の旅とひとりごと

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

いじめと自殺について思う

2015-07-18 13:08:37 | 日記
学校でのいじめが原因で自殺する子供が最近ふえているようだ。
自殺する子供の心の苦しみは大人たちに理解しがたいことがあり、
いつもことが起こってから対策云々で済ましているが、我々の子供の時代も
いじめがあったが、自殺する子供はいなかった。
根本的に幼児からの親の子育てに原因があるように思う。
子供は人として生まれてきて失敗を繰り返しながら学び、
その中から協調性や忍耐力など強い精神力をつけて成長して
行くと思う。
最近の親の過保護が子供から失敗から学ぶチャンスを奪っている
ように思う。
欲しいものはすぐ与える。兄弟や友達とのけんかはダメ
勉強しなさい~~~わからなければすぐ教える~~~
我が子が何かで失敗するとすぐおこるーーー
親の言うことをよく聞き、反抗もせず、素直な子が良い子
そんな子育てが精神力の弱い子供を育てているように思う。
大きくなっても親のスネをかじるニート達も親の過保護が
原因かもしれない。
可愛い子には旅をさせ 昔から日本には良い故事があるがインターネット
の発達でこの故事は色あせたか?
地球の裏側へ行っても今はスカイプで会話が出来る時代
不便な時代が懐かしい

夏越し祓い

2015-07-04 15:35:25 | まち歩き
6月30日梅雨の晴れ間のひととき大津市膳所(ぜぜ)の街を
散策する。
大津市は先の戦災にあわなかったため、格子戸のある古い建物も
残っており、軒先に咲く花が調和し良い風情である。
京阪膳所本町駅の近くに膳所神社があり、夜の夏越し祓いのための
茅の輪作りが行われていた。
そばにおられた宮司さんにお聞きしたところ茅の輪に使う草は
チガヤと言う草を使うとのこと。
夏越し祓いは6月の晦日(6月30日)におこなう行事で
年の半分が過ぎて厄払いをする行事である。
膳所神社は天智天皇が大津に遷都したときにできたらしい。
膳所をぜぜと読むのは珍しいが、当時この地が神撰物を献上する
御厨(みくりや)でいわゆる台所(膳部所)であったことから
膳所の名がついたらしい。
しかし、所をぜと読ますのは珍しく、奈良県の御所市と二箇所らしい。
道端に咲く淡い夕顔の花が源氏物語の光源氏の切ない恋に
はるかいにしえに頭をよぎる。
膳所は歴史ある町である。