後期高齢者の旅とひとりごと

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平等院へ

2009-04-21 21:13:33 | 旅行記

2009.4.11(土)今日は朝から

初夏のような陽気にさそわれて、夫婦で

宇治の世界遺産である平等院へ行く。

10時頃JR宇治駅に降り立つ

駅前には、さすがお茶どころ、大きな

茶壷の郵便ポストがお出迎え

駅前商店街に歩を進めると、ほどなく

古めかしい門構えの建物に

上林(かんばやし)記念館という看板

がかかっていたので中へ入って見ると、

昔のお茶作りの道具やお茶にまつわる

さまだまな資料が展示してあり、見学する。

ことにする。ここに住んでおられる14代目の

当主である上林氏の話によると

上林家は江戸時代に幕府のお茶師を

つとめられ、秀吉や利休などの茶人との

交流資料や茶器なども展示してあり、

江戸時代の茶壷道中駕籠やルソンの壺などが

ありお茶の歴史を感じる。

現存する立派な門は400年前に建てられた

とのこと、ドッシリとした風格のある

その門構えはお茶の歴史がしのばれる。

商店街をぬけると、宇治川に突き当り

宇治川にそって、平等院へと続く参道が

あり、美しく整備された石畳の歩道の

両側にはお茶屋さんやお菓子屋さん、

おみやげ屋さんなどが、軒を連ね

多くの観光客で賑わっていた。

丁度お昼時になったので、かねて

聞いていた竹林という京料理のお店が

参道の奥まった所にあり、その店に

入ると、着物を着たおしとやかな女性に

二階の座敷へ案内される。

部屋の窓からは宇治川べりに咲く桜の

ピンクとかえでのミドリが調和し

あたかも一幅の額のような景色を

かもしだしていて京都らしい

やすらぎを感じる。

二人ともお昼の定食 たちばな御膳を


ムクの木の又から竹生える

2009-04-05 10:15:36 | 写真

奈良公園をウオークしていると

大きな椋(ムク)の木の又から

竹が生えているのを発見する。

近くで椋の実拾いをしていたお年寄りと

小さな子供つれの人によると

椋の樹は樹齢がおよそ500年ぐらいで

近くにある竹藪から地下を伝い

椋の樹の中心部を貫き、5メートル程上の

木の又から生えてきたらしい。

竹の繁殖力には恐れ入る。

椋の枝には黄色い実をつけていた。

椋の実は黄色い皮をむくと、中には

黒い硬い実があり、子供のころは

その実でいろんな遊びをしたことを

思い出し、60年前の童心に帰る

ひと時であった。Dsc02594_2 Dsc02591_2 Dsc02595_2_2