塩野七生著 コンスタンチンノーブルの陥落 を読んで、1,000年余続いた東ローマ帝国(ビザンチン帝国)(西暦395~1453)(日本史では古墳時代~室町時代)が15紀オスマン帝国にコンスタンチンノーブル(今のイスタンプール)が占拠され滅亡したその歴史と遺跡が見たくなりイラクと国境が接していることもあり多少危険ではあったが、ビザと航空券がとれたので(翌年からビザは不要になった)歴史の舞台となったトルコへ向かう。<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=ocnblog06-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4101181039&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>http://astore.amazon.co.jp/ocnblog060c-22
帰国後宿泊したイスタンプールのホテルのそばでテロによる爆弾事故があったので各旅行社のツアーをとりやめたようだ。
2003.10.29
関西空港AM11.40~成田経由イスタンプール空港20.35着今日の最終目的地であるイズミール行きのフライト便が遅れてイスタンプール空港で3時間近くまたされてイズミールの
プリンセスサーマルホテルに入ったのが0時30分ごろになった。
長旅で疲れ入浴後ビールをのんで寝る
10.30
ホテルでブレークファースト後観光バスに搭乗、客は20人ぐらいであった。日本人ばかりで中年の夫婦が多かったが大阪から来たおとしよりの夫婦と仲良くなりこちらはひとりなので以後食事のときもご一緒させてもらった。ワインの好きなかたでこちらも好きであったので昼時も夕食時もよく飲んだ。トルコワインは安価でおいしい。
いよいよ東ロー マ時代の遺跡見学へ出発、途中イズミールのエーゲ海沿岸にあるコナック広場に下車、オスマン様式の装飾が施された時計台があることろで目の前にはエーゲ海が広がっていた。
その後紀元前281年に建国したというベルガモン王国の遺跡が残る町ベルガマへと向かう。小高い丘の上には街を見下ろすアクロポリスや古代の医療施設アスクレピオン、古代
夕 食はプリンセスサーマルホテルのレストランでトルコ料理のバイキングで乾杯
トルコ料理は世界三大食のひとつと言われるが本当においしかった。
夕食をともにしたおとしより夫婦(という私も70才)とおいしい料理とワインで楽しく語り合った。<frameset rows="80,*" border="0">
<frame src="INSERT_YOUR_PAGE_HERE" name="topFrame" frameborder="no" scrolling="no" noresize="noresize" />
<frame src="http://astore.amazon.co.jp/ocnblog060c-22" name="mainFrame" frameborder="no" />
</frameset>
10.31
朝からエーゲ海沿岸の世界最大級の都市国家遺跡であるエフェス遺跡を見学する。
ローマ帝国の支配下で栄えた街であり紀元前2世紀頃に作られたというヴァリウスの浴場(ハマム)跡や1400人収容できるオデオン(音楽堂)、石を敷き詰めたクレチア通り、神殿跡、大理石を敷き詰めた大理石通り,娼婦の館跡、セルスス図書館、公衆トイレなど数多くの遺跡がのこっていた。
公衆トイレについては2,000年もまえに水洗トイレがあったのには驚かされる
石に20センチぐらいの穴があけられて1メートル間隔でならべられ穴の下には水がながれるしくみである。穴の上にお尻を置いて用をたすようになっている。
特に24,000人の人が収容できたという大劇場跡は圧巻であった。
トルコ料理店でバイキングの昼食、トルコ料理は野菜もおおく日本人にはあうようだ。
食後今日の次の目的地バムッカレに向かう、途中サルジュクの街で革製品の店に
よりショッピングとファッションショーを見る。
この店は革製品製造販売店で主にフランスと日本に輸出しているとのこと、値段も日本の半額程度であったのでおみやげに皮ジャンをゲット。
バスにゆられて走っているとまもなく目の前に白い世界が広がってきた。
バムッカレ(綿の城という意味)である。まさしく白い綿を敷き詰めたような世界だ。
温泉水から炭酸カルシュームが沈殿して石灰棚を作っているとのこと。バスから下車して
石灰棚のなかへ入って見るとまさに温泉であった。
白い石灰棚を赤く染める夕日をみながら今日の宿泊するバムッカレリッチモンドサーマルホテルに入る。 風呂は温泉であった。
11月1日
今日はトルコの中央部アナトリア地方のコンヤへ向かう。かなりの長旅である。
コンヤは旋回舞踊で有名なメヴラーナ教の総本山のあった古都である。
先ずはメヴラーナ博物館を見学、創始者メヴラーナの霊廟やメヴラーナの棺、イスラム教の改組ムハマドのあごひげを入れた小箱などが展示されていた。
コンヤを後にバスに揺られること4時間カッパドキオアへ向かう。
途中シルクロードの拠点キャラバンサライ(隊商宿)に立ち寄る。荒涼たる大地を走るうち延々と広がる奇抜な形をした岩の数々、岩の洞窟群、大自然が織り成す奇抜な風景にその不思議さと神秘をかんじる風景だ。 夕刻バスの長旅につかれ今日の宿カッパドキアベリッシアホテルに入る。夕食にワインで乾杯、カッパドキア地方はワインの産地で世界ではじめてワインが飲まれたととのこと廉くておいっしかった。
11月2日
朝起きて朝食前にホテルの付近を散歩する。高台にあるのでカッパドキアの奇岩の連なる街が一望でき異様な景観である。
朝からカッパドキアの街を見学、シメジを思わせる三本のキノコ岩や駱駝岩など写真をとりながらその不思議な景観に感動する。
その奇岩の谷間にあるトルコ絨緞の店を見学する。又ターコイス(トルコ石)の店に立ち寄り
おみやげにターコイスのブローチを買う。
その後カッパドキアで最も高い位置にある村ウチヒサールからながめる素晴らしい景観を車窓にみながら地下都市カイマルクに着く。
地下8階の巨大な地下都市はキリスト教徒がアラブ人の迫害から逃れるため作られたらしい。内部には台所、食料庫、ワイナリー、教会などがあったらしい。
地下レストランで昼食後カイセリ空港へと向かう。空港への途中レストランに立ち寄り夕食をとる。
夕刻カイセリ空港よりイスタンプールへフライト、着後すぐヒルトンホテルに入るがチェックインする時の警備が厳しかった。おとなりがイラクであるのでうなずける。
11月3日
イスタンプールを代表する巨大モスク ブルー・モスクを見学、オスマン帝国14代のスルタン・アフメットが建てたスルタンの権力の象徴である。
6本のミナレットをもち壁とドームには2万1000枚の緑と青のタイルを用いているので
ビザンチン聖堂の大傑作アヤソフィアを見学、この大聖堂は長い間ギリシャ正教のの大聖堂であったが1,453年オスマントルコに征服されイスラム教のモスクへと変身した。
トプカプ宮殿を見学する。
トプは大砲、カプは門の意味を表しオスマン帝国の君主スルタンの居城でイスタンプールを一望しポスフォラス海峡を見下ろ小高い丘の上に立っている。
宮殿内は豪華絢爛で中国、日本、ヨーロッパの陶磁器、銀製品などが沢山展示されていた。特に宝物館に展示されていた大きな緑に輝くエメラルドをちりばめた黄金の短剣や
68カラットの巨大ダイヤモンド(世界一)の輝きには圧倒された。市内のレストランで昼食後ポスフォラス海峡のクルーズを楽しむ。海峡をはさんでアジア側とヨーロッパ側に分かれている。ポスフォラス海峡は世界で最も美しい海峡の一つである。アジア側にはモスクやトプカプ宮殿の建物、ヨーロッパ側にはドルマバフチェ宮殿やヨーロッパ風のビルや建物が見える。
アジア側とヨーロッパ側をむすぶガラタ大橋の上では多くの市民が釣を楽しんでいた。
クルーズを楽しんだあと船着場のすぐ前にあるグランドバザールへショッピングに行く。
非常に大きなバザールで約5,000軒の店が並んでいる。金銀製品、トルコ石やそれらのアク セサリー陶磁器、絨緞や、チャイ(紅茶)、ワイン、シシカバブなどのいろんな食料品を売っているがみな日本よりかなり安価である。
おみやげにナザール・ボンジュー(トルコでは魔よけのお守り)のアクセサリを数種類買う。夕方買い物を終えてガラタ大橋を渡りレストランへ向かう。
トルコ訪問最後の夜はトルコ名物ベリーダンスのショーを見ながら食事する。
ヒルトンホテルに泊まる。
11月4日
ホテルレストランで朝食後ヨーロッパ側のポスポラス海峡岸辺にあるドルマバフチェ宮殿の見学に出かける。トルコ・ルネッサンス様式の豪華絢爛たる白亜の殿堂である。
宮殿内には豪華な装飾品、家具、食器類、などの生活用品、が展示され、階段の広場には豪華な2.5トンのバカラのシャンデリアがさん然とかがやいていた。
宮殿の見学でカメラの持込は有料であった。宮殿の見学を終えイスタンプール最大の貯水槽 地下宮殿へ向かう。
この貯水槽はローマ時代の532年に作られたものでローマ時代の巨大な石造り水道橋(現代800メートルほど残っていた)から引いている。
16時35分イスタンプールに別れをつげアタチュクル国際空港より離陸
11月5日
AM10時30分関西空港に無事帰国
おぼえがきいろいろ
日本との時差は7時間でトルコの方が7時間遅れ
お金はトルコリラ 日本円1,000円で約5,000,000リラ
公衆トイレは有料 観光名所や公共施設のトイレはほとんど有料のためいつも小銭を
持っていると良い。http://astore.amazon.co.jp/ocnblog060c-22
チップの習慣あり。