19年2月10日からタイへ弟と二人でゴルフに行く。 ゴルフバッグは前日に宅急便で関空へ送る
2月10日 12.55シンガポール航空SQ625便に搭乗
当日は連休のためか関空出発ロビーは大変混雑していたが12時頃窓側の席がとれた。
私の隣は空席であったが離陸後の飲み物サービスが終わってから中国人のスチュワーデス
が座る。このスチュワーデスはまだ見習いらしく22才でフライト経験は今日で三回目とのことで
あった。17.25(現地時間 時差2時間)バンコクの新空港に到着
空港を出ると阪急交通社の現地エージェントである中国人のシュウさんが迎えに来ていた。
バンコク市内のウインザースイーツホテルに予約しているゴルフ客は4人であった。
ホテルにチェックインしホテルの和食レストランでタイのビールとワインで乾杯
2月11日 AM6・00ホテルレストランで朝食後6.30分にガイドのシュウさんが迎えに来る
アユタヤ方面へ高速を約1時間ほど走り、ムアンエーク・ワンノイ・ゴルフクラブに到着する。
昨夜同じホテルにチェックインした他の二人と4人で回ることとなるが、自己紹介をすると不思議
なことがわかり、びっくりすることととなる。
4人ともが日本の目と鼻の先にいることがわかる。他の二人の会社と私のオフイスが200Mぐら
いのところであり お互い別々のルートで旅行の手配をしていたのに奇遇である。
ゴルフコースは山や谷はなくフラットなコースであるが池が多くあり池には蓮が沢山花をつけてい
た。 面白い事にはかなり深い池にはおちたゴルフボールをもぐって拾っている人がいたのには
驚く、拾ったボールを売るらしい。キャデイーは各一人ずつ付き、スコアカードもつけてくれる 。
日だしは強くて暑いが、陰に入ると空気が乾燥しているので、さわやかである。空気が乾燥しているせいかボールはよく飛び、日本とは10ヤードぐらいちがうようだ。
3ホールごとぐらいに茶店があり、飲み物や食べ物を売っている。ミネラルウオーターが1ボトル
20バーツ(60円)であった。18ホール通しでプレーし1時ごろ上る。
キャデイーにチップ300バーツわたすと、両手を合わせ感謝の気持ちをあらす。タイの女性は礼儀正しい。
クラブハウスのレストランでてんぷらそばを食べてホテルへ帰る。
ホテルでシャワーをあびて4時ごろからマッサージとタイスキのツアーに行く。
2時間のタイ式全身マッサージは気持ちよく、くせになりそうである。
その後タイスキを食べに行く 日本の水だきによくにているが、日本とちがうのはテーブルに女の
子がきて、作ってくれるので、食器に入れてくれるのをただ食べるだけである。
最後におじやまでつくってくれるがおいしかった。
タイのシンハビールとメコンウイスキーで酔いしれる。ツアー代一人1,500バーツであった。
2月12日 ホテルで朝食後7時にガイドのシュウさんが迎えに来てくれる
昨日と同じ4人でバンコク市内のロイヤルレークサイドゴルフコースに向かう。
このゴルフ場はメンバーコースであるが土日以外はビジターもプレーできるらしい。
クラブハウスは大理石でできており素晴らしくコースのレイアウトも素晴らしい。
1時ごろに上がりキャデイーにチップ300バーツ渡す。レストラン石亭で4人でビールで乾杯する。タイグリーンカレー(エビ入り)を食べたがスパイスが よく効きおいしかった。
夜はバンコク市内のショッピングセンターへ行き、買い物しながらぶらつく。
タイ料理のレストランで食事をするが、メニューがタイ語のたわからなかったが
英語の単語をならべて、どうにか注文し食べたが、やすくておいしかった。
2月13日 午前中ホテルの近くをぶらつく、舗道には屋台がいたるところにあり、焼きバナナやいろんなフル
-ツ、食料品、雑貨品などを売っている。衛生上買う気がしない。
道路は相変わらず車があふれ、大渋滞でバンコク名物となっている。
タイの人口は約6,000万人 バンコクの人口は約50万人で、外国からの観光客は、年間
1,000万人の観光都市である。そのうち日本人が20%中国人が30%、韓国人が20%とガイド
のシュウさんがいっていた。日本では格差社会といって騒いでいるが、タイの貧富格差はすごい
らしい、走っている車はほとんど日本の小型車である。車にかかる関税は150%とのこと小型車
せ日本円で約280万円かかるらしいが、この車の多さには驚く。
11時頃ホテルをチェックアウトし、ベルカウンターに荷物を預けて、バンコク市内観光に出かける
中国人街のそばのタイレストランで昼食をすませて、三島由紀夫の小説 豊饒の海「暁の寺」で
で有名なワットアルン(暁の寺院)へ行く。ワットは寺 アルンは暁の意味らしい。
テイアン船着場からチャオプラヤ川を船で渡り5分で対岸の船着場に着く
79メートルの大仏塔や多くの仏塔(墓)の外壁は割
れた陶器の破片で、貼り付けられている。
暁の寺の見学を終えて、船に乗って元の船着場へ帰り、すぐ近くの燦然と黄金色に輝く
この寺はタイマッサージの総本山でしられている。
次にタイのシンボル エメラルド寺院へ行く。今回は以前に来た時よりも観光客が少なくゆっくりと見学
出来た。ホテルへの帰り、通勤時間に引っかかったのか、市内は大渋滞で、そのうえ、タイの
信号は長く、いらいらすることしきり。
ようやく5時ごろホテルに帰り、ホテルの庭園レストランで夕食をとり,7時頃空港へ向かう。
22.10シンガポール航空SQ626でバンコクを離陸し早朝関空に帰国
女性は産む機械発言で物議をかまし、子供を生めそうもない女党首たちが国会をボイコットして、騒いでいるが大臣の発言は子供を生める女性の数が限られているため機械、装置に比喩して言った事であり、比喩のしかたが少し行儀が悪かったが、少子化問題に警鐘をならしたことに、かわりがないように思う。
野党はいつも与党の人たちのチョンボばかりをとりあげて、さわぐが自分たちもいい法案を提出し、少子化に歯止めをかける対策や環境整備に頑張ってもらいたい。
にもかかわらず国会の予算審議をボイコットするとは何事か・・・
今の都市社会をみてみると、人間はまさに機械であり、歯車であり、部品である。自然を破壊し人工的に都市を作り、自然は失われてしまった。道はコンクリートでかためられ、木は人工的に植えられ、建物も石やコンクリートで囲まれてしまった。いまや人はコンクリートの箱(病院)のなかで生まれ毎日決まった時間に起き、決まった時間に食事し、決まった時間に電車に乗り、決められた仕事をし、まるで都市社会という工場のなかの機械であり、装置であり、また油のようである。管理社会の中で一生を終え生まれたときと同じように箱(病院)のなかでほとんどの人は自然のぬくもりを知らずに死んでゆく 家族と同じ屋根の下で人が生まれ、又死んでゆく そして生まれる喜び 死の尊厳を身近に体験することがなくなってしまった。核家族化が親兄弟親子間の情愛を希薄にしてしまった。
美しい国日本をつくるために、経済至上主義から脱却し自然との回帰に期待をよせる今日この頃である。