平成26年6月4日(水)
スーパープレゼンテーション(5.28 On air)をみた。 イーサン・ザッカーマン『世界の声に耳を傾けて』のなかから、気になったことをメモ。
N.ネグロポンテは、『ビーイング・デジタル』の著者として有名で、デジタルの新しい概念を創造した。 ある会議で、外国産のペットボトルが配られているのをみて、 ”物質(オールドエコノミー)は動かしにくいが、情報(ニューエコノミー)は動かしやすい” と考えた。
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しかし、現状をみてみると、情報は、物質の動きを上回っているとは言えない。例えば、フィジーの音楽にも情報にも無感心である、フィジー産のペットボトルは身近にあるというのに・・・。 また、情報のやり取りを誰としたかを考えてみても、仕事関係、家族・友人と、代わり映えがなく、閉鎖的である。 ある統計では、白人は白人同士の会話が多くて、話題の第1位は”石油流出”、黒人は黒人同士の会話が多くて、話題の第1位は”バーベキュー”という結果になったそうだ。
確かに、職場や自宅などのネットから、世界に向けて分け隔てなく発信することができるが、
自分で枠を作っている、と言えなくもないね。