ユーロ恐慌 を読んで

平成29年3月12日(日)

ユーロ恐慌～欧州壊滅と日本
副島隆彦 著
平成28年11月10日初版
を、読んでメモ
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①日銀黒田総裁
「まだまだやるぞ、マイナス金利」

②世界中デフレ経済だから、先進国は、ゼロ金利から上げるに上げられない。

③GPIF(年金機構)が筆頭株主になっている会社(2015年3月発表から推計)
・三菱UFJフィナンシャルグループ
・三井住友フィナンシャルグループ
・本田技研工業
・みずほフィナンシャルグループ
・武田薬品工業
・アステラス製薬
・日立製作所
・東京海上ホールディングス
・JR東海
・三菱地所
・JR東日本
・パナソニック
・花王
・オリックス
以下省略


④米国際保有高(副島さん予測)
日本1000兆円
サウジアラビア 120兆円
中国 ？？？

⑤アヘン戦争を境にして、中国の世界史規模での転落が始まった。中国はイギリスのせいで
、惨めで哀れで悲惨きわまりない乞食のような国になっていった。依頼150年間、中国は
地獄の苦しみを味わった。ヨーロッパ列強に分割占領された。
そのあと共産主義という、人類の理想主義の大宗教がロシアからやってきて、これでまたしても
国民は苦しみを味わった。それから侵略されてボロボロだ。中国人は今も、イギリスがそのきっかけを
作ったことを絶対に忘れていない。

その後、日本軍による中国占領の戦争の時代があった。日本は「遅れてきた頓馬」で、自分たちも
欧米白人と同じような帝国主義をやれば、世界の一等国だ、」と大きな勘違いをした。
その始まりの一番大きな原因をつくったイギリスのことを中国人はよくわかっている。

しかし、今はその仕返しをするなどということはおくびにも出さない。復活し再隆盛する中国人の
底知れない強さと優秀さを、今の日本人は軽くみている。