つまがリズム

きままな、ひとりごと

保守主義とは何か を読んでメモ

2024年06月08日 | 読書感想
2024年6月8日(土)

保守主義とは何か
 宇野重規 著
中公新書 
2016年6月18日発行 を読んでメモ





18世紀後半  エドマンド・バーグ(1729~1797)    ←フランス革命と闘う
        ・(生) アイルランド
        ・英国の下院議員として活躍した
        ・フランス革命を批判
        ・「保守思想の父」ともいわれる

20世紀    T・S・エリオット(1888~1965)     ←社会主義と闘う
        ・(生) 米国
        ・詩人、文芸評論家
        ・イギリスで活躍した文人
        ・伝統と進歩の二項対立

       フリードリヒ・ハイエク(1899~1992)   ←社会主義と闘う
        ・(生)オーストリア
        ・英国や米国で活躍した経済学者
        ・経済の面からの自由主義
 
       マイケル・オークショット(1901~1990)  ←社会主義と闘う
        ・(生)英国
        ・英国の哲学者、政治哲学者
        ・「人類の会話」というヴィジョン
     

アメリカ保守主義について                ←大きな政府と闘う
       アメリカの「伝統主義」
         ・宗教化
         ・反知性主義(地位も学歴もないが、生活に根ざした健全な判断力をもつ普通の人々の思想)

       リバタリアン
         ・ミルトン・フリードマン・・・経済的リバタリアリズム
         ・ロバート・ノージック・・・・個人の人権や自然権を重視する、いわば、倫理的リバタリアリズム

       ネオコン(新保守主義)
          ・東欧から移民したユダヤ系2世であり、ソ連に対して独特な警戒感を持っていた。
          ・イデオロギー対立の時代は終わり、今後は、専門家集団による合理的な社会運営を目指すべきと考える。

        


   
       

  



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