つまがリズム

きままな、ひとりごと

人生が劇的に変わる脳の使い方

2016年09月25日 | 熊本地震
平成28年9月25日(日)

人生が劇的に変わる脳の使い方
加藤俊徳 著
を、読んで

ある論文を書いて当時の女性上司に見せたところ、
「あんた、ロクに英語もできないのに、なんで論文なんて書こうと思えるわけ?」
と、内容とは関係ない非難を受けた。
ところが、この論文を査定した海外の専門家は、みな賞賛し、つたない英語文の修正案を提示してくれた。
何がコアか、その本質をとらえましょう。

(学校脳の人)直観よりも表現を重視する
(社会脳の人)表現よりも直観を重視する

直観を表現するには時間がかかります。
アインシュタインは相対性理論のアイデアを10代でみつけたといいます。
それを表現する数学に出会ってから、伝えるまでにはさらに多くの時間がかかりました。

右脳から始まったイメージを、左脳で言語に変換するイメージをつかんでもらうパズルです。



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「空気」で人を動かす (5)

2016年09月25日 | 読書感想

平成28年9月25日(日)

「空気」で人を動かす
横山信弘 著
を、読んで。

コミュニケーション技術(2)

「マイ・フレンド・ジョン」のテクニック
・・「私ではなく、別の人が言っていたんだけど・・」と誰かの口を借りて伝えるクニック。
しかも、「自分も教えられた」「改めて気づかされた」という意味合いを盛り込み、説教臭くならないようにする。

「マイ・フレンド・ジョン」になっている例
「このまえ、取引先の社長から、こんな話を聞いたよ。モチベーションって言葉は、2001年以降に
メディアに登場したてって。確かに、今は、モチベーション、モチベーションって言うけれども、
モチベーションって、もしかしたら、何かをやる、やらない、には関係しないかもしれないね。
僕も、先週、専務に来期の計画を言い渡されて、妻に「モチベーションダウン」なんてこぼしたけれども
結果はどうあれ、仕事なんだから、やらなくちゃいけないと思い始めたところなんだ・・・」

→ 独白に近い話し方で話をしているが、この話を聞いていた相手は、
「モチベーションってよくわからない言葉ですよね」と言いながらも、「あまりこの言葉を使わない方がいいな」と意識するようになる。


「マイ・フレンド・ジョン」になっていない例
「このまえ、取引先の社長から、こんな話を聞いたよ。モチベーションって言葉は、2001年以降に
メディアに登場したてって。確かに、今は、モチベーション、モチベーションって言うけれども、
行動を起こすのにモチベーションって関係ないんだ。
君も『そんな高い目標を言われたらモチベーション落ちます』なんて言わないでくれよ」

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「空気」で人を動かす (4)

2016年09月25日 | 読書感想
平成28年9月25日(日)

「空気」で人を動かす
横山信弘 著
を、読んで。

コミュニケーション技術(1)

「プリフレーム」・・相手の意識の中にあらかじめフレームを作る手法。
人は基本的に1つの事しか意識できない、という特性を利用したテクニック。

通常の会話
リーダー「最近、職場に対する改善提案がとても少ないじゃないか。しっかりしてくれよ。」(←小さい視点、ほやかし表現)
部下  「この前だって改善提案、出しましたよ。」
リーダー「この前と言ったって、先月の話だろう?毎週1つは出すんだ。」
部下  「そんなに改善すべきところなんてありませんよ。」
リーダー「じゃあ君は、職場が100%完璧だと言いたいのか。」
部下  「別にそんなこと言ってませんよ。」
・・・場の空気が悪くなっていく・・・

プリフレームを利用した会話
○遠回りのように思えても「そもそも」の事柄から話す
○「4W2H」を使い、省略せずに話す
○「空気」に向かって話す

「確か、総務部の入口のところに「改善箱」を置いたのは昨年の4月だったと思う。そもそも社長が
職場を活性化するために、もっと改善提案をだせと経営会議で言ったことがきっかけだったんだけども、
それが昨年の1月だったかな。でも管理者ばかりが頭をひねっても、若い人の言い分をひろうのは難しいだろうと
管理部長が言ったため、「改善箱」を設置しようとしたんだ。」
・・・このようにディテールを細かく話す。相手は知っていることなのに聞き入る・・・

「ところが、設置したのはいいけれど、改善案を入れる人がいないので、管理職のBさんが「全員毎週1つ改善案を
だしたらいかがですか?どんな小さいことでもいいから、改善提案をする癖をつけましょう」って言ったんだ。
それが去年の6月。それからすっと、職場にいる9人全員が毎週毎週、提案を出すようになった。最初はけっこう大変だった。
でも慣れてくると、以外とアイデアが出るもんだって、君も言っていたね。社長もとても喜んでいたよ。
小さな箱に毎週9つの改善案がたまっていくのをみたら、この会社の将来は明るい、本当にうれしいと言っていたよ。
・・・ところが、だ。今年に入ってから、少しずつそのルールが崩れ始めた。」

「最近、職場に対する改善案がとても少ないじゃないか。しっかりやってくれよ。」

このように言われたら、「わかりました。」と素直に受け止めるのではないでしょうか。





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「空気」で人を動かす (3)

2016年09月25日 | 熊本地震
平成28年9月25日(日)

「空気」で人を動かす
横山信弘 著
を、読んで。

意味の偽造(作話スモッグ)とは

人間は過去の言動を一貫して正当化したくなるという習性を持っています。
現に起きてしまった行動や現状を、自分に納得のいく形でうまく理由づけて説明してしまう。
後づけで言い訳をしてしまうイメージです。
これを、意味の偽造=作話、といいます。
言い訳ばかりのチームは「作話スモッグ」で「空気」が汚染されます。

例1 部下が約束した仕事をしていないケース
部下 「イベントの後処理で大変なので、私には時間がなかったのです。」
上司 「それならどうして言わない?だったら君に頼まなかったのに」
部下 「まあ、そうかもしれませんが・・」
上司 「先日の会議では何も意見を出さなかったじゃないか。昔ならもっと意見を言ってきただろう?」
・・・この会社は社員数がこのところ増加した。部下は人が増えたことでなんとなく手をぬいてしまった、が、本人に自覚はないが「手抜き」である・・・
部下 「私がああいう場で積極的にに発言するのはどうかと最近思っているのです。
   新しく入った人こそ、もっと意見をだすべきではないでしょうか。」←(自分の過去を一貫して正当化している=作話)
上司 「若い人ほど発言してほしい?それはそれとして、約束したことをやっていない理由にはなっていないだろう」
部下 「そうかもしれませんが、会議で意見をなぜださないと課長が言うものですから・・」
上司 「なんだと!」
・・・こうして「場の空気」を悪くする・・・

例2 残業が多い部下とのやり取り
上司 「最近残業が多くなっていないか?昨年より30時間も多くなっている」(←「数字」で表現OK)
部下 「毎月30時間ですか?気づきませんでした。」
上司 「気付かなかった?この半年でドンドン増えているぞ。」
部下 「いろいろやることが増えているので、残業が多くても仕方ないと思います。」
上司 「やることが増えている?先日、業務の棚卸をしたが、昨年より増えてはいないだろう?
部下 「今年は勉強会の講師とかプロジェクト委員会に出席したりとか、任されている仕事が増えているのです。
   それに残業が増えているのは私だけではありませんよ。」←(自分の過去を一貫して正当化している=作話)

 ※調査によるとこの部下は増えた仕事もあるが減った仕事もあるので、全体では昨年並み。
  一つ一つの作業時間がなんとなく長くなっていたり、必要のない打ち合わせや会議、資料作り、
  そして使途不明時間が増えていた。
  その理由は、半年前に他支店から来た主任の影響によるものだった。この主任は「長時間労働が当たり前」
  という価値観を持っているために、長い時間残業している人をみると「がんばっているね」など声掛けしていた。






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「空気」で人を動かす (2)

2016年09月25日 | 熊本地震
平成28年9月25日(日)

「空気」で人を動かす
横山信弘 著
を、読んで。




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