今年も九州の光一さんファンの方のご厚意で博多座で「Endless SHOCK」の公演を観て来ました。
SHOCKは今年15周年ですが、博多座では今年で4回目。
博多座はSHOCKが上演されている劇場の中で一番舞台と客席の距離が近いので、舞台の熱も客席の熱もストレートに伝わって、この感じが舞台好きにはたまらない。
SHOCKの見どころは数えきれないほどありますが、やはり一番は一体感。
リアルに舞台カンパニーのドキュメンタリーでも観てるような感覚になる。
これほどまでに出演者の思いが一つになってるのは、やはり座長さんの力なんだろうなと思う。
そして、なかなか手に出来ないチケットを握りしめた客席の側も緊張感を持っている感じで、他の公演ではこんな空間は味わえないので、ついつい追いかけてしまう・・・。
そんな私の2015年版SHOCKの観劇もこの日がラスト。
少しだけキャストの皆さんの感想を書かせてもうらうと、
今年、初めて参加したジャニーズの3人(野澤くん、岸くん、諸星くん)の方達は東京の時より格段に良かった。
多分、舞台で役として生きるという事がどういう事なのかがわかってきたのではないかなと思いました。
セリフがない場面でもそれぞれの役が表現できていたのが成長のあかしですね。
そして大阪からの参加になった松倉くんはダンスが本当に上手いというか決めがしっかりしていて、小柄なんだけどついつい目が行くダンスで、大阪の時より生き生きと動けてて楽しそうでした。
リカ役の菊地さんも大阪から。
私は菊地さんのリカについては彼女なら大丈夫と思えてたので、最初から安心して観られたのですが、特にお芝居が素晴らしくて、告白の場面での彼女の表情にグッとくる場面が多々あり、大好きなリカさんでした。
そして、光一さん。
舞台のラストに「皆の心が一つになったステージ。いいショーだった。コウイチありがとう」というオーナーのセリフがありますが、これはこのまま、私の気持ちです。
いいえ、きっと客席全体の気持ちだと。
彼はきっと舞台に立つために生まれてきた方で神様に選ばれた人だと思います。
でも、その天性の才能をたゆまぬ努力で磨き上げる、その姿勢が素晴らしいのです。
この尊敬すべき舞台人に出会えた事に心から感謝したい秋の素敵な1日でした。
色んな事があった今年のSHOCKも残り少なくなりました。
千秋楽まで皆さん無事に走り抜けられますよう、遠くからではありますが、お祈りしております。
終演後、来年も観られたらいいねという話をしながら、帰ったのですが、もしかすると来年は博多は無いかもという話が、光一さんのファンの方の間では流れているとか。
事実ならとても寂しいですが、もし、そうだとしてもまた、博多に戻ってきていただきたいなと強く思っています。
博多座で観るSHOCKが大好きです。
博多座の皆さん願いをかなえてください。お願いします。
余談ですが、今回、座らせていただいたのが、3階席ですが、L列(3階から入るのですが、位置的には2階席ぐらいで、左を見ると視界に入るのは2階の客席でした)という他の劇場にはない角度のお席で、フライングが自分の目の高さで観られて、とても新鮮でした。
そして、この日、とても印象に残ったのが、最強の夢幻の場面で、ほんの一瞬だけ、座長さんのお顔に笑顔が浮かんだように見えた所があった事。
夢幻の後半、太鼓が終わって全員で踊る所で下手に向かって順に転がるような振りの後、立ち上がり手を挙げた時でした。
その笑顔が本当に美しくて輝いて観えて、鳥肌ものでした。