学生の頃に読んだ「風と共に去りぬ」。
長編なのに5日間で読破。カタカナが苦手な私にしてはかなりのペースだった。
その時から私は気が強くて自己中心的な女性だけどスカーレットが大好き。
映画はもちろん、舞台化されると機会を見つけて観劇してきました。
そんな大好きな「風と共に去りぬ」が今年100周年を迎えた帝劇のラインナップの1つとして上演される事に・・・。
ここはやはり観ておかないとと帝国劇場に行って来ました。
今回スカーレットを演じるのは米倉涼子さん。
個人的にはあまり好みの女優さんではないのですが、スカーレットのイメージにはぴったり。
実際に舞台で拝見した米倉さんのスカーレットは強さと弱さを巧く表現されていて素敵なスカーレットでした。
対するバトラー役は寺脇康文さん。
こちらは私のイメージの中のバトラーとは少し違うタイプの方かなと思っていたのですが、違和感なく観る事ができました。
出演者の中で印象に残ったのはマミー役の池谷しのぶさんとベル役の高橋ひとみさん。
キャスト発表の写真を見た時には役のイメージとは少し違うのでは?と思ったのですが、お2人ともそれぞれに大きな愛を演じておられて素敵でした。
一つだけ気になったのはカーテンコールが無音だった事。
ストレートプレイなので仕方がないのかもしれないけど、かなり長い間、音が無くてなんだかちょっと淋しかった。
軽く音楽を流しても良かったのではないでしょうか・・・。
それにしてもあの長編を3時間弱にまで削っていても理解できるというのは原作が有名だからなのかな