梅田芸術劇場でEndless SHOCKを観て来ました。
梅芸での上演は2年ぶり。
2、3月の帝劇公演とは一部のメンバーが交代。
とは言っても、皆さんSHOCK経験者ばかりなので、舞台の安定感はそのまま。
演じる人が変わると場の雰囲気もお芝居も変化するのを実感できるのも楽しかったです。
メインキャストの中の交代は、梅芸でのライバル役が初めての中山優馬さん。昨年の帝劇に続いて2度目の出演。
昨年、太鼓が苦手なのかなと感じていたのですが、今回、とても良くなっているように感じました。
又、今年の変更でライバル役の心情が強く描かれるようになったのも、きっちりと表現されてて良かったです。
カンパニーメンバーの一人、辰巳雄大さんも大阪からの参加で、SHOCKも2年ぶりなんだとか。
でも、彼はお芝居が細かくて、観ていてなるほどと感じたりできて、楽しめましたし、お芝居が好きなんだなと感じました。
作品自体の完成度は言うまでも無く素晴らしくて、どこを取っても隙がなくて、あっという間の3時間。
これまでよりオーケストラの人数を増やして、音楽を増やしたのも、新曲もすっかり作品になじんでいました。
ちょうど、指揮の方の姿が見える席で、指揮者の方が舞台の動きに合わせて指揮をされてるのが見れて楽しかったです。
カーテンコールでジャニーさんが亡くなられた事に触れられた光一さん。
まだ、現実として受け止められていないのかもしれないけれど、前に進んでゆきたいというような事をおっしゃっておられました。
この作品はジャニーさんが光一さんに託された作品。
私はジャニーさんの事は全く知らないのですが、人を見る目がしっかりした方だったんだなあと感じています。
何故って、光一さんなら、この作品を守り、発展させてゆくことが出来る人だから。
舞台に立つ人として美しく輝くだけでなく、演出の面でも手腕を発揮できる人はそうそういるものではありません。
長年色々な舞台を観ていますが、主演でも演出でも評価されてる方って稀ですもの。
そんな素晴らしい舞台人の光一さんの舞台はこれからも観られたら嬉しいなと思っています。
それにしても光一さんってなんて美しく歳を重ねているんでしょうか。
奇跡の40歳ですね。