11月18日、東京宝塚劇場での月組、エリザベートの千秋楽。そして、トップ娘役の愛希れいかさんの卒業の日。
劇場に入れない人のための全国の映画館のライブビューイングに行って来ました。
今回はいつもライビュで行っている映画館ではなく追加になった会場に行く事になったので、たどり着くまで少々緊張・・・。
でも、何とか迷わず、予定通りに会場入りして、ライビュに参加できました。
大好きな作品だけど、これが終わるとお気に入りの娘役さんがまた一人、私の前から姿を消してしまうという淋しさの中で見つめたスクリーン。
冒頭の愛と死の輪舞でうるうるしてしまい、どうなることかと思いましたが、その後は持ち直して、スクリーンに映し出されるすべてを目に焼き付けようと集中していました。
月組生が一丸となった千秋楽は、出演者すべてが一つの方向に向かっている感が凄くあって、一人、一人の役作りが素晴らしくて、素敵な舞台でした。
大好きなトップコンビさんのデュエットダンス。
珠城さんと愛希さんのコンビネーションは毎回素敵で、観るのが楽しみでしたので、これで見納めとなってしまうのが、本当に残念。
振付としては前作のBADDYの方が好みではありましたが、エリザベートのダンスも美しかったです。
今回の公演で一つだけ、なじめなかったのはフィナーレのラテンアレンジかな・・・。
でも、本当に素敵なエリザベートでした、皆さん、お疲れ様でした。そして、感動をありがとうございました。
本編の後、愛希さんのさよならショーの上演がありました。
愛希さんがこれまで演じてこられた作品の曲を大切そうに心を込めて歌われる姿はとても充実感にあふれ、輝いて見えました。
大劇場の時には笑顔で挨拶をされましたが、この日は美しい涙が溢れていました。
その涙だけでもジーンとしてたのに、初めてのソロ曲が「ひとかけらの勇気」だったというお話をされたので、色々、思い出して、かなりグッと来ました。
大劇場の時は「とにかく必死で卒業する実感が無い」ともおっしゃってましたが、この日は「ホッとした」とも言われてて、長い間、走り続けてこられた凄さを改めて感じました。
本当にお疲れ様。
美しいダンスが、もう観られなくなるだろうなと思うと切ないですが、新しい舞台でも輝いてください。
これまで通り、ゆるく応援しています。
最後に声を大にして言いたい。
彼女のダンス力を生かす作品を是非、上演してください。
優雅に踊る愛希れいかさんの姿をまた、観たいです。