大阪の梅田芸術劇場での「Endless SHOCK」の公演を観て来ました。
なんだかすっかりSHOCKの追っかけになってるんですが、ダンスを観るのが大好きなのでお誘いに喜んで行ってきました。
圧倒的な歌唱力で迫ってくるミュージカルも良いのですが、私はやはりダンス、特に群舞にワクワクするらしいという事に最近気が付きました(気づいたきっかけはNHKで放送された野村萬斎さんのボレロだったりするんですけど・・・ これも生で是非観たい。
)。
今、美しい群舞が観られる作品は本当に少なくて、宝塚とこのSHOCKぐらいじゃないかなと思う。
なので素敵なダンス場面がたくさんある上にクオリティが高く、すべての出演者の方々が生き生きとしていて感動的です(今年の公演から加わった夢幻も2010年から始まったSOLITARYも大好きですが、実は私的にはAmericaが一番好きだったりする
)。
皆さん体力的にはかなり大変なんだろうけど、そこを超えた輝きのある舞台でした。
そして毎回思うのですが、座長の堂本光一さんのこの舞台にかける情熱は計り知れないなあと。
その姿が本当に美しいし、出演者が付いてくるんでしょうね。
今回のオーナー役の前田美波里さんも「彼の舞台に懸ける情熱が素晴らしくて、彼のためなら何でもしようと思った」と雑誌で語られていたとか。
こんなところからもカンパニーの結束が感じられます。
さて、もともとこの作品は帝劇だけで上演されてきたので(昨年から博多でも上演)梅田で観るという事がなんだか私的には不思議な感覚でした。
上手く説明できないですが、博多と違って梅芸は身近な劇場だからなのかもしれないです。
そんな不思議な思いの中で座った席は3階の下手の端の席。
ここから観るSHOCKは帝劇では観られない角度で新鮮でした。
初めて、斜め横から観たラダーフライングや舞台上のスモークの後ろの姿、セリに隠れる出演者の動き等々、舞台の内容とは関係ないのですが、なかなか楽しいものでした。
ただ、席位置によってはかなり見切れる部分があるというのも事実で映像のフォローがある場面もあるのですが、初めて観る人にはちょっと辛いかなと思う事もありました。
でも、本当に力を貰える公演で又、観劇できた幸せを感じた1日でした。
それにしても初めて梅芸の舞台が狭く見えました。
これまで何本も帝劇で上演されたミュージカルを梅芸で観ているのですがこんな感覚になったのは初めて。それだけこの作品が舞台全体をくまなく使用してるんでしょうね・・・。
それにしても梅芸の客席がお客さんで埋まってるのは見たのは何年ぶりだろうか。
やはりSHOCKは凄いな。