川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

シンガポールから日本の政治を見て

2011年02月16日 | シンガポール留学記
外国から見ると鳩山の「方便」発言がなんでそんなに大きな問題になるのかは分からない。

シンガポールの政治家と会話。すぐ宰相が変わる日本はだめだよ,法律を変えて首相が長く在任できるようにしなきゃだめだよ,だって。

政治は政治家がリードしなきゃだめだよ,マスコミや国民がリードするのではないよ。

ワタミさんが都知事選に立候補。いいことだ,能力ある人が政界に出るのは。慎太郎はもうさようならか。ま,78歳だと能力もだいぶ落ちてきているだろうしねえ。
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Silver Tsunami

2011年02月13日 | シンガポール留学記
デフレの正体の藻谷さんが言うような,老人人口が多すぎること。シンガポール人は知っている言葉。日本ではまだそれほど有名でもない?

これから世界的に有名になると信じる。

この,「シルバーツナミ」と言ったのはリー・クアンユーが最初ですか?
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CNYパーティ

2011年02月12日 | シンガポール留学記
マレーシア出張で弁護士のCNYパーティ。自宅に100人近く呼べる。日本ではありえない。

日本は経済大国であることを誇っているけどその家の狭さはアメリカや東南アジアに比べると笑うしかない。

マレーシア人(主に中国系)やイギリス人の中のパーティは快適だ。英語も分かりやすく。これがシンガポール人とかアメリカ人とかだとまた違う。
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punctuality

2011年02月10日 | シンガポール留学記
シンガポール人のホームパーティに招かれる。パーティに行くのに早すぎるのはよくない… しかも上司の家だし… と思って,約束12時半の10分後に到着。

しかしあれ… 玄関閉まってるしだれも来ている気配がない…

やっぱり一番乗り。約束の時刻の30分後に来ればちょうど良かったみたい。

シンガポールではSHARP!(時間厳守!)と指令を出してもそれが守られることはない。

~~~~

先日の東南アジア行脚は東京の弁護士仲間と。

朝6時半にゴルフのためホテルのロビーに集合。6時25分に着いたら「遅い」。

え,5分前に着いているのに… みんな10分前とかに来ている。先輩弁護士を何度も待たせてしまいました。

時間厳守を厳命しなくても,時間より早く来る日本人。
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日本の景気対策

2011年02月10日 | シンガポール留学記
というか,沈みゆく日本経済をどうすればいいか。

要するに,若者がお金を使わない(使えない)こと,老人がお金を貯め過ぎていることに原因があるのでしょ?

だったら,

1 親のスネをかじれるだけかじる
2 仕送りなんか絶対にしない
3 子作りに励む
4 選挙があったら絶対投票に行って,若い政治家に投票する(そうすれば若い世代の意見が国政に反映され,景気が良くなる政策が実現する)

が大事。

それに加え,なんとかして親をだまくらかして生前贈与させるってのも? これはよくわからない。相続税として国に取られるより,若い世代が使う方がいいのでしょうか?
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ドブネズミ/葬式ルック

2011年02月10日 | シンガポール留学記
日本のサラリーマンのスーツ姿がドブネズミルックと揶揄される。

シンガポールのスーツ姿は葬式ルックと人が言う。それくらい黒・紺が多い。常夏なのに淡いグレーとか,ベージュとか見かけない。日本より地味。

これはイギリスの伝統・影響かと思われるが,イギリスでどうしているかは知らない。

イギリスに行ったことOR住んだことある人,ご教示お願い致します。
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再び『デフレの正体』の薦め

2011年02月09日 | シンガポール留学記
弾コガイ氏も

僕が2度勧めることは珍しい。それくらい読むに値する本。なぜまだ読んでない?

日本経済の停滞の原因のすべてが書いてある本。この認識を共有する人は多い。この本を読んでいないジャカルタの知識人も,この本と同じことを言っていた。

要するに,productive population(generation)が少ないこと,つまり若年労働力人口が少ないことが日本のすべての元凶。demographyの問題。

~~~~

あるシンガポール人が言っていた。日本人は何事にも厳格rigidだから,ダメなんだ。最近の日本の経済停滞は,硬直化し過ぎた日本人の精神にあるんだ。

なるほどと思った。

いやしかし。

でもそのrigidityがあるからこそ,戦後に驚異的な経済成長を成し遂げたのではないのか?

日本人の性質に起因して経済が停滞しているのではない。人口のバランスがおかしいだけ。

だから日本人は自信を失う必要は全くない。これまでの日本人でいい。自分に自信をもっと持て。まあ英語はもっと勉強しなきゃいけないだろうけど。

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土地を所有すること

2011年02月09日 | シンガポール留学記
淡星会ゴルフ部幹事の基島さんと副幹事栗田さんとランチ。

日本の土地取得に対する外国人の規制について。ほとんど規制がない。だから対馬の土地を韓国人がたくさん買収している。

これって諸外国から見ると異常。外国では,外国人による土地取得を規制することが多い。

そもそもシンガポールでは土地を取得できない。100年リースとかはできても。これは憲法で国民の財産権を保障していないことと関係がありそう。

アジアでも,国民が土地を取得できない,って国は多い。国民,のみならず外国人も土地を自由に取得できるっていう日本がむしろ例外。

これは,日本が伝統的にほとんど単一民族で,外圧の危機に曝されてこなかったこと,国家・国土蹂躙の危機を感じてこなかったことに由来する(たぶん)。

それだけ日本はのほほんとしてきた。脇が甘い。

~~~~

司馬遼太郎が死ぬ直前に言っていた。日本は土地をすべて国有化したらどうかと。バブルによる土地投機の異常さに触れて。

その当時は,僕は「土地を所有すること」を当然と思っていたので,司馬遼はなにを言っているんだろうくらいの気持ちでしたが,今は違う。

司馬の考えに近い。アジア(他の国はどうか知らんが)では国民が土地を所有できない国が多い(らしい)。

シンガポール人が,「日本では土地を個人が所有でき,しかもそれを相続できる」ということを知り,びっくりたまげていた(らしい)。
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fixed game 八百長

2011年02月09日 | シンガポール留学記
ただでさえ仕事忙しくなってきたのに,息子7か月が夜泣きを初めて追い打ちをかける。コンドのプール一周したら寝ついた。

さて,八百長。

ことさら問題にすることだろうか? 今に始まったことではあるまい。ガチンコの言葉があらわすように,ほとんど?原則?八百長だと見る見方もある。石原慎太郎なんかはそうだ。

野球だって八百長があるだろう。有名選手の引退試合,有名打者に対してど真ん中のストレートを投げないか? 清原の最終試合,杉内は全球ストレートだったよね? なぜあれを「八百長」と非難しない?

有名投手の引退登板,普通は打者は敬意を払ってわざと空振りするよね(たまにパカーンと打つ人もいるけど)? なぜあれを八百長と非難しない?

大差がついた試合で盗塁しないよね? 犠打もしないよね? 内野ゴロで全力で走らないよね? 投手は打たない(わざと三振する)よね? あれらだって立派な八百長じゃないか。

法律的に言っても,八百長って犯罪か? 何罪? 観客に対する詐欺罪? でも僕のような観客はそもそも真剣勝負が行われることを期待していないぜ?

民事でも不法行為が成立するか? 観客に対して? チケットのどこにも(そして大相撲のサイトにもおそらく)「真剣勝負をします」とは書いていないぜ? だから詐欺行為がないのでは?

プロレスに真剣勝負を期待しないのと同様,僕は大相撲の大部分(は言い過ぎとしてもいくらかの部分)はそもそも八百長だと思って観戦している。

それが大人の,というと語弊があるが,多くの日本人の見方なのでは? 何を今さら目くじら立てる?
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シンガポールにおける言論弾圧

2011年02月06日 | シンガポール留学記
普通の国では,ACTUAL MALICEの理論とか言って,名誉棄損されたと主張する原告が,被告の悪意を証明しないといけない。しかしシンガポールは違う。簡単に名誉棄損が成立する。これは政府PAPが言論弾圧をするため。

普通の国では,PUBLIC FIGURE(公人)は,反論する機会を容易に見つけることができるから,公人に対する名誉棄損は成立しにくい。しかしシンガポールは違う。公人に対しても簡単に名誉棄損が成立する。これも政府PAPが言論弾圧するため。

以上今日聞いた話。
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No property right in Singapore

2011年02月05日 | シンガポール留学記
シンガポール憲法には財産権がない
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土昼

2011年02月05日 | シンガポール留学記
帰国まで4か月。だんだん意識が日本に。しかし最近の日本のニュースはつまらないなぁ。もっと海外に眼を開けばいいのにと思うのは外国にいるからか。

今日も勇ましく高尚なる一日を送らないと。日本時代より早起きできないのはどういう理由だろう。息子に起こされる日々。

土曜に職場来ても冷房が効いてて寒い… 
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本当に内向き?

2011年02月04日 | シンガポール留学記
内向きと言われるけれど,海外に住む日本人は増え続けている。

日本人が多い都市は
 1 ロス
 2 NY
 3 上海
 4 BKK


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日本の「エリート」は単なる学歴エリート

2011年02月03日 | シンガポール留学記
ある有名法律事務所の弁護士が,エリートだけど食卓のマナーはひどい(音を立てて食べる)という話。

それを聞いた国際人曰く,「そんなのは『エリート』じゃねぇ」。

たしかに。日本ではきれいな履歴書を持ったいわゆる学歴エリートがエリートと言われるが,国際的に見るとそうではない。

体格・容姿・言葉遣い・立居振舞い… すべてを兼ね備えていないとエリートではない。イギリス紳士は学生時代スポーツに打ち込んでいるので(&いい遺伝子を引き継いでいるので)体躯に秀で,喧嘩が強い。

スーツひとつ着れないようでは国際的に見てエリートではない。
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尖閣問題など 【文藝春秋から】

2011年02月03日 | シンガポール留学記


■ 文藝春秋で西岡参院議長が「検察は行政機関だから政治に絶対容喙してははならない。だから尖閣の釈放は政府の判断に決まってる」だって。

菅政権の尖閣問題に対する対応は歴史的検証に値する。

■ 小泉孝太郎も進次郎も実の母に逢わせてもらえない。だから孝太郎の女性観は明らかに歪んでいる。進次郎も大差なかろう。

進次郎は数十年後明らかに宰相候補になるが,その彼は実母の愛を知らない。知らせてもらえない。そんな人が宰相になるって…

単なる生き別れとは違う。いびつな関係が小泉家にはある。小泉家の,純一郎の別れた妻に対する仕打ちは酷い。
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