川塵録

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「カルト」と「マインド・コントロール」の循環論法

2024年12月06日 | 人間心理・心理学
大喜多紀明論文 こちら で、魚谷さんの指摘する「カルト」と「マインド・コントロール」の循環論法 こちら が紹介されていた。

この「循環論法」の指摘はいい。私もなんとなく感じていたけど、魚谷さんが12年前からブログで書いていたんですね。

反家庭連合で、拉致監禁擁護とかでダメダメな感じで有名なスティーブン・ハッサンが:

1 マインド・コントロール自体は善でも悪でもない 。
 目的が善なら「善なるマインド・コントロール」。
 目的が悪なら「悪なるマインド・コントロール」。
 家庭連合信者の脱会を(拉致監禁して)支援する私は、善なる目的でやっているから良い。

2 マインド・コントロールが悪となるのは、それを行なうカルトが悪だから。

3 カルトは、マインド・コントロールを使うから悪。
 個人の自由意志を奪って伝道するという人権侵害を行なっているため。

と、言っているらしい。さもありなん。見事な循環論法。

「カルト」を使う人も、「マインド・コントロール」を使う人も、ほとんどみんなこの「循環論法」に陥っています。

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