川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

ラクな道と辛い道

2025年01月12日 | 経営・インテグリティ・エンゲージメント
【執筆原稿から抜粋】

ラクな道と辛い道

現代では、不労所得を得たりしてラクをすること、「少なく働いて多く稼ぐ」(More with less)ことが称揚されます。

世俗的な「ヨコ」の価値観では、ラクをしてお金を稼ぐことは「正しい」です。

しかしガンディーは、7つの社会的罪(Seven Social Sins)を唱えて「労働なき富」を罪としました。

イエローハット創業者の鍵山秀三郎さんも「多く働き、少なく稼ぐ」(Less with more)ことを美徳としています。

精神的な「タテ」の価値観では、辛い道を行ってやせ我慢することが「美しい」のです。ボランティアもこちらに分類されます。

以上の区別は、ヨコ(世俗・物質)とタテ(精神)の価値観の違いや、正邪と美醜の違いの参考にしてください。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« インテグリティとは廉恥心 | トップ | 廉恥心は「家」の名誉のため »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

経営・インテグリティ・エンゲージメント」カテゴリの最新記事