川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

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南天棒 ー明治の禅の高僧

2024年12月06日 | 人物
執行草舟さんの本で勧められていた、「南天棒」というあだ名を持つ明治の禅の高僧の本を借りた。

あいや、高僧ではなく、「傑僧」というサブタイトルが付いています。

偉人」と崇められる人の多くは、「傑物」でもあった。

日本奇人伝みたいなのに載った田中正造しかり。

人は皆、特に若い方は皆、まずは「傑物」たらんと志すべし。

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その「傑僧」南天棒は、本名(僧名)は中原鄧州。山岡鉄舟と交わり、乃木希典や児玉源太郎の師匠筋。臨済宗。

私が禅に傾倒して30年。

禅は、何か人間の器を広げてくれる気がする。

禅は、バカになる (stay foolishでいる)ヒントを与えてくれる。

禅は、世俗ベッタリの俗物にならない磁力を与えてくれる。

禅は、世論や流行に流されない自分を作ることを手伝ってくれる。

独坐大雄峰。

これからも、朱に交わりて赤くならない自分を築いていきたい。



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