親不孝のような「恩知らず」は、人非人。
非人は、悪人より悪い。
非人は、人でなし。人ではない。
悪人は、人ではあるけど、物事を悪く解釈しただけ。
悪人は人間であるだけマシ。
恩知らずは人間ではない。
間違っているのと、もともと(人の心が)ないのとは、全く違う。
と、執行草舟がよく仰る。
「縦」を考え、歴史を愛し、崇高を目指す執行草舟ならでは。
執行草舟のこの「歴史も親も、悪いところを含めて、全部受け止める。他責しない」ってのは、森信三の「絶対必然即絶対最善」につながる。
執行草舟も森信三さん(特に森の『恩の形而上学』)を高く評価しています。
家庭連合の教祖・文鮮明は、脱税容疑で、アメリカのダンベリーという刑務所に1年ちょっと収監された。1984年。
罪状:3年で7,300ドル(100万円強)の税金を支払わなかった
判決:懲役18か月と25,000ドル
判決:懲役18か月と25,000ドル
裁判闘争の失敗もあったようだが、アメリカの東洋人差別も大きかったらしい。
これが冤罪だったのかの詮索はしない。資料もないし。
でも「3年で100万円の脱税」で「懲役18か月」はちょっと重すぎですね。
文鮮明(当時64歳)は模範囚だったようで、13か月で出獄。64歳で臭い飯はこたえただろう。
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1985年8月20日、ダンベリーから出獄した文鮮明を、1,700名の宗教指導者が歓迎する式典を開いた。「神と自由のバンケット」@ワシントンのオムニ・ショアハム・ホテル。
1985 年のアメリカ。40年前。
東洋人、特に韓国人差別は今の、100倍くらい、烈しかった時代。
1年ちょっと服役して、出獄して来た韓国人、しかも「カルト」と言われていた宗教の教祖を、1,700人が歓迎する、、、
1,700人ってすごいな。。170人ではない。私が服役して出獄しても17人も祝ってくれなさそう、、、
この「神と自由のバンケットの1,700人」は、文鮮明、統一教会、そして家庭連合の何かを物語っている。
※ 冒頭写真は、この本の201頁。
1700って数字は、家庭連合信者ではない人の証言なので信用性ありそうです。
ほとんど論じられない、というか人生50年で初めて知った。
第二次世界大戦時、アメリカ兵の中でも、黒人兵差別があった。
ま、キング牧師が頑張って黒人差別撤廃へ動いたのが、戦後20年経ったころだから、戦時中に差別があったのは、歴史を考えれば当然なのですが。
でも、その「当然」のことも、実際に体験した人の生々しい言葉を聴くと、また違った響きで、訴えかけてくる。
日本を占領した米兵の中でも、福岡のナイトクラブとかで、「黒人兵士立入禁止」の看板がかけられたりしていた。
こういう写真とか記事とかって、見たことない。
以下の本で、アール・サードンっていう黒人の公民権運動指導者が述懐しています。
子どもの少年野球。
6年間、お世話になりました。
最後の練習風景中。
等々力グリーンズの方には迷惑をかけっぱなし。
バッティングキャッチャーは私は頑張ったけど、それ以外ではあまり貢献できず、、、
でも、子供はお世話になったし(長男は中2で野球頑張っている)、大人社会でのあれこれも、たくさん学ばせていただきました。
等々力グリーンズよ永遠なれ!
(↑ 私はいません)
勢古浩爾(せこ・こうじ)の本はほとんど読む。
肩の力が抜けた文体は、私の文体に影響しているかも。
売ってない本は図書館で借りる。
(それでも入手できない時は国会図書館からコピーで取り寄せる)
スタッフに借りてきてもらい、間違って書き込みしないように付箋で「図書館」って大書してもらってます。
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パラパラと読むと、、、
やっぱり勢古浩爾さんは読書家。
私ももっともっと本を読まないと。
人類の智をできる限り吸い取らないとね!