川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

宗教法人法で解散命令請求の審理が非公開な理由

2025年02月23日 | 法律・海外法務
なぜ、宗教法人法で解散命令請求の審理が非公開なのか。

話題になっているので改めて。

ChatGPTがほとんど答えを言っていますが。 こちら

弁護士として法律的に説明しますと:

■ 宗教法人法81条7項で非訟事件手続法を準用

■ 非訟事件とは、公益的見地から、裁判所が後見的に介入して、実体的真実を発見する訴訟類型。
 当事者の主張に拘束されない。要するに、「民事事件と刑事事件の中間」的な手続ですね。

■ 他に、借地関係(地代)、家事関係(親権者)、法人関係(設立)が、非訟事件です。公益的色彩が強いものですね。

■ その非訟事件手続法の30条で、「非訟事件の手続は、公開しない 」とされている。

 「手続」が非公開であって、裁判「資料」は非公開ではない。だから裁判資料の内容を家庭連合の福本弁護士が公開することは、違法ではない。

■ ただ、文科省が「非公開の趣旨から考えて、家庭連合側の資料内容公開はどうかと思うし、文科省も捏造かどうかに回答しない」と言っているようだ。

 そこで、そもそも「なぜ非訟事件が非公開か」を改めて調べると、以下4つの理由があります。

① 実体的な権利義務の確定を目的としないから

 …弁護士の私でもようわからん理由ですが、要するに公益性が強いから、ってことでしょう。私人間の権利義務の争いって色彩が弱いってこと。

② 公益性の観点から、実体的真実に合致した裁判をすることが要請され、秘匿性の高い資料の公開により回復困難な不利益が生じかねないため

 …秘匿性の高くない限りで公開しても問題ないってこと。

 だから文科省は「捏造があったか否か」については、秘匿性の高い資料を公開して回復困難な不利益が生じない程度で、国民・メディアからの質問に答えるべき、といえる。

③ 秘密が公になるのをおそれる者からの資料収集が困難になり、真実の発見が阻害されるのを防ぐため

 …この趣旨からしても、福本意見書で書かれた事実については、捏造かどうかを公開しても、今更、「さらなる資料収集が困難になる」ってことはない。陳述書作成者の証人尋問は終わったのだし。

 だから文科省は捏造疑惑に答える義務がある。

④ 簡易迅速性の要請

 …迅速に裁判したいから公開しない。時間的場所的制約があるから。

 東京地裁の大法廷を予約するのに手間暇がかかる、的な意味ですね。

____________

以上①~④の理由は、法務省参事官金子修編著『一問一答 非訟事件手続法』(商事法務)64頁から。

あべ文科大臣は、本稿を踏まえて、家庭連合の解散命令請求の陳述書作成について、偽造捏造をしたか否かについて、しっかり答えていただきたい。
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世俗と宗教の対比。

2025年02月22日 | 社会・時事など
世俗と宗教の対比。

ガンディや田中正造は無一文・無所有で死んだ。その宗教性が人を惹きつけた。

西郷隆盛「児孫のために美田を買わず」も同じ。代表的日本人は最も宗教的であった。

今後、西郷を超える人物は出るのか。

 
宗教的な「美しさ」は、世俗的な価値観からすると「誤り」。
例えば、塩狩峠の主人公が犠牲になって死ぬこと。

世俗的な「正しさ」は、宗教的な価値観からすると「醜い」。
例えば、ゼニ稼ぎ。

 
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アウトプットしないこと

2025年02月22日 | メディア/SNS
ブログSNSなど、手軽にアウトプットできる媒体が登場して20年。

こういうSNS時代に、アウトプットしないことは何を意味するか。

端的に以下の3つのどれかではないか。

  1. インプットしていない
  2. 社会貢献する奉仕の心がない
  3. アウトプットする勇気がない
  4. 優先順位が低い

いかがでしょうか。

野暮な解説を加えますと、
1 インプットしていないとアウトプットするコンテンツが生まれない。
2 得たものを社会に還元しないでマスターベーションする輩もいる。
3 出したいけど批判されるのが怖く、、、って人もいるだろう。
4 20代とか30代前半で、生きていく(稼ぐ)のに精一杯って人は、勢いアウトプットの優先順位が低くなる。

3の人は匿名にすればいいと思うですが、、、

家庭連合を応援するコンテンツ、反家庭連合を攻撃するコンテンツはだいぶ出揃っているのに、なかなか声が上がらない。

そのもどかしさから、上記分析をしてみました。
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文科省の偽造捏造問題

2025年02月22日 | 動画
家庭連合解散命令請求における、文科省の偽造問題。

いろいろ偽造捏造的な事実はありますが、中でも、

<文科省が「被害者」として陳述書を出したけど本人にその自覚がない人が、家庭連合側からその陳述書の訂正を求めた>

っての、インパクトデカい、、


被告なのに原告から勝手に陳述書を出された、ってことです。あり得ない。

日本の裁判史上、ほとんど例がない。初めてではないにしても。

それを国が原告の裁判で国が行った。国が史上最悪の不正をした。

文科省は恥を知れ。

責任者は腹を切れ(辞職せよ)。
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加藤文宏『検証 暴走報道』

2025年02月22日 | 動画
加藤文宏さんから贈っていただいた、『検証 暴走報道』(オフィシャルには未発売?)から取り急ぎ良いところを抜粋。

■ 67頁

安倍元首相暗殺犯のTweetを分析すると、彼は、家庭連合信者の母親ではなく、祖父に対して強い憤りを感じていた。

■ 109頁

「正体隠し」と書きっぱなしで、内容を読者の創造に任せる報道は無責任と言わざるを得ない。

■ 123~126頁の要約

藤倉&鈴木エイトが文鮮明を「馬鹿チョンカルトのボス」と揶揄する漫画を放置しているのは、鈴木氏の統一教会批判が民族蔑視に基づいたものだからだろう。

■ 151頁

ある神主曰く(中略あり)、

「信仰してみたけれど後悔した、献金を返せと言う言い分が認められたら、一体どうなるのでしょう。御神札を買った人が、全然家内安全じゃないとか。地鎮祭をしたのに工事でトラブルがあったとか。こういう人が神社でお金を返せと言うのとどこが違うのでしょう。」

■ 252~258頁のコラム

家庭連合は、コンプライアンス宣言をして献金を制限している。
一方、遺贈を必死に募る共産党は、遺贈の上限を設けていない。

 …その対比から何を受け取るか。

■ 274頁

弱者を救うのをやめて、分断を生み出し、自らの立場を優勢にしようとするだけの存在になって、左派とリベラルは死んだのである。

____________

最後は「家庭連合の現役信者の声を報道すべき」的に締めくくられている。

いろいろデータがあってためになりました!

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下世話な「信仰の覗き趣味」

2025年02月22日 | 人間心理・心理学
加藤文宏さんの近著『検証 暴走報道』で学んだこと。

後藤徹さんに敗訴したイジりブロガー鈴木エイト氏による、冒頭画像の「2世信者グループだとしたら興味深い」発言により、多くの人が大きく傷ついたことを知りました。

彼の「信仰の覗き趣味」が人を苦しめている。

彼の「興味深い」の意味は、揶揄と侮蔑と嘲笑だろう。

____________

大きく敷衍すると、暗殺事件後のこの2年の本質は、下世話な「信仰の覗き趣味」の延長だったと言えなくもない。

人を殺すような治安を害する行為をしない限り、どんな「変な」宗教にも存在の価値がある。それが民主主義社会。「愚行権」ってのがある。

だから宗教法人の解散の要件も「著しく公共の福祉を害することが明らかな行為をした」という、もっのすごくハードルが高い。「治安をすごく害する場合」ってことです。

上記のTweetからうかがえる、後藤徹さんに敗訴した鈴木エイト氏の「下世話な信仰の覗き趣味」をとくとご覧あれ。

彼の「興味」と関心と利害関係を、国家権力が後押しした。それがこの2年のニッポン。

____________

このTweetを見ると、後藤徹さんに敗訴した鈴木エイト氏がいかに「万能感」を感じてしまうかが分かる。

20年、陽の当たらなかったオレにようやく国家がお墨付きを与えてくれた、、、

私が彼の立場にあったら、そりゃあ万能感を感じてしまうと思う。浮揚感というべきか。それは本人には決して客観視できない。

しかし。

天は見ている。

盛者必衰は永遠の理。万能感を感じる者が長く尊敬を勝ち取ることはない。

オウム騒ぎで今のエイト同様に持ち上げられた有田芳生の今を見よ。彼は当時「万能感」を感じていたことを告白している。

あれから30年経ち、まだ議員の議席を確保するくらいの影響力を保ってはいるものの、心ある者は誰も彼の言を信じない。

後藤徹さんに敗訴した鈴木エイト氏が、有田芳生のようなロングテールにならぬことを願う。

いや、願うだけではない。

私はそのために日々戦っています。
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イジりブロガー鈴木エイト氏の「ほぼ」発言に見られる貧困性

2025年02月22日 | 人物
後藤徹さんに敗訴したイジりブロガー鈴木エイト氏の「ほぼ」を集めたい。

  1. ほぼ勝訴
  2. ほぼ世界日報
  3. ほぼ引きこもり 

今のところこの3つ。

やや日刊カルト新聞主筆だから、「やや◯◯」だともっと出てくるんだろう。

ために彼は「ほぼジャーナリスト」と揶揄されている。

エイト氏の「ほぼ」の多用は、彼の姿勢と限界を表す。

「ほぼ◯◯」とレッテル貼り・クラスター分け・印象批判しかできない。

「デブ」「バカ」しか語彙がない小学生と変わらない。

エイト氏には語彙とロジックが決定的に貧困なのだ。

次の「ほぼ◯◯」に期待しましょう。

主夫を「ほぼ保母」とか。
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文科省 「結果は五分五分…やれることはぜんぶやるしかない」

2025年02月22日 | 社会・時事など
文科省が、家庭連合の解散命令請求をするときに、

「解散命令請求は結果がどうなるか五分五分の世界。どちらに転ぶか分からない状態で、やれることは全部やるしかない」

と言っていた。TKMTさんのXポストからのもらい画像。

 ※ 2023年9月くらい、世界日報 こちら

これは、歴史的に残る妄言。

こういう焦った、無理くりにでも結果を出さなければいけない官僚の「獣道」のせいで、陳述書の偽造・捏造が行われました。
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暗殺犯の怒り

2025年02月21日 | 社会・時事など
安倍元首相暗殺犯のTweetを分析すると、彼は、家庭連合信者の母親ではなく、祖父に対して強い憤りを感じていた。

加藤文宏『検証 暴走報道』67頁

____________

暗殺犯の祖父は、家庭連合とは関係ない、、、
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国際社会に鈴木エイト氏について報告

2025年02月21日 | メディア/SNS
全国紙に鈴木エイトがどれくらい登場したか。

安倍元首相暗殺前後で分けた数字を、国際社会に報告しています。

With these numbers, you will see who Eight Suzuki is

というコメントを添えて。
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家庭連合の解散命令請求における文科省による偽造 (福本弁護士による告発)

2025年02月21日 | 法律・海外法務
家庭連合の福本弁護士による、文科省の「偽造」の告発。


エッセンス(私に刺さった点)を取り急ぎまとめました。


『文部科学省による虚偽証拠捏造行為 
 -解散命令請求裁判で暴かれた国家権力の大罪-』 

弁護士 福 本 修 也 


■ 50年以上前に入信した元信者が陳述書、、

■ 何十年も前に脱会した元信者らまでもが含まれていた

■ 解散命令請求の証人尋問で
 
 「納得の上で献金したが期待した効果が現れなかったので返金を求めた」ものであることを認めた。

■ 陳述書の内容を確認した上で署名捺印したのかどうかについて,証人尋問で確認を受けると,「細かくは読んでいなかった」と回答した。

■ 陳述書に書かれた内容を全く答えられず,それどころか,陳述書に何と書いてあるかも「分かりません」と述べ,陳述書には自身の記憶にないことが書かれている旨供述した。

■ 解散命令申立の対象となっていない創価学会よりも、解散命令申立の対象となっている家庭連合の教えの方が、その信者にとって魂の救済に資する教えである

■ 文科省担当者は陳述書作成の意図を告げずにCから体験談を聞き出した。

Cは「はっきり言いますけど,それ(陳述書)は私書いたものじゃないですよ。」と断言している。

■ そのCは,家庭連合側から陳述書を提出し,文科省が勝手に書いた箇所の削除を求めた。

■ 通常の判断力と人生経験を有する成人が,「祖先の因縁」,「地獄の恐怖」といった話に怯えて「信仰」という人生における極めて重要な意思決定をすることはあり得ない。

■ これらの偽造は、全国弁連が弄してきた手法。

 その悪質な手法が、国家権力により模倣され悪用されている

■ かつて英国政府は、英国統一教会の慈善団体資格剥奪を求める訴えを1984年に提起しながら,政府側証人(背教者やディプログラマー)の証言の虚偽性が明らかになったため1988年に訴えを取り下げた

■ 日本政府が、英国政府同様に、解散命令請求を取り下げるか。

 それをしなければ、「国家の品格」を国際社会から問われることになる。

■ この報告書は半永久的に記録される。

 日本政府は、「歴史の審判」を受けることになる。

____________

取り急ぎ以上です。

裁かれているのは、家庭連合ではなくて、文科省のようです。
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大本事件で無罪判決を書いた高野綱雄裁判長

2025年02月21日 | 人物
戦中の、国家神道華やかなりし頃、大本事件が起こった。

大本教が、治安維持法に違反すると。本部は政府・官憲により打ち壊された。物理的に破壊された。

そのせいで大本はいまは小さい。生長の家とか

その大本に、政府と世間の波に抗して、無罪判決を言い渡した、リベラルで、勇気ある裁判長が、高野綱雄裁判長。

~~~以下ウィキから引用~~~

1942年(昭和17年)7月31日、高野綱雄裁判長は判決文の中で「大本は宇宙観・神観・人生観等理路整然たる教義を持つ宗教である」として、治安維持法関係全員無罪の判決を言い渡した。

検察の調書の信頼性が低いことも判決文で指摘された。

本判決を下した高野について、土井一夫(陪席判事)は「高野裁判長はいい裁判長でした。公平だし、名利にとらわれなかった」と回想した。

高野の下で長く書記をつとめた豊田真三は「高野さんは立派な方でした。あんな方は一寸ないでしょう。あれだけ世間でやかましかった事件を無罪にしたのには、勇気がいります」とも述懐している。

また田村千代一(陪席判事)は「予審調書を読んだとき、どの調書もまったく同じことで、これはおかしいと思った」とまずはじめに疑問をいだいた 

~~~引用終わり~~~

この、「どの調書もまったく同じことで、これはおかしい」ってのは、先日、家庭連合の福本弁護士が報告した、解散命令請求の、文科省が出した証拠(陳述書)と一緒ですね。

 こちら(福本弁護士報告書)

最新のSunday世界日報で、この高野綱雄裁判長が、浄土真宗の熱心な信仰者だったと記載されている。

信仰の力でしょうか。

信仰は勇気を生む。

信仰は、健康的な無常観を生むから。

現世・世俗を、精神より、軽く見るから。

信仰が勇気を生むさまについては、三浦綾子『塩狩峠』一冊を読めば十分だろう。

 
天は見ている。

家庭連合の解散命令請求を裁く、鈴木謙也裁判長にも、高野綱雄裁判長のような、勇気を期待します。
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日経のおかしい記事

2025年02月21日 | 経営・インテグリティ・エンゲージメント
今朝の日経の社説が、小林製薬を攻撃している。

創業家経営だから、ガバナンス不備だと。

浅い。

あの紅麹事件、創業家経営が原因だったの?

調査報告書を見た限りでは、私はそう受け取っていない。

創業家経営にもいいところがある。

数十年の長期的視点。

数年の近視眼的視点ではなく。

そういうとても大きなメリットがあるのに、創業家経営だからダメだ、的な。

短絡的すぎ。

創業家が経営していて立派な企業は、トヨタやサントリーなど、たくさんある。他にはワコールとかブリヂストンでしょうか。

がんばれ、日経新聞。
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内村鑑三『後世への最大遺物』は34歳

2025年02月21日 | 人物
内村肝臓が、「勇ましく交渉なる生涯」を説いたのは、彼がまだ34歳の時。

わ、若い。

さすが内村鑑三。さらに尊敬しました。

勇ましく高尚なる生涯以上に優れた価値観は、ない。




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ハイオク202円

2025年02月21日 | 社会・時事など
おそらく日本で1番値段が高いガソリンスタンド、西麻布交差点近く。

ハイオクが202円でした。

高いですね!
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