狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

豚は太るか死ぬしかない

2017年12月23日 20時33分06秒 | VSの日記




 本日12月23日は、安政東海地震が起こった日で、日本共産党の宮本顕治らが中央委員の小畑達夫・大泉兼蔵を特高警察のスパイとして査問しリンチを行った(後日、小畑達夫が死亡)日で、大日本言論報国会が設立された日で、ベル研究所がトランジスタを公開した日で、極東国際軍事裁判で死刑判決を受けたA級戦犯7名の絞首刑が執行された日で、東京タワーの完工式があった日で、北朝鮮が11か月拘束していたプエブロ号の乗員82人を解放した日で、ソ連軍がアフガニスタンの首都カーブルを占領した日で、アメリカの二人乗りプロペラ飛行機「ボイジャー」が世界初の無着陸・無給油の世界一周飛行を達成した日で、名古屋ドル紙幣ばら撒き事件があった日で、今上陛下の誕生日を記念する祝日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十三度。最低気温は零度でありました。
 明日は予報では倉敷は曇りのち雨となっております。お出かけの際はお気を付けくださいませ。



 ダイエットを行っております。
 今回はかつての逃げ足の速さを少しでも取り戻す作業です。
 逃げ足の速さは常に確保しておかねばなりません。
 いつ何時何があるかは分からないのです。

 私の体は放っておくとどんどん硬くなってしまいます。
 体が硬くなると各部位の可動範囲が狭くなってしまいます。
 そうなると咄嗟の動きが鈍くなってしまいます。
 運動量を上げた時、咄嗟の動きが鈍いと怪我の元となります。
 まずは各関節がぐにゃぐにゃに曲がるくらいふにゃふにゃにせねば。

 駄肉を削り取り柔らかな筋肉を必要なだけ付ける。
 脂肪細胞どもは冬の寒さに備えて脂肪を貯めこもうとします。奴らの目論見は阻止せねばなるまい。
 ふにゃふにゃの体を手に入れて駄肉を削りとって痩せて我が世の春を謳歌してやろう。と燃えているところなのでございます。

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『獣の奏者 3 探求編』/上橋 菜穂子

2017年12月23日 15時33分31秒 | 小説・本に関する日記





 昨日の夜は、上橋菜穂子の小説『獣の奏者 3 探求編』を読んでいました。

 降臨の野の惨劇から11年。
 真王は大公と結ばれ、リョザ神王国は新たな政治体制の安定化を模索していた。
 エリンは愛するものと結ばれて母親となっていた。
 王獣を操る術を知る唯一の者であるエリンは、戦に王獣が使われることを恐れていた。

 ある日、エリンはある村で起きた闘蛇の大量死の原因究明を命じられる。
 その村に向かったエリンはそこで……。

 「獣の奏者」の第3巻であります。




 理想と現実を擦り合わせることは難しい。
 命が懸かった事柄を目の前にして理想だけを述べても意味はない。
 情報が圧倒的に足りない状態であっても、それでも判断しなければならない。

 それでも現実に対応しながらも理想を追う。
 それが如何に困難なことで覚悟のいることか。


 面白かったですよ。
 続きを読んでみることにいたします。

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欲望と愛とは偉大な行為のための両翼である。

2017年12月23日 14時49分42秒 | その他の日記






 思考実験をしてみましょう。



 同程度の経済力をもった2ヶ国があったとします。
 A国は貧富の差がほとんどない社会を目指します。その代わり経済成長は0。
 B国は経済成長5%を目指します。その代わり貧富の格差は激しい。

 この条件下では初年度はA国とB国の福祉や医療や教育に回されるお金の量はおそらく同程度。
 そしてA国の平均的な国民の所得はB国の富裕層には及ばないけれども貧困層の所得と比べるとはるかに上となります。
 しかし10年後にはどうなっているでしょう? 20年後は?

 仮に初年度のA国とB国の経済力を100としたならば、
 2年目のA国の経済力は100のまま。B国の経済力は105となります。
 5年後のA国の経済力は100のまま。B国の経済力は約121となります。
 10年後のA国の経済力は100のまま。B国の経済力は約155となります。
 20年後のA国の経済力は100のまま。B国の経済力は約253となります。
 
 B国は20年後にはA国の約2.5倍の経済力を持つことになります。
 この状態だと格差が大きいB国の貧困層の所得は格差のないA国の平均的な国民の所得を上回ります。
 そしてB国の福祉や医療や教育の分野に回せるお金は、A国の約2.5倍となります。
 そしてB国の災害時や緊急時にまわせるお金の桁が違ってきます。
 災害時や緊急時に投入するお金の額が違えば救える可能性のある人の数が変わってきます。
 さらに余力ができたならば文化にまわせるお金の額も大幅に増えるはずです。

 もしA国の周辺国がそれぞれ経済成長5%を達成しA国が経済成長が0だったなら、A国は周辺諸国の中で最貧国となります。
 A国と周辺国との間に経済格差が生まれることになります。A国の国際的な影響力は一気に下がることになります。
 さらに、何処かの国を助けたいと思っても余力が無い状態なら助けることもできません。
 ギリギリの状態であったなら非常時において脆い体制となります。
 そして最貧国では文化は花開くことが難しくなります。
 ギリギリの状態では人は文化面にお金を投入したがりません。
 A国は文化面でも他国との交流は縮小していくでしょう。







 勿論、上記の論は机上の空論でしかありません。
 現実は様々なパラメーターが存在します。

 しかしレーニン・スターリン型の共産主義や毛沢東型の共産主義は構造上に欠陥があることが判明しています。
 レーニン・スターリン型の共産主義や毛沢東型の共産主義はある段階から必ず経済成長がストップしてしまいます。この欠陥を取り除くプランはまだ出てきていません。 
 原始共産主義も小規模で構成員の価値観がほぼ一致している状態ならば可能かもしれませんが、国家単位では無理なことは判明しています。
 そしてレーニン・スターリン型の共産主義の社会や毛沢東型の共産主義の社会は平等な社会を作り出すシステムではなく究極の格差社会を作り出すシステムであることも判明しています。
 レーニン・スターリン型の共産主義の社会や毛沢東型の共産主義の社会は貧困者を救うシステムではありません。

 共産主義を奉じるお方は理論の再構築をすべきです。共産主義で経済成長ができるプランを構築すべきです。
 社会主義を奉じるお方も理論の再構築をすべきです。社会主義で経済成長ができるプランを構築すべきです。
 もし出来ないのならば共産主義や社会主義を捨て去ることも視野に入れるべきです。

 福祉や医療や教育を重要視し格差を是正したい。と考えるならば、その為に経済を発展させて福祉や医療や教育に投入できるお金を増やそうと考えてもよいと思うのです。
 その為の方法論を考えるべきだ。と思うのです。
 お金は大事だ。と私は思うのです。
 そして人の欲望を軽視してはいけない。と私は思うのであります。


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