狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

絶等寸の山の峰の上の桜花 咲かむ春へは君し偲はむ

2020年04月01日 23時21分45秒 | 季節の御挨拶
 本日4月1日は、征夷大将軍・坂上田村麻呂に志波城の築城命令が下った日で、明和の大火があった日で、ナポレオン・ボナパルトがオーストリア皇帝フランツ1世の娘マリ・ルイーズと再婚した日で、パリ万国博覧会が開幕(日本からは幕府と薩摩藩が出展)した日で、シンガポールがイギリスの直轄植民地となった日で、樺太庁が設置された日で、寿屋が赤玉ポートワインを発売した日で、宝塚少女歌劇が初公演を行った日で、国家総動員法が公布された日で、勤労所得の源泉徴収が始まった日で、日本放送協会が米軍向け放送「ゼロ・アワー」を開始した日で、阿波丸事件が起こった日で、ソ連の軍政当局が西ベルリンに入る人や貨物の検問を開始した日で、東京証券取引所が設立された日で、日本電信電話公社が民営化してNTTが発足した日で、日本専売公社が民営化して日本たばこ産業が発足した日で、男女雇用機会均等法が施行された日で、国鉄が分割民営化してJRグループ7社が発足した日で、日本で消費税が初めて導入された日で、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争が勃発した日で、エイプリルフールの日です。

 本日の倉敷は雨でありましたよ。
 予想では最高気温は十四度。最低気温は十度であります。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっています。



 昨日で弥生も終わり。
 今日から卯月。春本番です。
 春は春らしく顔を上げて笑顔で頑張ろう。と思っている今日この頃なのでございます。


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花桃その5。

2020年04月01日 19時27分03秒 | お花に関する日記
 上の写真に写っているお花は、「花桃」です。
 花桃に関しては、2019年3月30日の記事2018年3月30日の記事2010年3月3日の記事2009年2月17日の記事もよかったら御覧下さいませ。
 2019年と2018年と2010年と2009年の花桃のお花の記事です。




 花桃のお花の花言葉は、「絢爛たる愛」或いは「あなたに心を奪われた」です。
 桃のお花は、岡山県の県花でありますよ。


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『カエサルを撃て』/佐藤 賢一

2020年04月01日 17時20分28秒 | 小説・本に関する日記
 昨日の夜は、佐藤 賢一の小説『カエサルを撃て』を読み返しておりました。

 共和政ローマ期の政治家で軍人のガイウス・ユリウス・カエサルが記したガリア戦争の遠征記録『ガリア戦記』を、古代ローマのガリア侵攻に対してガリアのケルト諸部族をまとめ上げて抵抗したガリアの英雄・ウェルキンゲトリクスの視点とカエサルの視点で再構成して描いた小説です。

 この物語のカエサルは、軍を養う能力には長けているけれども決断力が無く優柔不断で八方美人で物事に妥協しやすくポンペイウスに劣等感を抱いているおぢさんとして描かれています。
 手練手管には長けているけれども乾坤一擲の手は打てない。
 そんなカエサルと対峙した若き英雄であるウェルキンゲトリクスは、カエサルに強烈な意思を示します。
 お互いが御互いを尊敬し憎み嫉妬して……。

 くたびれたおぢさんであるカエサルが如何にして英雄・カエサルとなったのか? そんな物語であります。

 面白いですよ。
 お勧めです。

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貴方は何時もそんな口のきき方をなさるの?? 気をつけなさい。それが原因で命を落とす事になりますよ。

2020年04月01日 16時53分53秒 | VSの日記
 今はもう昔となったお話。
 或る夜のこと。

 狐がうつらうつらと幸せな夢を見ながら深い眠りに堕ちそうになっていた頃、部屋の電話が鳴った。
 ディスプレイを見たらナンバーは非通知となっている。
 こんな時間に何奴か??? と思いながら電話に出てみると相手のお方は無言である。
 もしもしと問いかけたが何も喋らない。
 誰だか知らないが何の目的で電話をかけてきたのだこいつは??? と頭の中が?マークで一杯になった。

 よく聴くと荒い息遣いが聞こえる。
 はて? 荒い息遣い???
 はて?
 もしかしてひょっとして……。ひょっとしてもしかして……。
 このお方は世に云われている変態さんなのではないか? とそこで思い至った。


 しかしここで疑問が発生した。
 仮にこの電話のお相手が変態さんであったとして、このお方は何故に息を荒げているのであろうか?
 私は「もしもし」としか喋っていない。
 そこに息を荒げる要素があるとは思えない。
 エロい言葉を言っているわけではないしエロい口調で言っているわけでもないのだ。
 「もしもし」という声を聴くと興奮するという特殊なお方は……居るかもしれないけれども聞いたことがないから居たとしても極まれだろうと思ふ。
 だから「もしもし」という声を聞いて息を荒げているとは思えない。

 もしかすると、私が怯えていると勝手に思って興奮しているのだろうか?
 それとも別の理由で息を荒げているのだろうか?
 と思っていたら、電話のお相手のお方は「何色のパンツを穿いてるの?」と訊いてきた。

 変態さんだ。orz。
 変態さんで確定だ。orz。
 何で興奮しているのかは分からないが変態さんに絡まれてしまった。orz。
 私が穿いているパンツの色を知ってどうするというのだ。
 分からん。
 穿いていないといふ可能性は考えないのかな???




 私は、誰かに迷惑をかけないのであるならば他人様がどのような趣味趣向性癖を持っていても気にしない。
 しかし、趣味趣向性癖或いは何かの主張或いは都合を、無理矢理他人に押し付けて巻き込んでくる人は嫌いである。
 私にも趣味趣向性癖何らかの主張或いは都合がある。それらを無視されて、別のものを押し付けられるのは嫌です。

 この電話のお相手のお方が何を考えているのかは分からないが、穿いているパンツの色をいきなり訊くという無礼者である以上は相手をする必要はあるまい。
 狐はそっと受話器を下ろし、お布団に潜り込んで目を瞑りうつらうつらと幸せな夢を見ながら深い眠りへと堕ちていったのであります。


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