本日4月5日は、仏教排斥を唱える物部守屋が疫病の流行の原因が仏教崇拝にあると奏上した日で、オランダ海軍提督ヤコブ・ロッゲフェーンがイースター島を発見した日で、天皇の東京滞在中は太政官を東京に置くことが決定された日で、日本・イギリスがロシア革命への干渉のため陸戦隊をウラジオストクに上陸させた日で、ソ連が日ソ中立条約の不延長を日本に通告した日で、小磯國昭内閣が総辞職した日で、ローゼンバーグ事件でスパイ容疑によりローゼンバーグ夫妻に死刑判決が下った日で、よど号ハイジャック事件の人質が帰還した日で、北京で四五天安門事件が起こった日で、ペルー大統領アルベルト・フジモリが非常事態を宣言して議会を解散させて憲法を停止した日で、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争でサラエヴォ包囲が始まった日で、北朝鮮がミサイル発射実験を行った日です。
本日の倉敷は晴れしていましたよ。
最高気温は十五度。最低気温は八度でありました。
明日も予報では倉敷は晴れとなっております。
本日の倉敷は晴れしていましたよ。
最高気温は十五度。最低気温は八度でありました。
明日も予報では倉敷は晴れとなっております。
或る夜。友人宅で遊んでいた時のこと。
友人夫婦と友人のぼんくらなDNAを1/2引き継いでしまったにも関わらず良い子に育っているらしい小さき者と一緒に寛いでいたのです。
その最中に、友人夫婦と友人のぼんくらなDNAを1/2引き継いでしまったにも関わらず良い子に育っているらしい小さき者を驚かせてみたいと思い、お三方に「実はわたくし、この度、結婚することになりました!」と述べてみました。
友人の旦那様は驚愕の表情で固まりました。そ、そこまで驚きますか……。
友人のぼんくらなDNAを1/2引き継いでしまったにも関わらず良い子に育っているらしい小さき者は「〇〇(←狐の本名)、けっこんするの?」と満面の笑顔で私に訊いてきます。素直なリアクションです。良い子だ。うん。良い子だ。
そして友人は……。「あかん。それはあかんでぇ」と何故か似非関西弁で呟き続けています。何だ? このリアクションは。
友人は云いました。
「あかん。それはあかん。あかんでぇ~」
だから何が駄目なのですか? そして何故に似非関西弁なのですか?
「そのネタはあかん。それだけはあかん」
あ、こいつ。私の言っていることを信じていないな。ま、確かにネタなのだけれども。全く信じていないな。
「ネタでしょ? あなたが現時点で結婚する可能性は万に一つもありません!」
云い切りやがった……。ま、確かにそうなのだけれども。
「あなたは表情をほぼ変えないので周囲の人はあなたを落ち着いた人だと誤解しているようですが、私はあなたが小心者でくよくよする性格であることを知っています。嗚呼。でもまさか独り身であることを其処まで気にしていたとは……。気にするあまりにそんなネタを言い放つようになっているとは……。気が付きませんでした」
ちょっと待って。大袈裟ですよ。
「しかし述べてよいことと悪いことがあります! 独り身であることをネタにしたとしても今まではあなたにはまだ一定の矜持が残っていました。なので一応は笑えてはいたのです」
一応……。
「しかし、『実はわたくし、この度、結婚することになりました!』は笑えない。あかん。サムい。サム過ぎる! ネタとして酷過ぎます!」
す、すみません。
「あなたがそんなネタを繰り出すようなさもしい者になっているとは……。嗚呼。情けない……」
其処まで云われると何だか泣きたくなってきた……。
「泣くことは許しません! お聞きなさい!」
其の夜。友人のまぢ説教は深夜にまで及びました。
友人からのまぢな説教は身に堪えます。まぢで。
不用意なネタは災難を招く。
私には何も考えずにネタを放つ悪癖があります。
これからはできることならばよく考えてからネタを放ちたい。と思っているところなのでございます。