狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

風が冷たくなって冬の匂いがした。

2014年12月17日 20時11分16秒 | 休日の日記





 本日12月17日は、東ゴート王トーティラがローマを占領した日で、フランス国王アンリ4世がマリー・ド・メディシスと結婚した日で、メキシコシティで太陽の石が発掘された日で、教科書疑獄事件で200名以上が摘発された日で、ライト兄弟が人類初の動力飛行に成功した日で、ロンドンの百貨店ハロッズでIRAによる爆弾テロが起こって5名が死亡した日で、ペルー日本大使公邸人質事件が発生した日で、米・英両国がイラクに対し砂漠の狐作戦を開始した日です。
 年末まであと14日。

 本日の倉敷は晴れでありましたよ。
 最高気温は一度。最低気温はマイナス一度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れのち曇りとなっておりますです。
 今日は風が強くて寒い一日でありましたね。
 私は本日はお仕事がお休みの日でありました。
 今日は寒いのでお部屋の中でぬくぬくしながらごろごろまったりしていましたよ。
 年末だし何かやらねばならぬことがあったような気がするのですが、まだ14日もある。今日はまったりしようと自堕落に過ごしておりました。

 寒い日が続いています。皆様、お風邪などを召しませぬよう体調管理にはくれぐれもお気を付け下さいませ。


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『バベル』

2014年12月17日 15時54分33秒 | 映画・ドラマに関する日記



 昨日の夜は、映画『バベル』のDVDを観ていました。




 モロッコ。
 遊牧民の兄弟は父親からジャッカル退治の為にライフルを渡される。
 ライフルの試し打ちをしていると腕比べになり、遠くを走っていた観光バスを標的にしてしまう。

 同じくモロッコ。
 ギクシャクした関係を修復する為にアメリカから旅行に来た夫婦のリチャードとスーザン。
 観光バスで移動中にスーザンが銃撃を受けてしまう。
 砂漠の真ん中にいた観光バスは近くの村に戻ることにした。
 村には獣医師しかおらず救急車を呼んだがなかなか来ない。
 撃たれたスーザンはパニックを起こしていて……。

 アメリカ&メキシコ。
 メキシコ人のアメリアはリチャードとスーザンの子供達の世話をしているベビーシッター。
 旅行に出かけているリチャードとスーザンがトラブルに巻き込まれ、予定していた息子の結婚式の日もリチャードとスーザンの子供達の世話をしなければならなくなった。
 そこで彼女は子供達を連れて息子の結婚式に出席するのだが……。

 日本。
 チエコは父と二人暮しのろう者の女子高生。
 母を亡くし孤独感を感じている。
 ある日、警察が父親に面会を求めて自宅を訪れるのだけれども……。



 監督は、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。
 出演者は、ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ブブケ・アイト・エル・カイド、サイード・タルカーニ、ムスタファ・ラシーディ、アドリアナ・バラッザ、ガエル・ガルシア・ベルナル、ネイサン・ギャンブル、エル・ファニング、モハメド・アクザム、クリフトン・コリンズ・Jr、役所広司、菊地凛子、二階堂智、小木茂光、ミチ・ヤマト、など。

 2006年のアメリカ映画です。



 それぞれのパートのお話は面白いのです。
 単体で映画を作るほどの力はありませんが面白い。
 でも思ったほど密接にはそれぞれのお話が絡み合ってはいかない(一応、繋がりはありますが)。

 テーマは分かりやすくその部分は面白と思うのだけれども、どこか消化不良感が残る。
 全てのお話を一つにまとめるような強力なものがあれば余韻は深まったはずなのになあ。と少し残念。
 でもあからさまなオチみたいなものを入れるとその部分だけ浮くかもしれなかったから、仕方がなかったのかもしんない。
 それに『バベル』って題名だし。一つにまとめる強力な何かを物語の中に組み込んだらテーマからずれるのかもしんない。

 面白くなかったわけではなく、面白かったのだからまあよいか。という評価に私は落ち着きました。
 少し残念なところはあったけど、面白かったです。

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まだあわてるような時間じゃない。

2014年12月16日 20時00分26秒 | 知人、友人に関する日記




 本日12月16日は、安史の乱が起こった日で、応仁の乱が終結した日で、ボストン茶会事件があった日で、A級戦犯容疑者としてGHQから出頭命令を受けていた近衛文麿元首相が服毒自殺した日で、ルーマニアのティミショアラでラースロー司教国外退去への抗議デモに対して治安部隊が発砲してルーマニア革命の発火点となった日で、中国民航機ハイジャック事件があった日です。

 本日も倉敷は雨のち曇りでありましたよ。
 最高気温は八度。最低気温は四度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れのち曇りとなっております。



 先日、知人から年賀状の印刷の依頼がありました。
 「今回は画像をきちんと厳選したので昨年のような事2011年のような事にはならぬから安心したまえよ」とおっしゃる。
 本当かな? と思いつつ「安いプリンターでの出力になりますが、ようござんすか?」と訊いたところ「うむ」と答えたので承諾いたしました。

 確認の為に裏面の試し刷りを知人に見せたところ、一発OK。
 おぉ。前回と前々回の我侭放題やりたい放題は今回は無しか。と少し拍子抜けしました。
 つつがなく表面と裏面の印刷を終えることが出来て一安心であります。

 ちなみに自分の年賀状はまだ全く準備していません。
 そろそろ本気を出そうかなと思っているところでございます。

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『猫侍・劇場版』

2014年12月16日 12時32分53秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、映画『猫侍・劇場版』のDVDを観ていました。

 主人公は、元・加賀藩剣術指南役で「百人斬り」「まだら鬼」と恐れられた斑目久太郎。
 今は加賀藩からリストラされて仕官先を探す為に単身江戸に出て貧乏暮らしをしている。
 ある日、米沢一家の若頭が久太郎の元に現れて、相川一家の親分の飼い猫を切って欲しいと久太郎に頼み込む。
 久太郎は、報酬の大金に釣られて相川一家の親分の飼い猫・玉之丞を切ろうとするのだが、玉之丞のあまりの可愛さに玉之丞を切ることができなかった。
 そこでこっそり自分の長屋に玉之丞を連れ帰り玉之丞を飼うことにしたのだが……。

 監督は、山口義高。
 出演者は、北村一輝、蓮佛美沙子、寺脇康文、浅利陽介、戸次重幸、洞口依子、温水洋一、津田寛治、横山めぐみ、駒木根隆介、深水元基、斎藤洋介、小野寺昭、塚本幸夫、佐藤誓、岩田月花、など。

 テレビドラマ『猫侍』を映画化したものだそうです。
 テレビドラマの『猫侍』とは少しお話が違うそうですね。

 時代劇コメディです。


 強面で無口で表情が変わらず常にしかめっ面な為、人から恐がられたりする侍が主人公。
 内心では饒舌で下らないことを考えていたりするのだけれども、周囲の人達はそのことが分からないのでびびったりする。
 そんな武骨な侍が猫様に萌えてしまうのです。
 ゆるい時代劇コメディです。

 面白かったですよ。
 楽しめました。

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もっとも『難しい事』は! いいかい! もっとも『難しい事』は! 『自分を乗り越える事』さ!

2014年12月15日 19時15分49秒 | VSの日記



 本日12月15日は、竹千代が今川義元の人質として駿府へ出立した日で、毛利元就が14箇条の遺訓を記した日で、ナポレオンの遺骸がセントヘレナからフランスに返還されてアンヴァリッドに安置された日で、ナッシュビルの戦いがあった日で、日本初の定期観光バスが走行を開始した日で、コミンテルンの反ファシズム統一戦線の呼びかけに呼応して日本で人民戦線の結成を企てたとして労農派系の大学教授・学者グループが一斉検挙された日で、朝鮮戦争の北朝鮮軍の機雷戦活動に対処して死傷者を出しながら国連軍の作戦遂行に貢献していた海上保安庁の掃海部隊・日本特別掃海隊が掃海作業を終了した日で、セントラル野球連盟が結成された日で、イスラエル特別法廷がアドルフ・アイヒマンに対し死刑判決を出した日です。

 本日も倉敷は晴れのち曇りでありましたよ。
 最高気温は八度。最低気温は零度でありました。
 明日も予報では倉敷はみぞれのち雨となっております。お出かけの際はお気を付けを。



 皆様、如何お過ごしですか? 
 私は本格的な冬の寒さに備えてついつい脂肪を貯めこもうとする煩悩との戦いに日夜明け暮れております。
 今のところは絶対防衛ラインは死守していますが、後退に次ぐ後退で苦戦しております。
 秋の終わりごろから私の細胞どもは私の許可を得ずに冬に備えて脂肪を溜め込んでこの冬はぬくぬくしようと企んでいたようです。
 おのれ。敵は殲滅せねばなるまい。
 必ず必ずやこの戦に勝利してやる。と決意を新たにして運動量を増やしている今日この頃なのであります。

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『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

2014年12月15日 12時27分28秒 | 映画・ドラマに関する日記



 昨日の夜は、映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のDVDを観ていました。


 人類は、宇宙から飛来したギタイと呼ばれる生命体の攻撃を受ける。
 ギタイの侵攻は圧倒的で、しかも人類側の反撃が何故か空振りになることが多く、人間の活動範囲は大幅に狭められていた。
 しかし、ある戦いで反撃の糸口を掴み、統合防衛軍による欧州奪還の大規模な作戦が発動する。

 軍属の報道官のウィリアム・ケイジ少佐は、欧州奪還作戦の指揮を取るブリガム将軍の不況を買って二等兵に落とされ最前線に送られてしまう。
 実戦経験のない彼は最前線の戦いであっけなく死んでしまうのだが、次の瞬間、彼は出撃前日に戻っていた。
 疑問に思いつつ、同じ日を繰り返し、同じように戦場で死ぬ。しかし再び彼は出撃前日に戻っていた。
 死んでは前日に戻るを繰り返し次に何が起こるかを覚えて、ケイジは徐々に戦場で生きる時間が長くなる。

 ある時、戦場で「ヴェルダンの女神」や「戦場の牝犬」の異名で知られる英雄リタ・ヴラタスキを助ける。
 その際、リタから「私を探して」と言われ……。



 監督は、ダグ・ライマン。
 出演者は、トム・クルーズ、エミリー・ブラント、ビル・パクストン、ブレンダン・グリーソン、ノア・テイラー、キック・ガリー、ドラゴミール・ムルジッチ、シャーロット・ライリー、ジョナス・アームストロング、フランツ・ドラメー、トニー・ウェイ、など。
 原作は、桜坂洋の小説『All You Need Is Kill』です。

 時間ループもののSFバトルアクション映画です。



 原作はループものであると同時に壮絶な悲恋の物語だったと思うのだけれども、映画では主人公の設定や後半部分のお話が大きく変更されていますね。
 原作のままだと映画向きではないという判断だったのでしょう。
 ラストシーンは色々と解釈できそう。ハッピーエンドに解釈できるしバッドエンドと解釈することも可能。
 ループのシーンはわずか数秒でやり直しのシーンがあったりして編集が上手い。
 そしてヘタレだった主人公が歴戦の強者になっていく過程は面白かったです。
 リタ様が無敵のリタ様でなかったのが少し残念。でも映画化の際に設定をいじっているので仕方ないか。

 面白かったですよ。
 楽しめました。

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デキの悪い息子みたいなものよ。良い時も悪い時も自分の息子ってかわいいものでしょう?

2014年12月14日 20時59分21秒 | ご近所に関する日記





 本日12月14日は、赤穂浪士が吉良邸に討ち入りを行った日で、マックス・プランクが黒体放射についてのプランクの法則を発表した日で、徳川好敏陸軍大尉が日本初の飛行実験に成功した日で、ノルウェーのロアール・アムンセン隊が南極点に到達した日で、国際連盟がフィンランド侵攻を理由にソ連を除名した日で、在日朝鮮人の帰還事業で初の帰国船が新潟港を出港した日で、女子高生の冗談が元で豊川信用金庫で20億円の取り付け騒ぎが起こった日で、日本が米輸入の部分開放を決定した日で、植芝盛平のお誕生日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は六度。最低気温は一度でありました。
 明日も予報では倉敷は曇りとなっております。


 先日、本屋さんで本を物色していた時のこと。
 老夫婦がやって来てJ2マガジンの今月号をお取りになる。
 おぉ。恐らくファジアーノサポだ。と思い、本を物色しているふりをして老夫婦の会話に耳をかたむける。
 お二人はやはりファジアーノの記事の箇所を広げてファジアーノについて会話してる。かなりディープな会話。選手の記事を読んで楽しそうに会話してる。
 多分、私よりも詳しい。でもって私よりもはるかにファジアーノに入れ込んでる。お見逸れしました。

 お二人はJ2マガジンの今月号を大事そうに抱えてレジに向かいました。
 仲の良さそうなご夫婦でありましたよ。
 羨ましい限りでございます。

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『イングロリアス・バスターズ』

2014年12月14日 12時58分20秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、映画『イングロリアス・バスターズ』のDVDを観ていました。

 第二次世界大戦時のフランスが舞台。
 フランスはナチスドイツの占領下にある。
 ユダヤ人のショーシャナは身分を隠して映画館の支配人をしている。
 ある日、ドイツ人の将校と知り合ったことからナチス・ドイツの要人達の暗殺計画を思いつく。
 一方、アルド・レイン中尉が率いるアメリカ特殊部隊がフランス国内に極秘に潜入し、ナチス狩りのゲリラ戦を行っていた。
 両者の計画がお互いの計画を知らないまま、ショーシャナの経営する映画館で開かれるヒトラー総統を招いたナチスのプロパガンダ映画のプレミア上映会で重なる……。のだけれども……。

 監督は、クエンティン・タランティーノ。
 出演者は、ブラッド・ピット、イーライ・ロス、ティル・シュヴァイガー、ギデオン・ブルクハルト、B・J・ノヴァク、オマー・ドゥーム、サム・レヴァイン、マイケル・バコール、メラニー・ロラン、ジャッキー・イド、ドゥニ・メノーシェ、クリスチャン・ベルケル、ジャナ・パラスキー、レア・セドゥー、ボー・スヴェンソン、ハーヴェイ・カイテル、マイケル・ファスベンダー、マイク・マイヤーズ、ロッド・テイラー、ダイアン・クルーガー、クリストフ・ヴァルツ、ダニエル・ブリュール、アウグスト・ディール、ジュリー・ドレフュス、シルヴェスター・グロート、マルティン・ヴトケ、リシャール・サムエル、ソンケ・モーリング、アレクサンダー・フェリング、ルドガー・ピストール、エンツォ・G・カステラーリ、クエンティン・タランティーノ、サミュエル・L・ジャクソン、など。

 5つの章立てになっていて、各章の緊迫感が凄い。
 ナチス・ドイツのハンス・ランダ親衛隊大佐の存在感が凄くて、ぐいぐい物語を引っ張っていきます。
 シリアスではあるのですが娯楽映画なので生真面目なお方は目くじらを立てるかもしれない部分があります。グロいところもあるし。
 そして善い人は全く出てきません。中途半端に善い人は出てきますが。アクの強いキャラクターばかりです。

 娯楽映画として単純に楽しんでもよいのだけれども、少し考えるとこの映画は面白い示唆を与えているのかもしれません。
 ナチスのユダヤ人狩りのお話がストーリーに絡んできますが、ユダヤ人のショーシャナは狂気に満ちた人物として描いています。でももちろんナチスを擁護などしていません。
 フランスに潜入しているアメリカ特殊部隊の隊長のアルド・レイン中尉も狂った人間として描いています。
 よくあるナチスのユダヤ人狩りのお話の構図とは少し違っていて、正義を唱えている人をあざ笑うかのような、そんな映画です。

 休戦の交渉で「武器を捨てろ」と言われて、相手を信じて武器を捨ててその直後に殺される人物とか。
 残虐な殺し方をして相手を恐怖に陥れるやり方とか。
 国家の首脳もろとも大勢の人が殺されるであろう状況を利用して裏切りを画策する人物とか。
 人の醜い部分や汚い部分をあっけらかんと表現して尚且つ娯楽映画としてハラハラドキドキの展開にしています。

 面白かったですよ。

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ADIOS AMIGO

2014年12月13日 18時29分37秒 | 知人、友人に関する日記




 本日12月13日は、犬養内閣の初閣議で日本の金輸出再禁止を決定して金本位制から管理通貨制度に移行した日で、南京攻略戦が終結した日で、ハンガリー・ルーマニアがアメリカ合衆国に宣戦布告した日で、泉山三六蔵相が会期中の国会食堂内で泥酔して女性議員にセクハラをして野党に懲罰動議を出された日で、ギリシャ国王コンスタンティノス2世が軍事政権に対する逆クーデターを仕掛けて失敗してローマへ亡命した日で、イラクのサッダーム・フセイン元大統領がアメリカ軍に拘束された日で、長江流域のヨウスコウカワイルカがほぼ絶滅と宣言された日で、お正月を迎える準備を始める日です。
 年末まであと18日。

 本日も倉敷は晴れでありましたよ。
 最高気温は七度。最低気温は一度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。




 勤め先の店主の飼い犬の龍之介君がお亡くなりになりました。
 19歳で大往生でありました。

 最後は食事が取れないし水も飲めない状態で、でも良く頑張ったね。
 最後まで見事に生き抜きました。
 駆け回るのが大好きで人懐っこくて遊ぶのが大好きで大食漢で散歩が大好きなビビリ犬。
 龍之介君にはよく遊んでもらったよ。
 君と遊んでいると楽しかったよ。

 また会おう。その日が遠い未来であることを私は願っているけど、一度生を享け滅せぬもののあるべきか。
 また会えるさ。
 その時まで楽しみにして待っていておくれよ。
 バイバイ。
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『宇喜多の捨て嫁』/木下昌輝

2014年12月13日 17時13分48秒 | 小説・本に関する日記





 昨日の夜は、木下昌輝の小説『宇喜多の捨て嫁』を読んでいました。
 戦国期の武将で悪名高い宇喜多直家にまつわる短編小説6編が収録された短編集です。

 表題作の『宇喜多の捨て嫁』は、
 宇喜多直家によって捨て駒として後藤勝基に嫁がされた四女・於葉の物語。
 於葉の目線で、緊迫感が溢れていて見事なストーリー展開。

 『無想の抜刀術』は、
 直家の幼少期から浦上宗景に仕え手柄を上げた頃のお話で、彼しか持っていない才と彼が犯した大罪のお話。
 語り口が絶妙で、ぐいぐいと読ませます。

 『貝あわせ』は、
 直家は乙子城の城主につき妻を迎え子宝に恵まれていた。
 信頼できる舅に支えられて苦難を乗り切っている。
 しかし主君の浦上宗景は直家に非常な命令を下す。
 このお話はラストシーンが凄まじいです。

 『ぐひんの鼻』は、
 浦上宗景の幕下で頭角を現す宇喜多直家。
 力をつける直家を取り除こうと宗景は策謀を巡らす。しかし……。
 味方が敵になり敵を味方にし味方を見殺しにし、状況はくるくる変わる。
 そんな過酷な中で誰もが謀をし腹に一物もっている。
 浦上宗景の視点で浦上宗景VS宇喜多直家を描いています。

 『松之丞の一太刀』は、
 直家の三女小梅との婚姻が決まった浦上宗景の長男・松之丞。
 この婚姻は浦上家の宇喜多家乗っ取りの意味を持っていた。
 しかし宇喜多直家に後継ぎとなる待望の男児が生まれる。
 宇喜多家乗っ取りの計画の神輿に担がれていた松之丞は……。
 このお話では松之丞の視点で宇喜多直家を描いています。

 「五逆の鼓」は、
 浦上宗景と骨肉の争いを繰り広げている浦上政宗。その家臣・江見河原源五郎が何故寝返り、直家の家臣になったのか? というお話。
 芸の道のお話でもあり、業のお話でもあります。
 江見河原源五郎が見た宇喜多直家のお話でラストで冒頭の『宇喜多の捨て嫁』と繋がり、輪を描いて閉じます。


 6つの異なる視点から宇喜多直家像が浮かんでくる仕掛けとなっています。 
 情念と怨念と執念と業が絡み合う。生き残ることに執念を燃やす人達の権謀術数の凄まじさ。
 宇喜多直家という人物は史実から判明していることを拾っていけばとんでもない悪人となるのだけれども、この作品は史実と史実の間を見事に突いて宇喜多直家という複雑怪奇な人物を見事に描いています。

 面白かったですよ。
 お勧めです。


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民主主義は最悪のシステムだ。しかしそれ以外のどのシステムよりもましだ。

2014年12月13日 12時24分56秒 | 案内、告知、宣伝


 明日は第47回衆院選の投票日ですね。

 与党にとっては政権交代後の政権運営の是非を問われる選挙。野党にとっては先の衆議院選挙後から今までの言動に審判が下される選挙です。
 大義があろうがなかろうが否応無しに今までしてきたことが秤にかけられます。

 皆様。投票にはいっておきましょう。
 私達は選挙で自分達の意志を示すことができます。
 共産主義国のような選挙の無い国ではありません。
 自分達の意思はきちんと示しておきましょう。

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倉敷観光WEBさんの倉敷観光プラン・冬の倉敷デート編。

2014年12月12日 21時54分07秒 | 案内、告知、宣伝

 本日12月12日は、西晋が滅亡した日で、マアッラ攻囲戦が終結した日で、1911年にルーヴル美術館から盗まれて以来行方不明になっていた『モナ・リザ』がフィレンツェで発見された日で、中華民国大総統の袁世凱が皇帝に即位して国号を中華帝国に改称した日で、張学良・楊虎城配下の部隊が西安滞在中の蒋介石を拘束して国共合作と抗日を要求した日で、冬の嵐作戦が開始された日で、GHQが『忠臣蔵』などの仇討ち・心中物の芝居の上演禁止を指令した日で、日本の国連加盟が安保理の全会一致で決定された日で、クーデター計画が発覚して逮捕者が出た三無事件が起こった日で、武闘派左翼グループ・東アジア反日武装戦線が興亜観音・殉国七士之碑爆破事件を起こした日で、三菱樹脂事件の最高裁大法廷判決が出た日で、韓国の粛軍クーデターで全斗煥少将が軍の実権を掌握した日で、オウム真理教が会社員VX殺害事件を起こした日で、米大統領選のフロリダ州での票の集計をめぐる訴訟で連邦最高裁が票の再集計を禁止する判決を出してジョージ・W・ブッシュの当選が確定した日で、北朝鮮が人工衛星と称した弾道ミサイルを打ち上げた日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は九度。最低気温は四度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。




 皆様、こんばんは。
 そろそろ年賀状の準備をせねばなるまいなぁと思いつつそろそろ年賀状の準備をせねばなるまいなぁと思っているだけで何も準備をしていない私・狐でございます。てへ。

 今日はネタが無いので、倉敷観光WEBさんの倉敷観光プラン・冬の倉敷デート編のページを張り付けておきます。
 倉敷観光を考えている熱々のカップルのお方達や熱々ではないけれどもカップルのお方達の参考の一助となれば幸いです。

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『太陽はひとりぼっち』

2014年12月12日 11時28分30秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、映画『太陽はひとりぼっち』のDVDを観ていました。

 ローマに住むヴィットリアは婚約者に別れを告げる。
 漠然とした不安感や倦怠感を持ったまま女友達とふざけたり母親と話をしたりして日々を過ごしていた。
 母親が出入りしている証券取引所の仲買所に勤めるピエロと親密になるのだが……。

 監督は、ミケランジェロ・アントニオーニ。
 出演者は、アラン・ドロン、モニカ・ヴィッティ、フランシスコ・ラバル、など。

 1962年公開のイタリア・フランス合作映画です。


 アンニュイな雰囲気が漂う映画です。
 虚無的で刹那的。けだるくて無機質で不安感を誘うような映像。静かな緊張感。孤独感と孤独ゆえの解放感。理由の無い漠然とした不安感。
 主人公はアラン・ドロンが演じるピエロではなくモニカ・ヴィッティ演じるヴィットリアなのですが、それよりも風景に目がいきます。

 この映画を嫌いな人はいるだろうなぁ。「わけわからん」とか「つまらん」という人はたくさんいそう。
 でもリズムと感覚と波長が合う人は大絶賛するだろうなぁ。

 言葉では表現できにくいことを映像で表現しようとしています。
 それ故、文章での表現能力の乏しい私には感想を書くのが難しいのです。それに多分、私は色々なことを理解していません。


 皆様、この映画をご覧になって下さいませ。
 その上で、「わけわからん」とか「つまらん」と思ったお方。ごめんなさい。
 「おもしろい」と思ったお方。良かったです。仲良くしましょう。
 とにかく、お勧めです。

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葉牡丹(ハボタン)その6。

2014年12月11日 20時37分45秒 | お花に関する日記




 本日12月11日は、東ローマ帝国ニケフォロス2世が暗殺された日で、後三年の役が終結した日で、島原の乱が勃発した日で、中国共産党が広州で中国国民党に対し武装蜂起(12月13日に広州から撤退。この件で死者は2万人以上)した日で、ウェストミンスター憲章がイギリス議会で採択されてイギリス連邦が正式に発足した日で、ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世がローマのルター派教会を訪問して新旧キリスト教の対立が終結した日で、第一次チェチェン紛争が勃発した日です。

 本日の倉敷は雨のち曇りでありました。
 最高気温は十一度。最低気温は九度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。


 上の写真に写っているのは「葉牡丹(ハボタン)」の葉です。

 葉牡丹に関しては2013年12月3日の記事2012年12月30日の記事2011年12月29日の記事2010年11月22日の記事2010年4月27日の記事2008年12月28日の記事もよろしかったらご覧下さいませ。
 2013年と2012年と2011年と2010年と2008年の葉牡丹の記事です。

 葉牡丹の花言葉は、「記憶に残る思い」ですよ。

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『デスペラード』

2014年12月11日 11時58分08秒 | 映画・ドラマに関する日記



 昨日の夜は、映画『デスペラード』のDVDを観ていました。

 主人公は、かつてギャングに恋人を殺され自らも掌を撃たれてマリアッチとしての道を閉ざされた男。
 彼は、ギターケースに武器を詰めて、ギャングのボスを殺して復讐を果たす為にギャングのボスを探す旅をしていた。
 ある村で、ギャングのボスが関わっているらしい酒場に行き情報を得ようとするが、正体がばれて……。

 監督は、ロバート・ロドリゲス。
 出演者は、アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、ホアキン・デ・アルメイダ、チーチ・マリン、スティーヴ・ブシェミ、カルロス・ゴメス、ティト・ラリヴァ、エンジェル・アヴィレス、カルロス・ガラルドー、アルバート・ミッシェル・Jr、クエンティン・タランティーノ、アブラハム・ヴェルデュスコ、ダニー・トレホ、など。


 外連味たっぷり。外連味しかない。けど意外と真面目。絶妙のバランスの映画です。
 濃い。物凄く濃い。でも実はあっさりでもあります。
 主人公は弾が当たらないし、変な格好で撃ちまくるし、無敵だし、無駄に男の色気むんむんだし。
 助っ人はわけわかんないし、あっさり死んじゃうし。
 悪役は悪い男だし(←良いところもあるらしいけど)。
 ヒロインは蕩けるような美しさがあってお色気むんむんでしかも強い。
 単純明快にカッコよさや面白さを前面に出しています。
 カッコよさや面白さを前面に出し過ぎて笑えるシーンがたくさんあります。でもこれはおそらく製作者側の確信犯。
 ストーリーは単純明快で分かりやすくあっさりしています。
 フェロモンだしまくりの色男が復讐の為にむさ苦しい男どもを相手に銃を撃ちまくって皆殺しにする。そんなお話です。
 とにかく外連味で押しまくり派手なアクションで魅せていて飽きさせません。
 ツッコミどころは満載で笑ってしまうような所もあるのですが、面白かったですよ。
 銃撃戦。皆殺し。セクシー。爆発。浪花節。これらの言葉に反応してしまう愛しき方々には超お勧めの映画です。

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