狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

この腕に還りなさい めぐり逢うため

2014年12月10日 22時50分53秒 | 休日の日記



 本日12月10日は、建武式目が制定された日で、第1回ノーベル賞授賞式があった日で、田中正造が足尾銅山の鉱毒事件について明治天皇に直訴した日で、株式会社大阪野球倶楽部・現阪神タイガースが創立した日で、天城山で愛新覚羅溥儀の姪・愛新覚羅慧生と級友の大久保武道のピストル心中遺体が発見された日で、日本共産党を除名された全学連幹部連中が共産主義者同盟を結成した日で、東京都府中市で三億円事件が発生した日です。

 本日も倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十二度。最低気温は二度でありました。
 明日は予報では倉敷は午前中は雨となっております。お出かけの際はお気を付け下さいませ。


 本日は午後から久々に本屋さん(複数)に行っていました。
 大好きな作家さんの新刊が複数出ている情報を得て慌てて買い求めに行ったのです。
 しかしどの本屋さんにもお目当ての本が売っていない。orz。

 最近あまり本を読んでいなくて本屋さん巡りを頻繁に行っていなかったのが悪かったのかもしれぬ。
 或いは本の神様を怒らせてしまったのかもしれぬ。

 我が本棚に仰ぎ奉る掛けまくも畏き本の神様、恐み恐みも白さく
 本の神様の廣き厚き御恵みを辱み奉り、高き尊き神教のまにまに直き正しき眞心もちて誠の道に違ふことなく負ひ持つ業に勵ましめ給ひ、家門高く身健に世のため人のために盡さしめ給へと恐み恐みも白す
 怒りを忘れ、鎮まりたまへ。


 今日はお目当ての本を見つけることができなくてとぼとぼと帰りました。
 まあ、そのうち巡り合うことでしょう。

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『ジョゼと虎と魚たち』

2014年12月10日 19時34分05秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、映画『ジョゼと虎と魚たち』のDVDを観ていました。

 主人公の恒夫は大学4年生で、女性にもてもて君であまり深く物事を考えないけど素直で気の良い男性。
 ある日、彼は乳母車に乗って祖母と散歩している女性と出会う。
 彼女は足の具合が悪く歩けない。それで毎朝、乳母車に乗って祖母に押してもらって散歩をしている。
 行きがかり上、彼女達が暮らしている家で朝食を御馳走になった恒夫は……。

 原作は、田辺聖子の短編小説。
 監督は、犬童一心。
 出演者は、妻夫木聡、池脇千鶴、菅野莉央、上野樹里、新井浩文、江口のりこ、新屋英子、藤沢大悟、陰山泰、森本更紗、真理アンヌ、SABU、大倉孝二、中村靖日、西田シャトナー、遠藤雅伸、山本浩之、藤原一裕、荒川良々、板尾創路、森下能幸、佐藤佐吉、など。

 恋愛映画で青春映画です。



 青くてみっともなくて切ないお話です。
 二人が一緒に住むようになってからの展開はじ~んと胸に来てしまいましたよ。

 面白かったですよ。
 お勧めです。

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嗚呼 その背中は羽をもぎ取られた跡がある

2014年12月09日 20時06分43秒 | VSの日記




 本日12月9日は、東ローマ帝国の将軍ベリサリウスが東ゴート王国のローマに入城した日で、藤原基経が初の人臣関白に就いた日で、三毛別羆事件が発生した日で、GHQによる宣伝番組「眞相はかうだ」の放送が開始された日で、ニュルンベルク継続裁判が始まった日で、ソ連の偵察機が沖縄本島領空を侵犯して自衛隊機が初めて実弾警告をした日で、警視庁の国際テロ捜査情報流出事件や尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件を受けて民主党政権の仙谷由人内閣官房長官を長とする「法制度・守秘義務違反の罰則など」や「情報保全システム・アクセス権限など」の2分野を検討する「政府の情報保全に関する検討委員会」(←特定秘密保護法案と何が違うんだ?)が発足した日です。


 本日の倉敷は晴れでありました。
 最高気温は十二度。最低気温は一度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。

 年末商戦が始まり、クリスマスに向けての雰囲気も本格化している今日この頃。
 皆様、如何お過ごしですか? 
 これから世の恋人達はクリスマスに向けて浮かれぽんち度を益々上げていくことでしょう。
 寒いのに熱くなれるとは独り身の私からすれば羨ましい限りでございます。

 かつての私はクリスマスに向けてお空に飛んで行ってしまいそうなくらい浮かれているカップルどもを見ると嫉妬の青白い炎で身を包んでいたものでありました。
 しかし今ではクリスマス前にカップルどもを見てもそっと心の中で祝福を送ることの出来るグレードアップした独り身となったので、この時期に独り身の知り合いを集めて「死ね死ね団」を結成するようなことはもういたしません。
 しませんとも。ええ。絶対にいたしません。
 多分、しないと思う。しないんじゃないかな?
 八風吹不動天辺月。
 しっかりしなきゃ。

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『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』

2014年12月09日 12時27分07秒 | 映画・ドラマに関する日記



 昨日の夜は、映画『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』のDVDを観ていました。

 壇ノ浦の戦いから数百年後。
 ある村に平家の隠し財産が隠されているという噂を聞きつけて平家の一団がやって来る。
 平家の一団は村で暴れまわりそのまま居座った。
 そこに源氏の一団も村にやって来る。
 源氏と平家は宝をめぐって対立しながら均衡していて、村は一触即発の雰囲気を漂わせながら小康状態に入った。
 そんな中、ひとりの凄腕ガンマンが村に現れる……。

 監督は、三池崇史。
 出演者は、伊藤英明、佐藤浩市、伊勢谷友介、安藤政信、堺雅人、小栗旬、田中要次、石橋貴明、木村佳乃、香取慎吾、クエンティン・タランティーノ、石橋蓮司、塩見三省、松重豊、香川照之、桃井かおり、など。

 日本を舞台にした異色の西部劇です。


 黒澤明監督の映画『用心棒』の展開で始まったので、わくわくして観ていました。
 面白かったのですが……。


 桃井かおり様が美味しいところをほぼ全部持っていってしまう。さすがは桃井様。
 残りを佐藤浩市様と伊勢谷友介様と香川照之様とで分け合う。
 石橋貴明様、木村佳乃様、クエンティン・タランティーノ様にも見せ場有り。
 しかし。伊藤英明様が演じる主役のガンマンがそれほど個性が無いし存在感が無い。主役なのに。orz。
 主役なのだから強烈な個性で物語をひっぱって欲しかった。
 敵役や周囲のキャラクターはとても魅力的なのだけれども。チョイ役や脇役も存在感があるのに。主役を蔑とは何事か?

 お話はハチャメチャで面白い。荒唐無稽だけど面白い世界観。
 だけど各エピソードに統一感が無い。
 荒唐無稽なのは構わないけど統一感が欲しい。統一感が無いから緊迫感が薄れてしまう。何だか散漫。
 源氏と平家の両者を主役のガンマンが引っ掻き回す駆け引きというものがほとんどなかったのも残念。
 主役がお話を引っ張っていないのでバラバラ感が出てしまったのだと思います。

 パロディが随所に埋め込まれていてそこは楽しいです。

 面白いのだけれどもなぁ……。
 もっと面白くなったやうな気がする映画でありました。

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蝋梅(ロウバイ)その8。

2014年12月08日 21時32分07秒 | お花に関する日記




 本日12月8日は、マレー作戦が開始された日で、真珠湾攻撃が行われた日で、GHQが日本全国の新聞へGHQの宣伝記事・太平洋戰爭史を掲載させた日で、シベリアからの引揚げ船第1号が舞鶴港に入港した日で、ロナルド・レーガン米国大統領とミハイル・ゴルバチョフソ連共産党書記長が中距離核戦力全廃条約に調印した日で、ロシア・ベラルーシ・ウクライナの代表がソビエト連邦の消滅と独立国家共同体の創立を宣言した日です。

 本日も倉敷は晴れのちぱらぱらっと雨が降っていましたよ。
 最高気温は九度。最低気温は零度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れのち曇りとなっております。



 上の写真に写っているお花は、「蝋梅(ロウバイ)」です。
 蝋梅のお花に関しては、よろしかったら2013年12月7日の記事2012年12月16日の記事2011年12月9日の記事2010年11月20日の記事2010年1月28日の記事2009年11月27日の記事2008年11月28日の記事もご覧下さいませ。
 2013年と2012年と2011年と2010年と2009年と2008年の蝋梅のお花の記事です。

 蝋梅のお花の花言葉は、「慈愛」だそうですよ。

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『バリ3探偵 圏内ちゃん』/七尾与史

2014年12月08日 16時48分24秒 | 小説・本に関する日記


 昨日の夜は、早く寝ようと思っていたのですが、寝入りばなに夢の中で本の神様が現れて「最近、うぬは本を読んでいないからもう拗ねちゃうもんね」とふて腐れなさっていたので、慌てて飛び起きて本を読んでいました。
 本の神様は怖い。敵に回したくない。


 昨日の夜は、七尾与史の小説『バリ3探偵 圏内ちゃん』を読んでいました。

 見内緑子さんは生身の人と接触するのが苦手で人と会話をするのもチャット経由。
 でも生身の人と接触するのが怖くても誰とも繋がらない孤独は辛い。だからネット世界での繋がりに安心を抱いている。
 その為、ネットに繋がらない電波状況を怖れていていつも気にしている。
 そんな彼女は、とある掲示板のカリスマ的存在。
 ハンドルネーム「圏内ちゃん」と名乗り、「祭り」状態の掲示板のターゲットの個人情報を見事な洞察力と情報収集能力で調べ上げていく。
 ある日、緑子さんは出入りしている掲示板に書き込んでいる人が連続で不審な死に方をしていると気が付いて……。


 キャラクター勝負の七尾与史。
 面白いキャラクターを作ってミステリやサスペンスのお話を展開させる芸風ですね。
 なので主人公を面白いと思えるかどうかで感想が変わってくるやうな気がします。
 犯人の正体は登場人物が少ないので予測可能(他に候補がいない)です。主人公達がどのようにして犯人にたどり着くかというお話ですね。

 面白かったですよ。
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愛を胸に抱いて ふるえて眠れ

2014年12月07日 21時51分17秒 | その他の日記


 本日12月7日は、キケロが暗殺された日で、伊能忠敬が日本地図の作成を開始した日で、陸奥湯之助及び中井庄五郎らが三浦休太郎を暗殺するために討ち入りした日で、昭和電工事件で芦田均前首相が逮捕された日で、蒋介石が中華民国の首都機能を台湾・台北に移した日で、行方不明になっていた作家・鹿地亘が東京の自宅に戻りアメリカの諜報機関・キャノン機関に拉致監禁されていたと語った日で、秋田県秋田市でニセ千円札事件(チ-37号事件)が発生した日で、ローマ教皇とコンスタンディヌーポリ総主教が911年にわたる相互の破門を解消した日で、オウム真理教規制を目的とした団体規制法が公布された日です。


 本日も倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は九度。最低気温はマイナス一度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れのち曇りとなっております。



 本日は終日事務処理をしていました。
 まったりと事務処理をしていました。まったりと舞ったりはしていません。パソコン殿の情報処理を待ったりはしていました。
 今日は一日中パソコン殿と睨めっこをしていたので肩が凝りました。
 今日は早く寝たいと思っております。

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『図書館戦争』

2014年12月07日 12時16分08秒 | 映画・ドラマに関する日記


 昨日の夜は、映画『図書館戦争』のDVDを観ていました。

 近未来の日本。
 公序良俗を乱し人権を侵害する表現を規制するメディア良化法によりメディア良化委員会がメディアを監視し良化特務機関が不適物とされた創作物を取り締まりを行っていた。

 メディア良化委員会に賛同する不正規集団による不適切とされた創作物に対するテロ行為が増え、有害図書に指定された書物を守ろうとした図書館が焼打ちされて職員が死亡する事件が起こる。
 全国の図書館は書物を守る為に法を整備して防衛部隊・図書隊を設立して武装する。
 良化特務機関は法に基づいて武力で検閲を強行しようとし、図書隊も法に基づいて武力で検閲に抵抗し図書を守る。
 人々はこの抗争に冷淡で無関心だった……。

 笠原郁は高校三年生の時に助けてもらった図書隊員に憧れて図書隊に入隊する。
 顔も名前もわからない憧れの図書隊員を王子様と呼んでいつか彼に会える日を夢見ている。

 郁は鬼教官の堂上篤にしごかれて散々な目に遭うが、負けん気と高い身体能力が認められてエリート部隊・図書特殊部隊に全国初の女性隊員として配属される。のだけれども……。


 監督は、佐藤信介。
 出演者は、岡田准一、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、西田尚美、橋本じゅん、鈴木一真、相島一之、嶋田久作、児玉清(写真)、栗山千明、石坂浩二、テイ龍進、波岡一喜、落合モトキ、井坂俊哉、工藤俊作、草薙良一、増田修一朗、俊藤光利、大迫一平、松崎裕、朝香賢徹、大塚幸汰、中村織央、前野朋哉、吉岡奈都美、五十嵐麻朝、千野裕子、春日井静奈、西田奈津美、桝木亜子、満田伸明、西守正樹、加藤貴宏、河野マサユキ、夛留見啓助、新田匡章、渋谷謙人、内ヶ崎ツトム、根本太樹、黒石高大、沖原一生、北代高士、斉藤悠、塩見大貴、三元雅芸、佐藤誓、樋渡真司、国枝量平、岩手太郎、大久保運、平野靖幸、平澤宏々路、岸田タツヤ、増田俊樹、大塚和彦、内藤トモヤ、黄田明子、など。
 原作は、有川浩の大ヒットシリーズ『図書館戦争』の第1巻「図書館戦争」です。



 良化隊と図書隊の成立過程が少し説明不足のような気がしました。
 私は原作を読んでいたからすんなりと話にのれたけど、読んでいない人が観たらどうだったのだろ? 許容範囲内だったのだろか?
 ただここは難しい部分で説明し過ぎると面白くなくなります。バランスの問題だったのかも。

 キャストはバッチリ。はまり役ばかりです。
 アクションは銃撃戦も肉弾戦も見ごたえがあります。

 原作は笠原と堂上のラブコメディが主でコメディ色が強いのだけれども、映画ではコメディ色は薄め。でも基本線はきっちりと押さえてる。
 これもバランスの問題だったのだと思います。

 お話の基本線は「エースをねらえ!」ですね。
 どつき漫才をする岡ひろみと宗方仁のお話で、「テニス」と「図書隊というハードなお仕事」を入れ替えて、凶暴だけど純な乙女VS鬼教官(でも実は王子様)のお話と思っていただきたい。
 すみません。例えが古いですが。orz。

 男性には燃えるシーンがあり女性には萌えるシーンがあるので、デートで観るのに最適です。
 面白かったですよ。
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やればできるなんて聞こえのいい言葉に酔っていてはいけませんよ。その言葉を言うのはやらない人だけです。

2014年12月06日 20時31分06秒 | その他の日記





 本日12月6日は、モンゴル軍によりキエフが陥落しキエフ大公国が滅亡した日で、公式に奴隷制を廃止するアメリカ合衆国憲法修正第13条が成立した日で、フィンランドがロシアからの独立を宣言した日で、大英帝国内の自治国としてアイルランド自由国の建国が決定した日で、各省・軍の情報部門を統合した内閣情報局が設置された日で、イギリスがフィンランドに宣戦布告をした日で、スペインで現行のスペイン1978年憲法が成立した日で、参議院で江副浩正リクルート前会長が証人喚問された日で、韓国海上警察が要求した日本の領海での捜査権の譲渡を海上保安庁が「主権侵害にあたる」として拒否した日です。


 本日も倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は七度。最低気温は一度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れのち曇りとなっております。




 師走の風に後ろから追いかけられるような今日この頃。皆様、如何お過しでしょうか? 
 今年も押し迫り、とりわけご多忙のことと拝察いたします。
 師走の町はさすがに人の足も落ち着かない御様子。
 私は周囲の人達が忙しそうにしているので釣られて一緒にばたばたして忙しいフリをしていますが実際にはのほほんと過ごしております。

 年末までまだ時間はあります。
 私はギリギリまでのほほんとする主義です。
 もう限界と思っても本当の限界はまだ先にあります。
 限界を究めるのだ。と切羽詰るまでのギリギリ感を楽しんでいるところなのであります。

 皆様。年末に向けご多忙のことと存じますが、適度に休憩を取って健康にお気をつけてお過ごしくださいませ。


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『へうげもの』第19巻/山田 芳裕

2014年12月06日 11時55分10秒 | 漫画・ゲームに関する日記




 昨日の夜は、山田芳裕の漫画『へうげもの』の第19巻を読んでいました。


 関ヶ原の戦い以後、徳川家康の天下を掌握していた。
 しかし世は盤石ではない。特に豊臣秀頼の処遇が問題視されていた。
 古田織部は数寄の世の存続と日ノ本の安定をかけて対立を深める徳川と豊臣の間を取り持とうと豊徳合体に奔走する。
 この動きは自身の身を危うくする危険な賭けだった。
 大久保長安は欲望に駆られ豊臣秀頼と徳川忠輝が天下を握る世界を目指す。
 傾奇者・数寄者に対しては取り締まりが厳しくなり……。

 歴史物語は史実の隙間を突いてどう解釈するか? という面白さがあるのだけれども、この漫画は数寄の世界から戦国末期・江戸初期を見つめ直して新たな視点を与えています。
 この物語もラストが近づいてきていますね。
 史実から結末は分かっているのですが、その結末をどのように描くのかどのような解釈を与えるのか、凄く楽しみです。
 続きが楽しみです。

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pourriture noble

2014年12月05日 19時39分47秒 | 知人、友人に関する日記


 本日12月5日は、キケロがカティリナ弾劾演説の最後の演説を行った日で、ジョチ・ウルスの将軍エディゲがモスクワに到達した日で、徳川綱吉により中野に16万坪の犬小屋が作られて同時に中野の住民が強制退去となった日で、大日本帝国陸軍参謀局が参謀本部に改称されて陸軍省から分離した日で、長岡半太郎が原子模型の理論を発表した日で、日本軍が203高地を占領した日で、梨本宮方子女王と朝鮮李王世子・李垠との結婚が勅許された日で、樺太からの引揚げ船第一号「雲仙丸」が函館港に入港した日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は六度。最低気温は三度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。





 先日、友人と無駄話を無駄にしていた時のこと。

 「腐の人を判別する方法として『攻めの対義語を述べよ』という質問をすればよいというものがあるが知っているかい?」と友人が言いだしました。
 知っている。
 でも私は腐の人ではないし腐の人を判別しようとする気もないから無駄な知識だけど。
 友人はいきなり何を言い出したのかと思いながら私はそう答えました。
 すると友人は「腐の人と腐でない人では『攻め』という言葉の意味が違う場合があるのだけれども、この世界に存在するありとあらゆる文章の中の『攻め』という言葉を腐の人が使う『攻め』の意味で誤読して読むととても味わい深い文章になることに最近になって私は気が付いたのだよ」と続けるのです。
 「見出しだけでも面白い。『攻めのIT経営百選』とか『攻めの農林水産業の実現に向けた新たな政策の概要』とか『攻めの地球温暖化外交戦略』とか『ネットで攻めたいNHK 身構える民放各社』とか」
 友人はぐふふと笑いながら述べます。
 「将棋についての文章は特に味わい深い」
 あのう。私、腐の人が使う「攻め」という言葉の意味をよく分かっていないのですが……。
 そして不謹慎で文章を書いた人に失礼だとも思うのですが。
 と友人に延べたら友人は「私がどのように誤読して楽しもうと自由だ。お前はつまらん。そしてとぼけるでない。」と叱られました。
 私は本当によく分かっていないのですが。

 友人は想像力豊かでいつも楽しそうでよいなぁ。
 固い固い私は友人が羨ましいです。

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2014年のファジアーノ岡山の雑感。

2014年12月05日 19時04分21秒 | サッカーに関する日記




 今年のファジアーノ岡山は、勝ち点61、15勝16分け11敗で得点は52、失点は48、得失点差は4で8位でありました。
 昨年のファジアーノ岡山が、勝ち点56、13勝17分け12敗で得点は52、失点は48、得失点差は4で12位。
 得点と失点は昨年と同じなのかぁ。得点力は上がったと思っていたのだけれども。ふむん?

 プレイオフ進出権を得ることができる6位のモンテディオ山形様の勝ち点は64。昨年よりも6位の勝ち点は下がっています。昨年よりもJ2は混戦だったってことでしょうか。
 6位のモンテディオ山形様との勝ち点差は3。得失点差でモンテディオ山形様のほうが上なので6位に入るには勝ち点があと4足りませんでした。

 今年は長期間でプレイオフ進出権が得られる6位以内に入っていたシーズンで、ファジアーノ岡山がJ2に昇格して最も高いレベルでJ2を戦ったシーズンだと言えます。
 終盤の失速は残念だったけど、今までにない高い経験値を得ることができたシーズン。
 そして過去最高位タイの8位。
 目標のJ1昇格は達成できなかったけど、まずまずのシーズンだったのだと思います。
 J2上位チームが経験する地獄のシーズン終盤戦を経験できたしね。
 シーズン中盤まで順調に勝ち点を積み重ねた後に経験した地獄のシーズン終盤戦はきっと今後のファジアーノの糧になります。

 来年は監督が変わり、チームは一から作り直し。
 ファジアーノは、ある程度計算できる継続ではなくて変化を選びました。
 大きく飛躍するか物凄く苦しむか。歓喜の年になるか我慢の年になるか。
 来年はチームを作り直すことになるので何が起こるかは分からないです。
 でも出来ることなら来年もJ1を目指しましょう。
 チームは作り直しとなるし来シーズンの戦力はまだ何も決まっていないので目標めいたことは何も言えませんが、J1を目指すチームと目指さないチームは意識の上でかなりの差が出てしまうような気がするのです。



 今年は目標には届きませんでしたが、わくわくどきどきする楽しめるシーズンでありました。
 面白かったですよ。
 来年もわくわくするようなシーズンになることを期待していますよ。

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『マッキー』

2014年12月05日 12時25分52秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、映画『マッキー』のDVDを観ていました。

 ジャニは家の向かいに住む慈善活動家のビンドゥに思いを寄せて2年前から彼女にアピールしている。
 ビンドゥはつれない態度をしているけれどもまんざらではない。
 ある日、建設会社の社長でマフィアのスディーブがビンドゥに目を付けた。
 ビンドゥを手に入れたいスディーブは、ビンドゥが(秘かに)ジャニに魅かれていることに激怒し、ジャニを誘拐して殺してしまう。

 死んでしまったジャニは蠅に生まれ変わる。
 蠅となったジャニは自分がスディーブに殺されたことを思い出し、ビンドゥに接近するスディーブを目にし、殺された恨みを晴らしビンドゥを守るためにスディープに立ち向かう。のだけれども……。

 監督は、S・S・ラージャマウリ。
 出演者は、スディープ、サマンサ・ルス・プラブ、ナーニ、など。

 インドのコメディ映画です。





 この映画のプロットを出資者に見せてプレセンしたら十中八九は「とっとと帰れ!」と言われてしまう。と思います。
 だって蠅だよ? 蠅に生まれ変わった主人公が自分を殺した男に復讐するお話だよ?
 「無理無理無理。とてもお金なんか出せない」と普通はなるはず。
 しかしさすがはインド映画界ですな。こんな莫迦なプロットの映画の企画は普通は通せないですよ。

 でだ。生真面目なお方が作ったなら蠅である必然性とかリアリティとかお話の整合性とかを考えるのだろうけれども、この映画の製作者はそんなことは全く考えていないです。追求しているのは面白さ。絶対に見ている人がツッコむであろう事柄を力技で面白さで納得させています。
 否、納得はしないのだけれども(だって蠅だよ? 主人公が蠅に生まれ変わって自分を殺した男に復讐するお話だよ?)、あまりの面白さに莫迦莫迦しさに(←良い意味で)ツッコむ気がなくなって、のめり込んでしまいましたよ。

 演出は分かりやすさに特化しています。
 莫迦莫迦しいお話ではあるのだけれどもきちんとエンターテインメントに仕上がっていて面白かったですよ。
 面白い映画でありました。

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Wish You Were Here

2014年12月04日 20時40分36秒 | 曲名がタイトルの日記


 本日12月4日は、平安京が新都となり山背国が山城国と改められた日で、後白河法皇が源頼朝に源義経追討の院宣を下した日で、ポルトガル沖で無人で漂流しているメアリー・セレスト号が発見された日で、李氏朝鮮で開化派(独立党)が起こしたクーデター・甲申政変があった日で、北里柴三郎らがジフテリアと破傷風の血清療法を発表した日で、韓国の政治結社一進会が日韓合邦を要求する声明書を発した日で、第一次大戦景気が始まった日で、密入国した韓国のテロ工作員による在日朝鮮人帰国事業担当の日本側の要員の暗殺と日本赤十字社の破壊と新潟港に通じる鉄道線路を破壊と韓国民団にKCIAの工作員を偽装入会させて日本側の警戒を受けずに政財界へ浸透する計画が発覚して韓国のテロ工作員が警察に摘発された日です。


 本日の倉敷は雨のち曇りていましたよ。
 最高気温は九度。最低気温は五度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。




 勤め先の店主の飼い犬・龍之介君が弱っていて心配なのです。
 老犬ではあったけど元気いっぱいだったのに。もりもりご飯を食べる犬だったのに。
 最近は極端に食が細くなったらしくかなり痩せてしまっています。
 足腰も弱くなってあまり遊んでくれません。
 もう元のように跳ね回ることはできないかもしれないけど、じゅうぶん長生きはしているけど、でも長生きをしておくれ。
 いつまでも生きていて欲しいよ。龍之介君。

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『ジェイン・オースティン 秘められた恋』

2014年12月04日 12時20分56秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、映画『ジェイン・オースティン 秘められた恋』のDVDを観ていました。
 作家ジェイン・オースティンの若き日を描いた伝記映画です。

 18世紀の英国。
 地方の貧しい牧師館の娘であるジェインは小説や詩を書くことが好きで勝気で独立心を持っている。
 裕福ではない家の娘は財産が有り家柄のよい男性と結婚することが望まれたこの時代の英国でジェインは愛のある結婚を望んでいた。
 地元の名士であるグレシャム夫人の甥・ウィスリーとの縁談がジェインに舞い込み、ジェインの両親は喜ぶのだけれども……。

 ある日、ジェインは兄のヘンリーの友人であるトム・ルフロイと出逢う。
 彼は、休暇でロンドンからハンプシャーに来ていた。
 田舎のハンプシャーを蔑視するトムにジェインは反発していたのだけれども……。


 監督は、ジュリアン・ジャロルド。
 出演者は、アン・ハサウェイ、ジェームズ・マカヴォイ、ジュリー・ウォルターズ、ジェームズ・クロムウェル、マギー・スミス、ローレンス・フォックス、アンナ・マックスウェル・マーティン、ジョー・アンダーソン、など。

 伝記映画というより、ジェイン・オースティンの生涯唯一の恋を題材にした映画で実際にはかなり脚色があるような気がします。
 まあでも映画なのだからOKだと思います。
 18世紀の英国の貧しい家で育った才気あふれる娘の恋物語。恋物語の王道のストーリー展開です。
 映像も美しく素敵でありました。
 面白かったですよ。

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