mareに ひかれて 編笠山

天気は快晴 いよいよ十数年ぶりの山登りだ。
７時40分 観音平に着く。家から車で1時間40分。もう十数台の車が停まっていた。
ストレッチをして登山口へ。


熊出没に敏感なmareは「やだぁー、熊出るなよー」さぁ！出発！

5分も歩くと「モアイ像」みたいな岩


クヌギの落ち葉をサクサク踏みながら、気持ち良く歩く。

1時間足らずで「雲海」


富士山もよく見える


木の実がたくさん落ちている
倒木の下には 霜柱


見上げれば 高い木々の間に 高い空


「写真ばっかり撮ってるとおくれるよ！」と、mare。はいはい、今 いきます。次の休憩地「押手川」へ向かう。

「押手川」


木の根っこをベンチにして ひと休み


さぁ、ここから岩場の急登が始まる。私、大丈夫かしら？
うーん、本当に岩場だ(._.)


でも、時々、木々の間から富士山が私を励ましてくれる


あ、ハシゴ！


岩場の急登が、まだまだ続く。でも、周りの木々は低木になってくる。景色が開ける。


「ほら、写真ばっかり撮ってると、遅れるよ。」またmareに叱られた。でも、綺麗なんだもん。小淵沢の村が紅葉しているのが見渡せる。


あー、お腹空いてきた～～ 頂上、まだぁ～～？
もう、上を見るのはやめた。岩ばかりなんだもん。
と、嬉しい看板‼︎


本当？本当にあと少し？
本当だったぁ～～‼︎

編笠山、頂上＼(^o^)／


目の前に迫る 八ヶ岳！迫力満点！


「三角点に、同時にタッチしよ。」と、mare。
嬉しい事、言うじゃないの。2人の手を重ねてタッチありがとう、mareのおかげでここまで来れたよ

2人で記念撮影


「乗鞍岳」


「北アルプス」


「御嶽山」 噴煙が上がっている


「諏訪湖」


「富士山」


さぁさ、360度のパノラマをみながら、登頂パーティを開こう♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪


ビールとハイボールで、乾杯(=´∀｀)人(´∀｀=)
昨夜、私が作り、mareが詰めたお弁当。パーコレーターでお湯を沸かしてスープも。あったかいね～。
ふと、岩の間に雪？


山頂では、7～8人のおじさんたちに会った。いろいろ山の名前教えて下さる。写真も撮って下さる。「ここは、いい山でしょう？」と、口々に話す。本当、いい山です

あ～～幸せだなぁ～～
娘と一緒に、頑張ったご褒美に素晴らしい景色を眺めているハイボールも格別に美味しい。
幸せな気分に浸っていると、mareが、サクサク帰り支度を始める。
「さあ、下るよ。お母さん帰り時間の事、考えてる？」またまた叱られた。そりゃそうだ。もう山頂には誰もいない。2時間近くパーティしてしまった。名残惜しいが

私、下山は嫌いだ(－_－＃)ホント、嫌い普段から違和感のある右膝に、ザムストを付けて下る。

下りながら、よく登ってきたな…と、つくづく思う。山頂から押手川までが、とても長く感じる。
ぶつぶつ文句言いながら下山する。mareは、遅れる私に立ち止まって「大丈夫？」と、声をかけて待ってくれる。「うん、大丈夫。」と、言うが辛い。また、数メートル離れてしまう。そんな繰り返しをしながら、押手川に着いた。
押手川～雲海を歩くと、遠くからニホンジカの鳴き声が聞こえる。2匹の鹿が呼び合うように鳴いている。日も西に傾き始め、カラマツが金色に輝く。
４時半、無事に下山。疲れたぁ～～(￣O￣;)


駐車場に、ぽつんと愛車が待つ。遅くなってゴメンね。眠そうな目してるね、お前。あ、いつもそうか（笑）


今宵の宿「スパティオ小淵沢」へ向かう。途中の林の中でニホンジカに遭遇。ジッと こっちを見ていて動かない。お邪魔しました、バイバイ

「スパティオ小淵沢」到着。


すぐに「延命の湯」で、体をほぐす。やっぱり温泉はいいねぇ～いい山だったねぇ～～頑張ったねぇ～～

「無事下山パーティ」



お疲れ～～かんぱ～～い

mare.本当にありがとう。
心に残る いい日だったよぉ(＾ー^)ノ

この山を紹介してくださった soraさんに感謝