9月 11日 (月)
時々
大門沢小屋での朝。今日もいい天気🌤

3日間、雨に降られないのは、ホント、ラッキー

またザンネンな朝食σ^_^;

おかずは、生卵と焼き海苔だけ。
でも、ここに大門沢小屋がある事に感謝しなければならない。よほどのツワモノでなければ、農鳥岳から奈良田まで一気に下るのは無理だもの。
大門沢小屋では、自炊をオススメします(笑)
3日目のルート。1日目、2日目に比べれば歩行時間は、1/3。

大門沢小屋は、標高1776m。
奈良田温泉は、標高 825m。
標高差、951mを下る。
アルカリ性のトロントロンの湯、奈良田温泉に浸かることだけを楽しみに、今日も張り切って下ろう♨️
山小屋の個室を出る時は、嫌でも、あの大阪のオバチャンの前を通らなくてはならない。
私たちが出発する時、目の前にいる数人の男性を前に「1人で白峰三山を縦走して来た。女1人で山歩きを楽しんでいる。」みたいな自慢話をしている。そして、男性たちは感心して話を聞いている。
アナタ!女1人で、ちゃんと歩けてないでしょう?ま、いいか、今日はついて来ないだろう。布団の上には、ザックから出した物を散らかして店開きしている。
そして、サヨナラもお礼も言われない(苦笑)
6:00大門沢小屋を出発
ハイ、さっそく出ました 不安定な橋👎

岩を回り込むようにかけられた橋もある。怖いっ!

橋は続く。

私もリーダーの真似をしてバランスをとって渡ってみる。
おっとっと(・・;)滑りやすい丸木橋の上を両手を広げて渡るのって、結構難しい。下っ腹に力を入れて渡る。

大門沢沿いの道に出る。

ブナやミズナラの美しい森の中に入る。

奈良田まで、あと2時間20分。

出ました‼️本日、最急降下の道!(◎_◎;)!
どうやって下るんだ?リーダーもしばらく下を眺めて思案する。

そして、リーダーに導かれて下る。
不安定な橋は、コレが最後。

最後の橋は、わりとしっかりしている。

今度は、ロープを使っての下り。

8:05「大岩」

浮き石に気をつけて沢を渡る。

8:25 初めて人工物が見えた。早川水系発電所取水口だ。

よく揺れる吊り橋を、面白がって揺らして渡る

取水槽の水は、綺麗なエメラルドグリーン
底まで透き通って見える。

8:35 とうとう、下界に降りて来た。

ここからは、舗装された道路を歩く。
🎶うちら陽気な、かしまし娘ぇ〜〜🎶

と、ここでスマホの電波が繋がった📲
家族のグループラインを見て、思わず「えええ〜〜⁉️」

夫と、娘2人と、mareの彼氏の4人が、築地でお寿司を食べている
どーゆーコト⁉️
「お母さんは、遠くのお山にいたでしょう?」だって❗️
私が山へ行っているから、夫は、1人で那須高原へツーリング🏍〜〜
帰り道、娘たちを「メシでも食おう。」と、誘ったそうだ。
なんだか悔しい
私より先に彼氏に会うなんて(~_~;)
なんて悔しがっていたら、ゲートが見えて来て、

9:15 バス停「第1発電所」

左が広河原へ行くトンネル。右は、発電所へ行くトンネル。
ちょうどいいバスはないから、

9:45 奈良田温泉まで30分歩いて来た。

リーダーは、1人で駐車場まで車を取りに行く。車の中に着替えと温泉セットが入っている。まったくリーダーには、頭が下がりますm(_ _)m
「奈良田の里温泉」の下にある駐車場でリーダーを待つと・・・・・
なんと!あの大阪のオバチャンが、男性の車から2人で降りて来た。
「あのな、あの人、名古屋から来てんねんて。私、新富士(新幹線駅)まで送ってもらうんよ。」と、涼しい顔・・・
一同呆然 (*_*)
一同無言 (*_*)
奈良田から新富士駅まで行くのには、まずバスに乗って〜身延線に乗って富士駅まで行き〜またバスに乗って新富士駅へ向かうのだ。
どうやって新富士まで送ってもらう算段を取りつけたのだろう?
恐るべし!大阪のオバチャン‼️
10:00「奈良田の里温泉」

トロントロンのお湯が待っている

が、ここでも大阪のオバチャンの武勇伝!
自分は湯船に浸かりながら、風呂場に入って来る人に「なぁ、今、何時か見てくれはる?」だって!
(時計は、風呂場にはなくて、脱衣所にある)
お風呂に入ろうとした人は、もう一度、脱衣所へ戻って時計を見るのだ。
自分で時計を見に行きなよぉ〜!みんな疲れてるんだからさぁ〜!
使える者は、手当たり次第、誰でも使おうという魂胆👊❗️
山で、この顔にピンと来たら、ご用心 ご用心⚠️
普通なら、
「昨日は、お世話になりました。」
「いえいえ、困った時はお互い様。」
なんて和やかに談笑し、温泉で疲れを癒すのに・・・
フツーならね。
なんだか同じ湯船に浸かるのがウンザリしてきて、早々にお風呂を上がる。
風呂に入ったら、腹が減った(孤独のグルメ 井之頭五郎 風)
去年、夫と白根館に立ち寄り湯した時と同じ席に座る。

あの日は雨だった。あの日の疲れ切って下山して来た山人の姿を思い出しながら、ほうとうを頬張る。疲れているのか、味付けが薄く感じる。

白峰三山を縦走するなんて凄いなぁ〜と、感心していた去年の私。
今年は、歩いちゃったよ、白峰三山⛰⛰⛰
皆んなが「今が育ち盛りだね〜。」だって。
いえいえ、皆さんのおかげで、ここまで来れました🙏
と、また隣の席に大阪のオバチャン登場!
名古屋から来たという男性と仲良く食事を初めるのだが・・・
もう、いいや!大阪のオバチャンの話は!
それより、楽しかった山の話をしよう
北岳と農鳥岳は、晴れて良かったね☀️
気の抜けない山道を慎重に歩いた。
山頂からのパノラマが心に焼き付いている
憧れの天空ロードを気持ちよく歩いたね
間ノ岳までは、寒かった!辛かった!
農鳥オヤジは、意外と単純な山男だった(笑)
北岳山荘で出逢ったフレンチナイスガイたちも
楽しい思い出
帰り道、母と夫のお土産に「身延まんじゅう」を買って、

13:30 市役所 着。解散
リーダーに導かれ、見守られ、助けられながらの二泊三日の白峰三山縦走⛰⛰⛰は、雄大な山並みと、可憐な高山植物と、ハプニングに満ち満ちていた。
私にとっては、次へのステップを踏んだ 1UPの山行。
去年は、体力も自信もなく、行きたくても諦めていた山へ、徐々に登れるようになってきた。
その基盤となるのは、ジム通いで、脚力腕力を付け、体幹を整えてきた事もしかり。
でも、山の仲間と共に歩き、山の中で学んだ事が、大きな礎となっている。育てて頂いていることに深く感謝🙏
山は、ただ歩けばいいというものではない。
技術もルールもマナーもある。
山には山の歩き方がある。
それぞれ長年勤めた職をリタイアし、山が好きで集まった山トモ。
ひとつ、またひとつと山へ行くたびに絆が強くなる。
私たちは、見えない何かで繋がっている

って思ってるのは、私だけ?(笑)

⛰おしまい⛰


大門沢小屋での朝。今日もいい天気🌤

3日間、雨に降られないのは、ホント、ラッキー

またザンネンな朝食σ^_^;

おかずは、生卵と焼き海苔だけ。
でも、ここに大門沢小屋がある事に感謝しなければならない。よほどのツワモノでなければ、農鳥岳から奈良田まで一気に下るのは無理だもの。
大門沢小屋では、自炊をオススメします(笑)
3日目のルート。1日目、2日目に比べれば歩行時間は、1/3。

大門沢小屋は、標高1776m。
奈良田温泉は、標高 825m。
標高差、951mを下る。
アルカリ性のトロントロンの湯、奈良田温泉に浸かることだけを楽しみに、今日も張り切って下ろう♨️
山小屋の個室を出る時は、嫌でも、あの大阪のオバチャンの前を通らなくてはならない。
私たちが出発する時、目の前にいる数人の男性を前に「1人で白峰三山を縦走して来た。女1人で山歩きを楽しんでいる。」みたいな自慢話をしている。そして、男性たちは感心して話を聞いている。
アナタ!女1人で、ちゃんと歩けてないでしょう?ま、いいか、今日はついて来ないだろう。布団の上には、ザックから出した物を散らかして店開きしている。
そして、サヨナラもお礼も言われない(苦笑)
6:00大門沢小屋を出発

ハイ、さっそく出ました 不安定な橋👎

岩を回り込むようにかけられた橋もある。怖いっ!

橋は続く。

私もリーダーの真似をしてバランスをとって渡ってみる。
おっとっと(・・;)滑りやすい丸木橋の上を両手を広げて渡るのって、結構難しい。下っ腹に力を入れて渡る。

大門沢沿いの道に出る。

ブナやミズナラの美しい森の中に入る。

奈良田まで、あと2時間20分。

出ました‼️本日、最急降下の道!(◎_◎;)!
どうやって下るんだ?リーダーもしばらく下を眺めて思案する。

そして、リーダーに導かれて下る。
不安定な橋は、コレが最後。

最後の橋は、わりとしっかりしている。

今度は、ロープを使っての下り。

8:05「大岩」

浮き石に気をつけて沢を渡る。

8:25 初めて人工物が見えた。早川水系発電所取水口だ。

よく揺れる吊り橋を、面白がって揺らして渡る


取水槽の水は、綺麗なエメラルドグリーン


8:35 とうとう、下界に降りて来た。

ここからは、舗装された道路を歩く。
🎶うちら陽気な、かしまし娘ぇ〜〜🎶

と、ここでスマホの電波が繋がった📲
家族のグループラインを見て、思わず「えええ〜〜⁉️」

夫と、娘2人と、mareの彼氏の4人が、築地でお寿司を食べている

どーゆーコト⁉️
「お母さんは、遠くのお山にいたでしょう?」だって❗️
私が山へ行っているから、夫は、1人で那須高原へツーリング🏍〜〜
帰り道、娘たちを「メシでも食おう。」と、誘ったそうだ。
なんだか悔しい

私より先に彼氏に会うなんて(~_~;)
なんて悔しがっていたら、ゲートが見えて来て、

9:15 バス停「第1発電所」

左が広河原へ行くトンネル。右は、発電所へ行くトンネル。
ちょうどいいバスはないから、

9:45 奈良田温泉まで30分歩いて来た。

リーダーは、1人で駐車場まで車を取りに行く。車の中に着替えと温泉セットが入っている。まったくリーダーには、頭が下がりますm(_ _)m
「奈良田の里温泉」の下にある駐車場でリーダーを待つと・・・・・
なんと!あの大阪のオバチャンが、男性の車から2人で降りて来た。
「あのな、あの人、名古屋から来てんねんて。私、新富士(新幹線駅)まで送ってもらうんよ。」と、涼しい顔・・・
一同呆然 (*_*)
一同無言 (*_*)
奈良田から新富士駅まで行くのには、まずバスに乗って〜身延線に乗って富士駅まで行き〜またバスに乗って新富士駅へ向かうのだ。
どうやって新富士まで送ってもらう算段を取りつけたのだろう?
恐るべし!大阪のオバチャン‼️
10:00「奈良田の里温泉」

トロントロンのお湯が待っている


が、ここでも大阪のオバチャンの武勇伝!
自分は湯船に浸かりながら、風呂場に入って来る人に「なぁ、今、何時か見てくれはる?」だって!
(時計は、風呂場にはなくて、脱衣所にある)
お風呂に入ろうとした人は、もう一度、脱衣所へ戻って時計を見るのだ。
自分で時計を見に行きなよぉ〜!みんな疲れてるんだからさぁ〜!
使える者は、手当たり次第、誰でも使おうという魂胆👊❗️
山で、この顔にピンと来たら、ご用心 ご用心⚠️
普通なら、
「昨日は、お世話になりました。」
「いえいえ、困った時はお互い様。」
なんて和やかに談笑し、温泉で疲れを癒すのに・・・
フツーならね。
なんだか同じ湯船に浸かるのがウンザリしてきて、早々にお風呂を上がる。
風呂に入ったら、腹が減った(孤独のグルメ 井之頭五郎 風)
去年、夫と白根館に立ち寄り湯した時と同じ席に座る。

あの日は雨だった。あの日の疲れ切って下山して来た山人の姿を思い出しながら、ほうとうを頬張る。疲れているのか、味付けが薄く感じる。

白峰三山を縦走するなんて凄いなぁ〜と、感心していた去年の私。
今年は、歩いちゃったよ、白峰三山⛰⛰⛰
皆んなが「今が育ち盛りだね〜。」だって。
いえいえ、皆さんのおかげで、ここまで来れました🙏
と、また隣の席に大阪のオバチャン登場!
名古屋から来たという男性と仲良く食事を初めるのだが・・・
もう、いいや!大阪のオバチャンの話は!
それより、楽しかった山の話をしよう

北岳と農鳥岳は、晴れて良かったね☀️
気の抜けない山道を慎重に歩いた。
山頂からのパノラマが心に焼き付いている

憧れの天空ロードを気持ちよく歩いたね

間ノ岳までは、寒かった!辛かった!
農鳥オヤジは、意外と単純な山男だった(笑)
北岳山荘で出逢ったフレンチナイスガイたちも
楽しい思い出

帰り道、母と夫のお土産に「身延まんじゅう」を買って、

13:30 市役所 着。解散

リーダーに導かれ、見守られ、助けられながらの二泊三日の白峰三山縦走⛰⛰⛰は、雄大な山並みと、可憐な高山植物と、ハプニングに満ち満ちていた。
私にとっては、次へのステップを踏んだ 1UPの山行。
去年は、体力も自信もなく、行きたくても諦めていた山へ、徐々に登れるようになってきた。
その基盤となるのは、ジム通いで、脚力腕力を付け、体幹を整えてきた事もしかり。
でも、山の仲間と共に歩き、山の中で学んだ事が、大きな礎となっている。育てて頂いていることに深く感謝🙏
山は、ただ歩けばいいというものではない。
技術もルールもマナーもある。
山には山の歩き方がある。
それぞれ長年勤めた職をリタイアし、山が好きで集まった山トモ。
ひとつ、またひとつと山へ行くたびに絆が強くなる。
私たちは、見えない何かで繋がっている


って思ってるのは、私だけ?(笑)

⛰おしまい⛰