7月 14日 (土)
八ヶ岳連峰は、編笠山、天狗岳、横岳は登った。でも、(主峰 赤岳を登らないと、八ヶ岳を登ったとは言えない。)と、常々思っていた。
今日は、ついにその赤岳を登る⛰(大げさ?)
初めて赤岳を登るのなら、美濃戸口から登ればいいものを…山の会の皆さん経験済み。まだ歩いていないルートで行きたいと…。
そして、赤岳山頂へのルートの中で、最も難しいと言われる「真教寺尾根」を登る事になった。
でも、さすが会長。どんなルートが確認しておきたいと、ひとりでこのルートを日帰りで下見して来てくれた。
そうだよネ。オバちゃん(お婆ちゃん?)6人を男ひとりで連れて行くんだもん。いつものことながら、会長には、頭が下がりますm(_ _)m
ルート

約1ヶ月前、西吾妻山の平らな道で、木の根に靴紐を引っ掛けて転んで、おデコにタンコブを作った私…。自分の技量に自信をなくしての挑戦だが、その実、山へ行きたくてウズウズしていた。
8:10 旧たかね荘 駐車場(無料)

数台の車しか停まっていない。美濃戸口の駐車場確保は難しいと聞くが、こちらは がら空き。やはり、真教寺尾根を行く人は少ないのか?
8:30 ストレッチを終え、歩き始める。

10分ほど歩くと「羽衣の池」

現在地を確認する。

ここから、笹原の道を行く。

なんかだか賑やかな声が聞こえてきて、空を見上げると、

リフト乗り場に着いた。

ここで体温調節。今日は、いつもより大量の汗をかいている💦帽子の中の髪の毛は、洗ったかのようにビショビショだ。山の中にいるのに、なにも涼しくない。Tシャツを脱ぎ、水分と塩分(塩飴)を補給する。

歩き始めると、最後尾のサブリーダーが遅れ始めた。どうも足に引き攣りを感じるようだ。
9:40 賽の河原

再び、笹原の道を行く。

キバナノヤマオダマキ

岩場が始まる。

コバノコゴメグサ

五合目の標識を過ぎると、

11:00 「牛首山」山頂

牛首山から、次のピーク「扇山」までは、比較的緩やかな道。

11:20 「扇山」山頂

キバナシャクナゲ

ミネウスユキソウ

呑気に花の写真ばかり撮っているように見えるが、標高2.200mを越しても、まだ暑い😵
早くクサリ場に着きたいが、もう体力をほとんど使ってしまったように感じる。汗が、ハンパない‼️
この三連休、下界では猛暑日が続くとか。山の上も、異常な湿気と暑さだε-(´∀`; )
山肌が赤くなった。これぞ赤岳❗️って感じがしてくる

雪の重みで湾曲したダケカンバが、頑張って生きている。

バイケイソウの花を初めて見る。緑色なんだ。

13:10 クサリ場 取付き
やっと・・・やっと着いたヽ(´o`;
これからの急登に備え、お昼ご飯を食べて活力を養うことにするが…

暑さと疲れで食欲がない
ヌードルも、おむすびも🍙食べる気がしない。行動食を麦茶で流し込む。
ココから先が、真教寺尾根のクライマックス‼️
60%の勾配だ。

↑ 行きの車の中で、この紙を会長からもらった時からビビっていた。(覚悟して行けョ!)と、言われた様で…。
歩き始めようとすると、今度はEさんが、足の攣りを訴える。薬を飲んで様子をみる。
急ぐ山旅ではない。今日は、山小屋泊だ。とにかく全員で無事にテッペンを踏みたい💪
ゆっくりペースで歩き始める。
行く手にガスがかかってくる。

クサリに頼らず、三点確保で登る。

岩の隙間にイブキジャコウソウ。指でこするとエキゾチックな香り

この葉は、どんどん赤くなっていくのかナ?

下を見ても、ガスがかかって高度感が湧かない。

チシマギキョウ

ミヤマダイコンソウ

チシマギキョウと、シコタンソウ

シコタンソウは、初めて見る花だ。急登の岩場に真白な花びらをヒラヒラさせて、輝くように咲いている。
岩場急登にかじりつきながら、高山植物の写真も撮りながら、一歩一歩慎重によじ登り…
13:40 「龍頭峰」岩壁に出た。

おおおおおー‼️まだ、あんなに行くんかい?
「いや、(クサリ場は)まだ半分も来てないよ。」と、会長。
でも…楽しい
クサリと岩場と花の三拍子
疲れを忘れる
牛首山までで体力を使ってしまったかと思っていたが、汗も出るが、アドレナリンも出る(*゚▽゚*)
ガスの中を登って行く。

ヤツガタケキスミレ

うう〜ん………クサリの先が見えない💧30mくらいはあるだろうか?

イワベンケイと、ウスユキソウ

岩場は、四肢を駆使して登る。

タカネシオガマ

14:45 八ヶ岳 主稜線に出た!

ヤッタネ‼️真教寺尾根、無事踏破‼️

でも、これで終わりではない。
さぁ、赤岳山頂へ向かおう。

ここからの道も油断ならない⚠️
眼下には、阿弥陀岳への稜線

再び、ガスがかかってくる。

左下から、文三郎尾根を登ってくる人たちが見える。

文三郎尾根と主稜線の分岐

下を見るとガスが取れて、高度感が湧いてくる。

山頂が見えてきた👀‼️

15:15 赤岳山頂
標高2899m。日本百名山⛰

2015年 11月7日。
山登りを始めるきっかけとなった編笠山の頂上から見た八ヶ岳連峰。

私を山の虜にした八ヶ岳連峰。
その主峰「赤岳」のテッペンに、ついに立つことができた
⛰ つづく ⛰

八ヶ岳連峰は、編笠山、天狗岳、横岳は登った。でも、(主峰 赤岳を登らないと、八ヶ岳を登ったとは言えない。)と、常々思っていた。
今日は、ついにその赤岳を登る⛰(大げさ?)
初めて赤岳を登るのなら、美濃戸口から登ればいいものを…山の会の皆さん経験済み。まだ歩いていないルートで行きたいと…。
そして、赤岳山頂へのルートの中で、最も難しいと言われる「真教寺尾根」を登る事になった。
でも、さすが会長。どんなルートが確認しておきたいと、ひとりでこのルートを日帰りで下見して来てくれた。
そうだよネ。オバちゃん(お婆ちゃん?)6人を男ひとりで連れて行くんだもん。いつものことながら、会長には、頭が下がりますm(_ _)m
ルート

約1ヶ月前、西吾妻山の平らな道で、木の根に靴紐を引っ掛けて転んで、おデコにタンコブを作った私…。自分の技量に自信をなくしての挑戦だが、その実、山へ行きたくてウズウズしていた。
8:10 旧たかね荘 駐車場(無料)

数台の車しか停まっていない。美濃戸口の駐車場確保は難しいと聞くが、こちらは がら空き。やはり、真教寺尾根を行く人は少ないのか?
8:30 ストレッチを終え、歩き始める。

10分ほど歩くと「羽衣の池」

現在地を確認する。

ここから、笹原の道を行く。

なんかだか賑やかな声が聞こえてきて、空を見上げると、

リフト乗り場に着いた。

ここで体温調節。今日は、いつもより大量の汗をかいている💦帽子の中の髪の毛は、洗ったかのようにビショビショだ。山の中にいるのに、なにも涼しくない。Tシャツを脱ぎ、水分と塩分(塩飴)を補給する。

歩き始めると、最後尾のサブリーダーが遅れ始めた。どうも足に引き攣りを感じるようだ。
9:40 賽の河原

再び、笹原の道を行く。

キバナノヤマオダマキ

岩場が始まる。

コバノコゴメグサ

五合目の標識を過ぎると、

11:00 「牛首山」山頂

牛首山から、次のピーク「扇山」までは、比較的緩やかな道。

11:20 「扇山」山頂

キバナシャクナゲ

ミネウスユキソウ

呑気に花の写真ばかり撮っているように見えるが、標高2.200mを越しても、まだ暑い😵
早くクサリ場に着きたいが、もう体力をほとんど使ってしまったように感じる。汗が、ハンパない‼️
この三連休、下界では猛暑日が続くとか。山の上も、異常な湿気と暑さだε-(´∀`; )
山肌が赤くなった。これぞ赤岳❗️って感じがしてくる


雪の重みで湾曲したダケカンバが、頑張って生きている。

バイケイソウの花を初めて見る。緑色なんだ。

13:10 クサリ場 取付き
やっと・・・やっと着いたヽ(´o`;
これからの急登に備え、お昼ご飯を食べて活力を養うことにするが…

暑さと疲れで食欲がない

ココから先が、真教寺尾根のクライマックス‼️
60%の勾配だ。

↑ 行きの車の中で、この紙を会長からもらった時からビビっていた。(覚悟して行けョ!)と、言われた様で…。
歩き始めようとすると、今度はEさんが、足の攣りを訴える。薬を飲んで様子をみる。
急ぐ山旅ではない。今日は、山小屋泊だ。とにかく全員で無事にテッペンを踏みたい💪
ゆっくりペースで歩き始める。
行く手にガスがかかってくる。

クサリに頼らず、三点確保で登る。

岩の隙間にイブキジャコウソウ。指でこするとエキゾチックな香り


この葉は、どんどん赤くなっていくのかナ?

下を見ても、ガスがかかって高度感が湧かない。

チシマギキョウ

ミヤマダイコンソウ

チシマギキョウと、シコタンソウ

シコタンソウは、初めて見る花だ。急登の岩場に真白な花びらをヒラヒラさせて、輝くように咲いている。
岩場急登にかじりつきながら、高山植物の写真も撮りながら、一歩一歩慎重によじ登り…
13:40 「龍頭峰」岩壁に出た。

おおおおおー‼️まだ、あんなに行くんかい?
「いや、(クサリ場は)まだ半分も来てないよ。」と、会長。
でも…楽しい

クサリと岩場と花の三拍子

疲れを忘れる

牛首山までで体力を使ってしまったかと思っていたが、汗も出るが、アドレナリンも出る(*゚▽゚*)
ガスの中を登って行く。

ヤツガタケキスミレ

うう〜ん………クサリの先が見えない💧30mくらいはあるだろうか?

イワベンケイと、ウスユキソウ

岩場は、四肢を駆使して登る。

タカネシオガマ

14:45 八ヶ岳 主稜線に出た!

ヤッタネ‼️真教寺尾根、無事踏破‼️

でも、これで終わりではない。
さぁ、赤岳山頂へ向かおう。

ここからの道も油断ならない⚠️
眼下には、阿弥陀岳への稜線


再び、ガスがかかってくる。

左下から、文三郎尾根を登ってくる人たちが見える。

文三郎尾根と主稜線の分岐

下を見るとガスが取れて、高度感が湧いてくる。

山頂が見えてきた👀‼️

15:15 赤岳山頂

標高2899m。日本百名山⛰

2015年 11月7日。
山登りを始めるきっかけとなった編笠山の頂上から見た八ヶ岳連峰。

私を山の虜にした八ヶ岳連峰。
その主峰「赤岳」のテッペンに、ついに立つことができた

⛰ つづく ⛰