三俣山を下山して目指すのは、今宵の宿「法華院温泉山荘」♨️
この山荘に泊まると決めたのは、旅立ち当日の午前中だった。
あれほど「山小屋泊はイヤだ」と言ってた夫が「法華院温泉山荘、空いてるかな?」と。
え?耳を疑ったけど、とりあえず電話してみたら4日の大部屋なら空いているとの事。
夫が大部屋でも良いと言うから即予約。
どういう心境の変化? そのわけは…
旅立つ前日、夫はかかりつけ医に行った。主治医に九州の三俣山へ行く話をしたら、「坊がつる」「坊がつる讃歌」「法華院温泉山荘」などが話題にあがり夫は興味を持った様だ。
主治医は熊本生まれの山男。若い頃、久住の山々を縦走したそうだ。今ではパディントンみたいな風貌(ᵔᴥᵔ)で、とても山男には見えないけどww
とまぁ、こんな理由で法華院温泉山荘へやって来た。
すがもり越ルートから来ると山荘の裏手から入る様になる。
14:00 チェックイン✍️
立ち寄り湯だけの山人も数人見かける。
若者はね〜、この温泉でサッパリしたらまた歩き出すんだろね。高齢者は素直に泊まりますw
当初、電話予約した時は個室が空いてなかったけど、個室に空きが出てラッキー✌️
6畳の清潔感ある部屋 寝具も清潔そう
大部屋は10.000円。個室は11.000円。千円の違いなら個室の方がずっといい👍
館内どこのコンセントでも充電可d(^_^o)
auとdocomoは電波が入るとネットに書いてあったけど、docomoはほとんど入らない。繋がったり繋がらなかったり…ほとんど繋がらない💧
ま、山へ来たら俗世のことは忘れよう。
さっそく温泉へ♨️
温泉へは食堂を通って行く。食堂もキレイ。
日本秘湯を守る会♨️ いいねぇ、この提灯🏮
どうやら一番風呂らしい♪
天井には太い梁 灯るランプ
窓の外には久住の山々 風情のある温泉♡
標高1.303mにあるこの温泉は、九州で一番高い所から湧き出る温泉♨️
硫黄山の火山活動によって泉質や色が変わるという。まさに自然の恵だね。
お風呂のデッキからの眺め
あまり乗り出すと外から丸見えだよ⚠️
硫黄泉だからよく温まって良いんだけど、匂いがね…
だから、汗が出るほどすご〜く温まって、出る時は水をバシャバシャ頭からかぶった。
サウナの後の水風呂感覚(・:゚д゚:・)ツメタイ
もちろん、石鹸•シャンプーなど使えません。
でも3回も入ってサッパリした(^^♪
風呂上がりにはコレ♪自販機で買ったビールが疲れた身体に染み渡るぅ〜🍺♪
夫は布団の山に寄りかかりすぐに寝てしまった。
私は、山荘をウロウロしてみる。
私は、山荘をウロウロしてみる。
ちょっとした展望室(ソファが3つ)があって、
眺めがいい⛰️
アーベントロートに染まる大船山にズーム❤️
外へ出てみる。
談話室では、素泊まりの人やテント泊の人が自炊していて、美味しそうな匂いが漂ってくる♪
法華院温泉山荘は、鎌倉時代、白水寺法華院と言うお寺から始まり、今年で開山700年を迎えたそうだ。
明治になって信仰の山から登山の山へ変化する中、山荘を始めたのは1822年。
山の中にこんな風情のある温泉があると山歩きの楽しみがひとつ増える♪
テント場⛺️
山荘の全景
左手に「坊がつる讃歌」が並べられている。
ー坊がつる讃歌ー
元々この歌は、「広島高師山男の歌」を基歌にして松本征夫、草野一人、梅木秀徳の三氏が「坊がつる」のあせび小屋で替え歌として作ったものだそうだ。
その、1.3.4.8番を芹洋子さんが歌ったというからYouTubeで聴いてみたけど聴き覚えのない曲だった╮(๑•́ ₃•̀)╭シラナイ
18:00 夕食
食堂の壁にヨーキ君のサイン。グラトラ3で泊まったんだ♡
出来合いのものは一切使わない全て手作りの夕食が嬉しい😋
隣の席のご夫婦は飛行機で神奈川からいらしていた。
ご主人が「車はどうも…ねぇ。岡山~広島~山口辺りが長くて長くて」と。同感です!
部屋に戻ると廊下にストーブが炊かれ、部屋まで暖かい。もともと燃料を少なめに入れていて寝付く頃には消える仕組み。
また、毛布が廊下に積んであって「自由に使って下さい。」と。
寒いと思っていろいろ持って来た(ダウンジャケット2•ダウンパンツ1)けど必要なかった
(⌒-⌒; )
山荘の上にオリオン座🌟 冬の大三角もよく見える△
スマホで星座が撮れるなんて初めて🌟
みんなマナーが良く、大声など聞こえない。
法華院温泉山荘は静かにふけていく。
おやすみなさい💤
11月 5日 (火)
朝ごはん🍚
ん〜、少し物足りない。でもこの旅で体重が増えているからいいかww
食堂を出る時におかわり🍚している青年を見て、お代わりできる事を知った(⌒-⌒; )ザンネン
8:20 大きな山靴を履いて出発ww
法華院温泉山荘さん、お世話になりました🙏
今日は「坊がつる」を散策して、雨ヶ池超えルートで長者原に戻る。
ところで「坊がつる」ってどういう意味?
「坊」→ここに天台宗の本坊弘蔵坊があった
「つる」→水流のある平坦地(湿地)
坊のある湿地という事で「坊がつる」なんだって。
この湿地帯は湿原植物の宝庫だそうだ✨
夏は多くのキャンパーで賑わう人気の「坊がつる」を歩いてみよう🏕️
♨️ つづく ♨️
温泉も混浴じゃなくてよかった(笑)
星がきれいね~都会では見れない景色で最高。山でのご褒美よね。
山小屋で石鹸やシャンプーが使えないって初めて知ったのよ~山ガールじゃないからね💦
なるほどって思ったわ。
現地までお車で行って登山ってことですか?
夜空が奇麗で空気の良さが伝わってきまして、
この時期なら防寒具も
用意はしないといけないですからね。
九州なら「熊さん」はいないとか
いるとか聞きますがどうなんでしょうね。
最近はもっぱらYoutubeで
装備のしていない人が登山計画も出さず
後悔されるのを見て行った気になっています。
いつもありがとうです。(^_-)-☆応援!
はーい、個室に空きが出てラッキーでした✌️ 温泉もいいし、トイレも洋式でした。
これまで地獄の様(食事、トイレ、布団が最悪⤵️)な山小屋にも泊まったことがあるから、ここは天国でした♪
そう、星がキレイ🌟星が手にとる様に近かったです。空気が透き通ってるんでしょうね。
山小屋泊では、石鹸やシャンプーが使えないのはもちろんの事、お風呂のない小屋がほとんどだから、体拭きシート、メイク落としシート、水を使わないシャンプーなどなど、女子は笑、荷物が増えます。
だから、石鹸が使えなくても温泉に入れるこの宿は最高でした♨️
「日本秘湯を守る会」ってのが好き😊
はい、キャンピングカーをレンタルして九州を旅しました。初めてのキャンピングカー。欲しいけれど、お値段が高いし、この先、何年乗れるか分からないし、普段使いできないし…と、購入を思案中です。
そうなんですよ。九州は熊がいないんです。熊は暑いのが苦手だから絶滅したのかな?
〉高齢者の無謀な登山〜
よくニュースでも見ます。ニュースにならない様、身の丈に合った山歩きをしたいと思います。
御存知のように、山小屋は私も敬遠、一度も泊まったことはありません。理由は、最悪の例としてjunさんが挙げていたことで。写真の部屋は個室10,000円のですね。一人当たり? そりゃ個室のほうがいいですよね。やはり秘湯の会メンバーですから資格基準も一般の山小屋より良いのでは。
>あまり乗り出すと外から丸見えだよ~
あはは、これだって乗り出してから後で気づいたのでしょ。そーゆうイメージで(笑)。いいじゃないですか、誰も見ませんよ(失礼)。
>お代わりできる事を知った(⌒-⌒; )ザンネン
それは残念。しかし、お代わりしなくとも十分適量のような。これからまた登るのですか?
ま、とにかく、こんな環境のお宿・お風呂だったら泊まるべきでしょうね。
>初めてのキャンピングカー。欲しいけれど、お値段が高いし、この先、何年乗れるか分からないし~
またまた、(小さい声で)資金なんか問題ないでしょ。あれば人生2倍楽しめますよ。あと10年は乗れるでしょ。10年x2倍=20年乗り ですよ。
〉山小屋問題〜
私も初めて泊まった山小屋が燕山荘でキレイな山小屋でしたが…白峰三山の時は…もう…
我慢のひと言でした😑
法華院温泉山荘は山小屋と言っても、北や南アルプスにある様な高所に立つ山小屋ではないので設備が行き届いていました。
翌日に坊がつるへ行った時、向こうから軽トラが走ってきて荷揚げしていました。
〉秘湯を守る会メンバー
そうなんですよね。石鹸が使えないとはいえ、広いお風呂で脱衣所も清潔でドライヤーまであるんだから、山小屋というよりその名の通り山荘ですね。
〉あまり乗り出すと〜の件
あはは。ドンピシャ!おっしゃる通り!
登って来たオジサンと目が合ってね👀❗️
向こうも「変なもん見ちゃったな!」と、不快だった事でしょう。それにしてもよく分かりますね。旅人さんには全てお見通しな気がします。
〉キャンカーの件
やはり、テーブル•ソファ•ベッドがあって車の中を立って歩けるって長旅では良いなぁと実感しました。
〉10年✖️2倍=20年乗り〜
なるほど〜って思いますけど、ウチは1人一台車がないと生活が成り立たなくて、キャンカーで歯科医やスーパーにも行けず…
ベルランゴを廃車にしてから、夫はスーパーカブを買って乗ってます。でも雨が降ると私の車を使う事になり、なにか用事が重なると、やはり不便なのです。
という事で来週の火曜日大安に新車納車です。キャンカーではありません。でも長旅でなければ車中泊できるかな?という車です。
あ!資金だって大問題ですよー。
最近、記帳してきて「あー増える事はないんだな。減る一方だ」としみじみ思う毎日です。