羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

天皇の料理番

2015-07-06 22:34:36 | 日記
剣葬の儀ではなく、斂葬の儀! 剣(けん)ではなく、斂(れん)ッ!!『天皇の料理番』という作品で凡ミス過ぎる! 
俊子の件少々長かった。最後はともかく、それまでは極めて重要な仕事がバシバシ入る訳だし、ずーっと同じトーンで行くより最後にグワァッとやった方がメリハリ効いた気がするぜ。料理を含め時間経過丁寧だったし、俊子の料理人になる場面もあっていいとは思うけど、延長回全部俊子俊子はちと女々しい。脚本が女性だから俊子に自己投影しちゃったんだろうけどさ。
あと俊子役、最後までポッチャリし過ぎ! 完全にロケ弁3食完食してます! って顔じゃん。元気じゃん。結核兄と同じにしろとまでは言わないが、せっかく一回丸ごと俊子SPにしてくれた訳だし、もうちょっと絞ろうぜ。
宇佐美の世話焼き爺ちゃん化、新太郎のマスコット化はなんかもったいない気もしたな。そういう属性自体は有りだと思うが、甘過ぎな気がしたかな? 篤蔵は仕事パートが飛び飛びになってそっちの芝居が消化不良気味だ。その分俊子周りは丁寧にやったけど、妻の看病は他のドラマでもできるからさ。せめて前半は仕事ガッツリやってほしかった。
次回最終回、不安と期待が入り交じるぜ。

手裏剣戦隊ニンニンジャー 1

2015-07-06 22:34:27 | 日記
「爺ちゃん、キンちゃん帰って来たんだ」天晴は道場の梁の上で座禅を組んでいる好天に説得を試みていた。八雲達もいる。「頼む! キンちゃんの弟子入りを許してやってくれ!!」天晴は土下座し、「お願いします!」八雲達も続いた。「ワシは今後、弟子は取らんと言ったじゃろう? 十六夜九衛門の二ノ舞いを演じる訳にはいかんのじゃ」「でもキンちゃんとあの狐野郎ッ、全然違うだろう?!」天晴は立ち上がった。「取らぬと言ったら取らんッ!!」好天は一喝し、八雲達も驚いて逆に立ち上がった。立ち上がるのかよっ。「ワシに意見とは、生意気な。ラスト忍者を説き伏せたいなら、少しでも、ワシを越えてからにしろ! フンッ」好天は煙と共に消えてしまった。「お爺様!」霞は叫んだが、好天は完全に去ったようだった。「正直、打つ手無しって感じ」「そうでしょうか? お爺様は説き伏せるつもりなら、少しでもワシを越えてからにしろ、と仰っていました。それって一点だけでも越えればいい、とも解釈できます」霞は風花の言葉にそう返した。「だが、今すぐ越えられる転などあるのか?」八雲が呟くと一同考え込んでしまった。芝刈機に対する愛情なら勝てそうだが? 一連のやり取りを物陰で伺っていたキンジは道場を去っていった。居たのかよっ。
「やあ、スターニンジャー。二人で終わりの手裏剣を狙うという話、さすがに答えは決まっただろう?」森の中で待っていた十六夜はキンジを迎えた。約束の期日はとっくに過ぎてるが鷹揚な十六夜。「あっしの答えはこれでございやす」「ザ・チェンジ!」キンジはスターニンジャーに変化すると、スターソードガンで十六夜に斬り掛かった!「一瞬ても迷ったあっしが馬鹿でございやした! 例え弟子入りできなくても、伊賀崎の皆さんの敵であるオメーさんと、組む気はありやせんッ!」キンジの斬撃は全て避けられたが、
     2に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 2

2015-07-06 22:34:19 | 日記
距離を取られるとキンジはスターソードガンを乱射した!「残念だな、君はもう少し頭のいい人間だと思ってたけど、僕につくべきことをわからないのかい?」銃撃も避けられ、跳んで受けられ、着地したところを斬り掛かったが、これも防がれた!「オメーさんなど、ラスト忍者に従えなかった、忍者のなり損ないにしか思えやせんね!!」キンジは振りかぶり直し、屈んだ十六夜を真っ二つしたが、十六夜の姿はぐにゃりと曲がって消えてしまった!「フッフッフッ。君は彼のことを買い被り過ぎだ」キンジの背後の地中から上半身をヌルッと出してくる十六夜。「ハァッ!」振り返り様に斬り払うが跳んで避けられるキンジ! 十六夜はスターソードガンの刀身に着地した。そのまま囁く十六夜。「実際彼に従わなかったのは僕だけじゃないよ?」「え?」「昔、彼が手懐けられなかったオトモ忍がいたんだ。弟子だけでなく、自ら作り出したオトモ忍にさえ見限られた、それがラスト忍者の間抜けな実態さ」「そのオトモ忍ってぇのは?」十六夜はキンジの肩に手を掛けクルリと回転し、反対側に飛び降りた。「天空のオトモ忍と呼ばれた代物さ。ま、君は君の選択を後悔しなければいい」十六夜は姿を消していった。「天空のオトモ忍」キンジの知った、その城のごときオトモ忍はとある霧深い山頂で低く唸っていた。
「ヒャッパ」ジュッカラゲは封印手裏剣二枚と工具箱を正影の前に置いた。「御館様、妖怪を御自ら御作り頂き、伊賀崎の連中との対決の幕引きとさせて頂きたく存じ上げます」「よかろう。軍師晦正影、お前が思うように使うがいい」恐れ? の底けら牙鬼は答え、腕を封印手裏剣に伸ばしてきた。「御家老様、これは一体?」十六夜が問うた。「御館様の御力で上級妖怪を作り出し、忍の連中を消す。今まで伊賀崎の連中と戯れてきたが、全ては布石よ」牙鬼が手を退けると、
     3に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 3

2015-07-06 22:34:10 | 日記
二枚の封印手裏剣と工具箱から妖怪鵺が発生した!!「御家老、ワシの仕事はいかようなモノでござるか?」「伊賀崎の忍の息の根を止めよッ!」正影は命じた。
鵺は腕のドリルと鋸カッターと怪力で街の車両を次々と爆破させ、暴れた! そこへ、「坊っちゃん方、あそこでございやす」キンジと合流した天晴達が駆け付けた。「フフフッ!」待ち構えていた鵺。「よし、行くぞ!」「ザ・変化!!」「手裏剣変化!」変化した一同は、「行くぞ、猿妖怪!!」次々と鵺に斬り掛かった!「猿妖怪てはない! ワシは上級妖怪、鵺でござるぅッ!」鵺は攻撃を捌き、天晴を弾いた。「手裏剣忍法、水の術!」霞も八雲は一番刀を構えた!「手裏剣忍法、雷の術!」キンジも鵺を挟んで構えた!「カラクリ変幻・弓!」風花と凪も別方向から弓を構えた! 三方一斉攻撃!!「この程度、掻き消してくれるでござるッ!!」鵺は鋸腕で、矢、電撃、水流を全て打ち払った!! 驚くキンジ達。
「次はこちらから行くでござる。まず、貴様らでござる!」鵺は霞と八雲に狙いを定め、鋸カッターを放った! 霞と八雲は二人掛かりでカッターを上空に弾くがカッターは旋回して再び襲い掛かり、これもなんとか二人掛かりで弾いたが、「はぁッ?!」霞は鵺の接近と既に振りかぶっていることに気付いた!「ぬぇええいッ!」ドリル腕で一番刀に装填した五遁手裏剣を狙ってくる鵺! 五遁手裏剣は破壊された!!「八雲君!」動揺する二人を鵺はドリル腕で薙ぎ払った!「ぬぇえいッ!!」「どぅあッ!」「あぁッ!」一撃で変化を解除される霞と八雲! 霞は珍しく髪を高い位置で纏めていた!!
「霞ちゃん!」「八っ君ッ!」アワアワする風花と凪。「この野郎ッ!」復帰した天晴が鵺に打ち掛かった!「ぬぇッ!!」軽くいなされ、大振りを跳んで避けられる天晴!
     4に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 4

2015-07-06 22:34:01 | 日記
「そして次は貴様でござる」「うん?」後ろの鵺に遅れて気付き、また大振りで斬り掛かる天晴! ペンチ腕で受けられた!「ぬぇぇッ!」パキィンッ! そのまま手刀で一番刀を折られた!! もんどりうって倒れ、刀が折られたことに気付く天晴。「うわッ?! 折れたああぁッ!!!」何やら江頭っぽいポーズで絶叫する天晴! 鵺はおもむろに天晴に近付くと殴る蹴るの暴行を加えた!!「ぬえッ!」蹴り飛ばされ、壁に激突し、変化を解除される天晴!「お兄ちゃん!」「あー、痛ぇッ!」風花は駆け寄った。
「ホーホッホッホッ。あの鵺は、今まで見聞した奴らの弱点を突くことに特化させた上級妖怪。奴らは手も足も出ん!」正影は十六夜と共に高見の見物を決め込んでいた。「どうしようキンちゃん?!」キンジを頼る凪。「これは下手に攻撃できやせんね」周囲を警戒するキンジ。と、後ろから凪の腰の辺りを鵺が触った。「風花ちゃん止めて」風花ではないので止めない鵺。「後にして!」止めない鵺、しつこ過ぎる為、凪はその手を取った。「案外、指太いね?」凪が振り返ると、鵺!「うおおぅッ?!」キンジは飛び退いたが、凪は顔面に一撃喰らった。「もらったでござる」鵺はダンプマルのオトモ忍手裏剣を盗っていた!「あ、返せ!」キンジが慌てて奪い返しに掛かった!「僕の手裏剣返して!」凪も遅れて取り返しに掛かるが、二人ともいなされ、さらに凪は一番刀をペンチ腕で挟まれてしまった! 刀を取られたまま突き飛ばされる凪。「大丈夫?」風花が駆け寄ってくると、「ああー?!」凪は叫んだ! 鵺が一番刀を曲げてる!! 鵺は曲がった一番刀を投げ返してきた。「ああ! 僕のが曲がっちゃったよ!」さらに風花にダンプマル手裏剣を投げ渡す鵺、慌て過ぎてひっくり返る風花から凪は手裏剣を取った。「オトモ忍手裏剣も壊れてるぅッ!」割れてた。
     5に続く