羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

デスノート 1

2015-07-15 21:00:09 | 日記
ミサのライブ後、松田から話を聞いてから学生の線を消しに掛かったことを思い出した月は、Lが警察関係者を疑っていることに気付いた! 帰宅した月はデスノートのルールの検証を始めた。「独り言を言うようになったらヤバいって」知らずにブツブツ呟いていた月をリュークはからかった。構わず、月は日時と死因の指定ルールの応用実験を始めた!
対象はいずれも死刑囚で、一人目は壁に血で林檎を書いて死に、二人目は「エッフェル塔に」と言って死に、3人目は脱獄したが、すぐ近くのトイレで死んだ。この死を警察はそのまま発表してしまい、実験が成功したことを月は知った。デスノートを使えば殺す対象の人間を可能な範囲で操ることができる!!
実験を元にLの殺害方法を思案しつつ、ヲタ友にまたミサのライブに電話で誘われた月に、不意に「皮肉なもんだな」とリュークはミサの寿命が短いことを告げた。死神はデスノートを使い人間の寿命を奪って生きており、その為、見ただけで相手の名前と寿命が浮かんで見えるという! ミサの寿命は後43時間だった!!
一方、強引な捜査手法から捜査本部から外されることになったLの元に総一郎が室長として派遣されることになった。総一郎は全て自分一人で引き受けるつもりでいたが、結局、模木、日村、松田、相沢も合流することになった。「あなた達が来ると思ってました。でもいささか頼りないメンバーですねぇ」Lは一同を迎えた。
月はバイトを抜け、FBI捜査官に不審がられるリスクを犯してまで、ミサの出待ちをして気を付けるようにと手紙を渡そうとしたが、警備員に阻止されてしまった。騒動後、「俺は、一体何してんだよ?」と落ち込んでいると私服に着替えた警備員に声を掛けられた。警備員もまたミサのファンだという。明日の午後7時に握手会があるという。まさに死亡予定時刻だった!
     2に続く

デスノート 2

2015-07-15 20:59:58 | 日記
「わざと俺に教えただろ?」帰宅後、リュークが面白がってることに気付いたが、L殺害とミサの救出を両方やってのけるべく、月はデスノートに書き込み、詰めの実験を始めた!
「まるで死神に魂を奪われたみたいだね?」Lはニアと電話で話していた。「死神、そんなモノがいるならあってみたいな」「あった時がお前の最後だ!!」人形のメロが割り込んできた。「黙ってろ! いいか? ニアの邪魔だけはするなよ」「うるせぇ! バーカ」「おやすみ、L」電話を切るとメロは笑った。「知ってるぞ。お前、心の中じゃLより自分の方が上だと思ってんだろ?」「それはそっちだろ? メロ」ニアは人形のメロと話していた。
翌朝、狙い通りに昨夜書き込んだ指示通りの自殺による殺害に成功したことを新聞で知った月は、さらに拳銃を奪って逃げている男がいることを知ると、計画を実行に移すことを決めた! 午後4時半、ミサの寿命が迫る中、月はバスに乗った。捜査官も後を追って乗り込んでくる。続いて、拳銃を奪って逃げる男も乗ってきた! 男はすぐにバスジャックを始め、混乱の中、捜査官の名刺を見る月、これは偽名とみた、犯人はポケットの中を月に集めさせ、月はついにFBI捜査官の身分証を見た! 記載された捜査官の名前はレイ・ペンバー!! 直後に犯人とレイ・ペンバーは揉み合いになり、そして、犯人は唐突に自分を撃って自殺した! 全て月がデスノートに書き込んだ内容に通りの展開だった。ただし、書き込んでいない想定外の怪我を自分がしていた。
レイ・ペンバーの名を書き、Lを殺すように状況も設定すると、月はデスノートをリュークに渡し、ミサの救出に握手会会場に向かった! しかし、会場で行われていたのは別の芸能人のイベントだった!!「ストーカーに誰が本当の場所教えるっての」「え?」警備員は月を変質者とみていた!
     3に続く

デスノート 3

2015-07-15 20:59:50 | 日記
「ミサミサは俺のモノだ」「まさか、あいつが」電話を切られ、戦慄する月。デスノートを渡したリュークの所在はわからない!
ミサが自宅マンションに帰ってくると、私服の警備員が待っていた。「おかえり、今日は危なかったんだよ?」「ヘビーな人ですよねぇ」ミサはスルーしてマンションに入ろうとした。立ち塞がり、ミサの腕を取る警備員!「離して!!」警察に連絡しようとするミサ!「もう安心だよ?」離さない警備員にミサは思わず平手打ちを喰らわした!「なんだよその態度は?! 人が守ってやったのに!!」警備員は逆上し、ミサを階段から突き飛ばした!! 落下し、気を失うミサ! 警備員は駆け寄り、「大丈夫? ミサミサ?」その顔に触れようととした。
ミサの寿命の時刻を過ぎ、なす術無く落胆して座り込む月。ミサの居場所もわからない。「何やってんだよ俺は!」苛立つ月。同じ頃、ミサは階段下で意識を取り戻した。近くで警備員が死んでいる!「キラ?」呟くと、頭上から赤いデスノートが落ちてきた!! 加えて白い羽も一つ落ちてきた。羽とデスノートを手に取るミサ。気配に頭上を見ると、白い死神がいた! 腰が抜けたミサの前に、死神は降りてきた。「私の名はレム」白い死神は女の声で話し掛けミサをじっと、見詰めてきた。
座り込んだままの月の元に電話が入った。「夜神月さんですか? 今日は散々な1日でしたねぇ」(Lッ!)Lがレイ・ペンバーに殺される時間は過ぎている!!「レイ・ペンバーから全て聞きました。と言ってもレイという名前は偽名ですけどねぇ」(身分証も偽物?!)「一つ思ったんですけど、君、キラじゃない? 君がキラなんでしょ? 夜神月さん」言い当てられ、月は驚愕した!!!
・・・デスノート、完ッ! ぐらいの勢いだったが、原作は解決に超手間取り犠牲者出まくりだったが、どうなるか? で、メロはどうすんの?

アルスラーン戦記 1

2015-07-15 20:59:38 | 日記
シンドゥラ軍5万の進軍の報を受け軍議が開かれたが、バフマンの一件が頭から離れず、アルスラーンは沈んだ顔をしていた。ダリューンなどにも気に掛かられたが、『善い王と、御成り下さい』バフマンの最後の言葉を思い返し、アルスラーンは王太子として改めて決心した。「皆、聞いてくれ! エクバターナへ進軍する前に、まずは降り掛かる火の粉を払わねばならぬ! ここでシンドゥラを迎え撃つぞ!!」アルスラーンは一同に宣言した。
「おー冷たい冷たい、なるほどぉこれが雪というものかぁ」雪の中、進軍するシンドゥラ軍を率いる第二王子ラジェンドラは気楽そうに呟いた。側近の将が慎重な意見を述べても意に介さない様子だった。シンドゥラでは現王が倒れ、ラジェンドラと異母兄弟の第一王子ガーデーヴィとの間に確執のある状態であった。ラジェンドラはパルス王太子の首を取り、自国の王都に凱旋するつもりでいた。
キシュワードが粛々と出陣の体制を整える中、ペシャワール城内のアルスラーンはまた悩み、自分も出陣すべきではと述べたが、ナルサス達に止められていた。「本当に心の優しい御方だ。だが、ただ優しいだけでは王にはなれぬ」「一人くらいは、そんな王がいてもよいのではないか?」心配するダリューンにナルサスはそう答えた。
出陣してゆくペシャワール兵団を、崖の上から騎乗のヒルメスと魔術師が見送っていた。「放っておいてよろしいのですか? ダリューンめらが城を離れた今、あの小僧を殺すには絶好の機会かと思われまする」「エクバターナに戻るぞ」ヒルメスは馬に踵を変えさせ、立ち去っていった。魔術師は笑い、揺らめく影となって地中へ消えていった。
「では作戦通り、我々は先に行かせてもらうぞ!」キシュワードは自分の隊を率いて先行していった。
     2に続く

アルスラーン戦記 2

2015-07-15 20:59:28 | 日記
夜も更け、進軍を続けるシンドゥラ軍は消耗していたが、ラジェンドラは進軍を止めなかった。と、ペシャワール兵団の無数の矢の雨に襲われるシンドゥラ軍! 続けて兵団が突進してくる!「やはりきたか、そうこなくては面白くないッ! 掛かれぇ!!」ラジェンドラは好戦的に迎え撃った! 一気に乱戦となる!「シンドゥラの蛮族ども! この双刀将軍キシュワードが、相手になってやるぞぉ!!」双剣でシンドゥラ兵を蹴散らすキシュワード!「怯むな! シンドゥラの武勇、パルスの兵どもに見せつけてやれ!!」ペシャワール兵団に猛攻に動じないラジェンドラ!
戦場ではダリューン隊が回り込んでキシュワード隊と挟み撃ちの形となった!「ヤシャスィーン!!」全軍突撃! 号令するダリューン! 自らも黒馬で突貫し、シンドゥラ兵を盾ごと吹き飛ばす!!「押し返せ! それでもシンドゥラの男か!!」折れないラジェンドラ! シンドゥラ軍の意外な粘りに、兵数自体は5分の1しかいない、ペシャワール兵団はやや手こずりだした。「甘かったな、俺の兵達がこんな奇襲程度で怯むものかよ!」言い放つラジェンドラ! シンドゥラ軍が攻勢に転じようとすると、後方の高台から矢が射掛かられた! 矢の主の兵団はシンドゥラの旗をはためかせ、さらにガーデーヴィ軍の旗まで掲げていた!
「馬鹿な、俺がここにいることは、ガーデーヴィめはまだ知らぬはず?!」戸惑うラジェンドラ。高台の軍は先頭にシンドゥラ風の装束を着せたかかしを並べ、その後ろからペシャワール兵が矢を射てるに過ぎなかった。しかし判別できず混乱するシンドゥラ兵!「左に曲がれぇ! 背後からガーデーヴィの兵が迫ってきてるぞぉ!!」シンドゥラ兵の扮装をしたアルフリードが叫び、舌を出した! エラムも続く。それに簡単に乗せられて『左』に慌てて移動してゆくシンドゥラ兵達!
     3に続く