conscience

my diary

オリンピックの協賛番組に嫌悪感を覚えるのは私だけなんだろうか。

2021年05月30日 | 日記
 先に聖火リレーを見に行った時に、聖火ランナーの前触れで走っていたドコモやコカ・コーラの、何とも派手やかなチンドンカーを見て何か強い嫌悪感を覚え、彼らはオリンピックの宣伝の為にやっている行為なんだろうが、むしろ逆効果でしかないと思った。そしてそう思ってしまうと、沿道で見て歓声を放っている大勢の観客達の中で何か孤立感を覚えてしまった。
 そして、最近のテレビ番組でオリンピック選手のことを取り上げている番組を見ても同じ感じがする。コロナ禍で感染してしまって自宅治療などを強いられて苦しんでいる多数の人達がいる一方で、テレビや新聞は、自らの利益の為にオリンピックを持て囃して、それで彼らの良心は痛まないのだろうか。これが二年前のことであったら、私は、むしろ、テレビを見てオリンピック候補を応援していただろうにと思う。
 何でこんなことになったんだろうか。例えば、昨年、オリンピックを一年間延期したときに、ワクチンの重要性や、検疫の重要性が、少し考えれば判っていたことだろう。ところが、最高学府を出た優秀な政治家や官僚達がいながら、何故、日本はこんな状態になっているんだろうか。何かが狂っているとしか思えない。与野党問わず、良識が通用しないという政治の問題なんだろうか。一部で自分の事しか考えているとしか思えない医療機関の問題なんだろうか。そもそも、高齢化社会の真っ最中なのに、医者や病院を削減しようという政策はどうなのか。医療界が自らの利権を守る為に同業者を増やしたくないだけなんだろうか。コロナ禍でこんな状態となっているのに、未だに、ワクチンの打ち手に歯科医や薬剤師を当てようとしたときに反対する勢力がいるという。そういった医療関係者は、自分で自分の首を絞めていると気が付かないんだろうか。
 
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日本のダメなところ

2021年05月27日 | 日記
〇 前例踏襲・横並び意識、証拠主義、嫉妬深く成功者に意地悪
 上記に挙げたことは、江戸幕末時代に黒船を見た幕府の役人達だけのことかと思えば、令和の時代の日本社会では更にその傾向が進んでおり、試験勉強で良い点を取ることを目標にした胆の小さい人間しか教育してこなかったものだから、このコロナ禍のような柔軟で大胆な発想を必要とする局面に極めて弱く、政府やお上が本気で助けてくれもしないのに、国民は未だにお上頼みで、自分で判断して行動することが出来ない。そのお上も、前例踏襲と横並び意識が強く、しかも自分の責任逃れの為に何かといえば過剰にエビデンスを求める傾向があり、結果として行動に移る時期を失することが多く、少しでも普通と異なったことをしようとすると嫉妬して邪魔をしようとする。尻の穴の小さい者だらけだ。
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コロナ禍での迷惑な行為

2021年05月27日 | 日記
①ノーマスクでの散歩、ジョギング
 屋外ではノーマスクでも感染しないという説もあるが、本当なのか疑問。それを信じてバーベキューをしたグループで、クラスターになったという例が複数ある。
②結婚式・披露宴への招待
 本人達は、けじめとしての挙式をしたいという意図があるのだろうが、コロナ禍でのそれは余りにも自己中心的でなかろうか。近い親戚であれば行かざるを得ないが、そこで感染したら誰の責任なんだろう。どうしてもしたいのであれば、オンライン結婚式などを考えて欲しい。
③スーパー内での顔見知りと思われるおばちゃん達の長い会話
 マスクをしていても変異株には感染すると言われているが、スーパー店内という限られた空間の中に不特定多数の公衆がいる中での長話は迷惑だ。
④旅行会社からのツアー旅行のパンフレットの送付
 旅行会社も自らの会社の存続の危機にあるのだろうが、現在の北海道・沖縄での感染爆発の状況を見ると、ゴールデンウイーク中の観光旅行客の移動が原因となっていることは明確ではないか。それなのに、性懲りもなく、ツアー旅行のパンフレットを送ってきたりする。聞くところによると、オリンピック観戦(感染)旅行も計画しているらしい。商道徳はどこに行った。
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大事な物を失うことになるのだろうか?

2021年05月25日 | 日記
 『米国務省は24日、日本国内での新型コロナウイルス流行の悪化を理由に、米国民に対し日本への渡航中止を勧告する渡航情報を出した。』との報道が流れている。そんな中でも菅首相は、ワクチン接種を急ぐように政府の各部署等に強い指示を出しているようだ。しかし、厚生労働省を始めとした、蛸壺型の規制在りきの考え方に立つ、官僚・業界の強い反対にあっているとのこと。これに加えて、孫氏などの経済界の有力者が、海外メディアに、現状でオリンピックを強行すれば大変なことになると表明しているとのこと。 菅首相の意図については、オリンピック開催の事実を自らの政権浮揚の手段にしようとするものが見え透いているが、しかし、既存の規制を緩めてもワクチン接種を急がしたいということのみを取ってみれば、あながち間違っているとは思われない。安倍・菅・二階氏らの古い自民党の利権政治には、随分うんざりしているが、そうだとしても、現下のワクチン接種の遅れが、国民の生命・財産、国の経済に重大な影響を与えていることは否定できない。これらを比較した場合、オリンピックはどうあれ、ワクチン接種は前向きに進めていくべきであり、それに対して、もし、厚労族や医師会などが、法規制を盾に妨害をするようなら、その点だけは菅首相を応援すべきではなかろうか。非常時には、国民を守るために超法規的な措置もあり得るべきだと思う。ただし、コロナが終息に向かった後は、現政権の度重なる過失や、厚生労働省や医師会などの、頑迷強固な縦割り、蛸壺型制度の在り方を問うべきだと思う。
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コロナ禍でのオリンピック開催に疑問(Prepare for the crisis)

2021年05月24日 | 日記
 またコロナのことであるが、高齢者に対するワクチン接種は進みつつあるが、それでも、果たして、高齢者以外の人に対する接種は今年中に終わるのだろうか。それなのに、政府はオリンピックの開催を強行しようとしている。自民党・公明党政権の延命の為なのか、それとも、このコロナ禍を依然として甘く見ているのか。第二次大戦中に日本軍が行った、ガナル・カナルやインパール作戦のことを例に出して、日本の指導者達は、一旦決めたことに対して、客観的に見て駄目だとわかっていても甘い希望的妄想で突っ走ってしまう傾向があることが、70年以上過ぎても変わっていないとする見方がある。現在の感染状況は、季節的要因もあって、大阪や東京での感染者数は落ち着いてきて高止まり状況にあるが、相変わらず変異株の流入を許してしまう日本検疫のどうしようもない甘さ故に、インド株が市中に感染しつつあるとも言われており、今年の秋冬こそ大変な状況になると予想する専門家もいる。それなのに、一部の政治家の面子や利権の為にオリンピックを強行してしまうと、①更なる感染拡大を招きかねない。②オリンピックに出場するスポーツエリート達と、悲惨な状況を強いられている国民との間に意識の乖離が増加する。③世界中から我が国の非合理的対応が物笑いの種になり、日本への国際的な評価が駄々下がりになる可能性があること。などが懸念される。
 それでも、政治家達はオリンピックを強行するだろうし、それでもマスコミはオリンピックの模様をいつものように美辞麗句を並べ立てて、英雄物語やお涙頂戴物語にして、馬鹿な一部の国民達も、自分らがコロナ禍で感染の危機にあることや、失業の危機にすらあることすら忘れて、金メダル物語に感激の声を挙げるのだろう。しかし、オリンピック後に待っているのは、経済財政危機だけではなく、国を二分するような大問題が生じるような気がしてならない。そもそも、インドや中南米を始めとして感染が世界的に拡大しつつある現状でオリンピックに選手団を派遣できない国もあるだろうし、それでも出場してくる選手達こそ、スポーツエリートで、オリンピア精神とは真逆の、優遇された一部の人達であることを忘れてはならないと思う。

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