寝苦しくて、よく眠れず、クシャミと鼻水が止まらなかった。今の室内の温度は29.4℃、湿度は70%、南東の方向の空には黒い雲があり、はるか沖合には、超大型で猛烈な台風に成長しつつある11号がいるらしい。藤原の効果というらしいが、その付近に、12号になりかけの熱帯低気圧も存在しているせいで台風の進路が読みづらくなっているとのこと。最悪の場合は、九州に上陸した後、四国へと日本縦断コースを取った場合だが、日本海に抜けるコースの可能性が高いかもしれない。どちらにしても、明日ぐらいから、台風が沖縄の南方をうろうろしていて、その影響で、しばらくの間は荒れ気味の天気になるだろう。そう思いながら窓の外を見ると、早速雨が降って来た。
妻は、昨日、スマホで天気予報を見て、昨日よりも今日の方が晴れる確率が高いと予想していたが大外れとなった。しかし、それでも後数日は雨天が続くとの予報なので、洗濯は今日する方が良いのだろう。
※ 藤原の効果とは、「2つ以上の台風が接近して存在する場合に、台風がそれらの中間のある点のまわりで相対的に低気圧性の回転運動をする。」 という理論を1921年に当時の中央気象台所長であった藤原咲平氏が提唱。(藤原咲平氏の甥が作家の新田次郎で、その子供が「国家の品格」を書いた藤原正彦。)なお、藤原の効果は、相寄り型、指向型、追随型、時間待ち型、同行型、離反型に分類され、単純に反時計回りに回転しながら接近していく運動ではなく、接近 - 捕獲 - 反時計回りの回転 - 解放 - 離脱といったプロセスを経る運動であることとされている。(私が、約十年前に、放送大学の授業を試しに受講してみようと思って取った一つが「身近な気象学」という科目であったので、今回の台風の進路には大いに関心がある。)