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my diary

妻と天気予想、なお、藤原の効果とは?

2022年08月31日 | 日記
 寝苦しくて、よく眠れず、クシャミと鼻水が止まらなかった。今の室内の温度は29.4℃、湿度は70%、南東の方向の空には黒い雲があり、はるか沖合には、超大型で猛烈な台風に成長しつつある11号がいるらしい。藤原の効果というらしいが、その付近に、12号になりかけの熱帯低気圧も存在しているせいで台風の進路が読みづらくなっているとのこと。最悪の場合は、九州に上陸した後、四国へと日本縦断コースを取った場合だが、日本海に抜けるコースの可能性が高いかもしれない。どちらにしても、明日ぐらいから、台風が沖縄の南方をうろうろしていて、その影響で、しばらくの間は荒れ気味の天気になるだろう。そう思いながら窓の外を見ると、早速雨が降って来た。
 妻は、昨日、スマホで天気予報を見て、昨日よりも今日の方が晴れる確率が高いと予想していたが大外れとなった。しかし、それでも後数日は雨天が続くとの予報なので、洗濯は今日する方が良いのだろう。

※ 藤原の効果とは、「2つ以上の台風が接近して存在する場合に、台風がそれらの中間のある点のまわりで相対的に低気圧性の回転運動をする。」 という理論を1921年に当時の中央気象台所長であった藤原咲平氏が提唱。(藤原咲平氏の甥が作家の新田次郎で、その子供が「国家の品格」を書いた藤原正彦。)なお、藤原の効果は、相寄り型、指向型、追随型、時間待ち型、同行型、離反型に分類され、単純に反時計回りに回転しながら接近していく運動ではなく、接近 - 捕獲 - 反時計回りの回転 - 解放 - 離脱といったプロセスを経る運動であることとされている。(私が、約十年前に、放送大学の授業を試しに受講してみようと思って取った一つが「身近な気象学」という科目であったので、今回の台風の進路には大いに関心がある。)
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何のことやら

2022年08月30日 | 日記
 徳島県の今月のコロナウイルス感染状況は、人口比などで全国で最悪であるらしい。唯でさえ、人口が70万人少々しかいない割には高齢者人口比が34%を超えており、三人に一人以上が65歳以上の高齢者という徳島県にとって、コロナウイルスの感染拡大は恐怖でしかない。ところが、お盆の阿波踊りについては、徳島市長は一切の制限はせずに、有料席のみ7割の入場者にするとのことで開催に踏み切ったところ、踊り連関係者の600人以上に感染が広まるといった阿波踊りクラスターが発生し、県民の間でも、多い日には3000人を超える新規感染者が報告されている。市長は、「阿波踊りも原因の一つかもしれないが、お盆は人流が多く、それ以外の要因もある。」とのことで、自らの感染防止に対する責任を認めていない。また、県についても、お盆が終わってから徳島県BA.5対策強化宣言を出したことについて、何故、お盆前に出さなかったのかという批判もある。また、この時期に、とくしまマラソン実行委員会は、来年3月19日にとくしまマラソンを開催するとの決定をした。私は、その前に、阿波踊りクラスターが発生した原因を究明して欲しいと思う。そうすることによって、コロナウイルスの流行が来年まで続いていたとしても、この反省の上に立った感染対策を万全にすることが出来るのではないか。
 自民党は、旧統一教会問題について、各議員にアンケートを送付し、党のガバナンスコードに 「今後、社会的に問題が指摘されている団体との関係は一切持たない」と盛り込むとの方針を示したが、問題の根幹は、該教会が、様々な関連団体名を使用して、霊感商法や信者の高額寄附によって集めた資金の一部を使って政界などへのロビー工作を行い、ある時は、議員などを広告塔に使い、ある時は、該教会の違法行為の処罰逃れや該教会への解散処分逃れなどに政治家の力を利用したのではないかとの疑惑があることで、自民党の縁故主義的体質が宗教によって利用された可能性があることでもある。また、これに対する岸田内閣の対応は、何とも遅く、他の問題に対してもそうだが、自らの政治的立場のみを優先して考えているのではないかとも疑われている。自民党のみ栄えても、国や国民が窮乏してしまっては、それこそ何のことなのか。
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食物依存症を改善したい

2022年08月29日 | 日記
 私は、20歳後半から肥満気味となりアンダー古希の現在まで続いている。その原因の一つとして、食べることへの依存があると考えている。例えば、毎日三食を食べ、間食もし、早食いの癖もある。ストレスを食べることで解消しようということではないかもわからないが、絶えず、お菓子などを求めてしまう。
 アラ古希になってきて、さすがに、食べる量は若い時代ほどは食べることは出来ないが、例えば、カレーなどの好物があると、お替りを何回もしてしまうことがある。これではいけないと思うようになった。仕事に就いていたころは、忙しい時には、昼食もサンドイッチで済ますなど、量的にも質的にも食べていなくとも我慢できたが、最近ではそうでもない。
 そこで、食べ急ぎはしない、バランスを重視して多量に食べない、ことを心がけようと思う。

 食事は癖だ。食べ過ぎは依存だ。私は食物依存症だ。 食べたくなったら以下のことを行う。
  • ・フルーツをゆっくり時間をかけて食べる
  • ・歯をゆっくり磨く、チューインガムを噛む
  • ・角氷をなめる、大きなコップで水や炭酸水を飲む、温かいお茶を飲む
  • ・散歩をする、運動をする、日記をつける
  • ・新聞・雑誌・本を読む、好きなテレビやビデオを見る
  • ・シャワーを浴びる、入浴する
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縁故主義と能力主義

2022年08月28日 | 日記
 昨日、クローニーキャピタリズム(縁故資本主義)の弊害についてこのブログに書いたが、よく考えて見ると、現実には、仕事などの社会活動のあらゆる場面で良く知った者を優先し、特別扱いすることによって自分達にとって居心地の良い社会を作っているという面もある。また、聖徳太子が定めたと言われる十七条の憲法の第一条には、「和を以て貴しと為す」とあり、これは名分を守り秩序を重んじる「礼」を行うに当たって、やわらぎ睦あうことの重要性を説き、人々が協調することの大切さが述べられている。 この点から言うと、安倍元首相が、世界中の国々に行って外交活動を行って日本の存在感を増したということは彼の功績であるとも言える。一方では、能力主義や効率主義には欠点もある。例えば、学歴競争に勝ち残って来たエリート達の行ってきた活動が結果として全て正しかったとは到底言えないし、原発事故などは、キャリア官僚や企業エリート達が良かれと思ってやったことの失敗例だろう。(エネルギーに欠ける日本の為と思い、原発立地を進め、一部の専門家から大地震や津波の被害の可能性も指摘されていたのに、自企業の経済的利益の為にと、必要な物理的防御措置を怠り、結果として、東日本全体を危険に晒し、放射能汚染により原発周辺の住民に被害をもたらせた。)我が国民に多大な災禍をもたらせた太平洋戦争への突入と敗戦も、軍事エリート達の暴走と、それを止めることの出来なかった政治家や官僚達エリートの大きな誤りであった。
 競争入札についても、結果として、安かろう悪かろうとなった例も数多いし、製造業の大企業で、自企業が競争に生き残るためにと基準の誤魔化しをしていたケースも複数明らかになっていたりする。
 ようするに、縁故主義にしろ、能力主義にしろ、その人達の持つ社会観の問題が大きいのではなかろうか。自分や自分の縁故者のみの利益を考えて行動するのか、それとも、より広く、民族や全人類にまで広げた視野を持つのかが重要だと思う。縁故主義から、自己中心的に物事を考えて、その思考方法を固定化してしまったのは、ヒトラーであり、プーチンであり、或は安倍元首相であったかもしれない。安倍元首相は、なるほど、保守系の政治家として、『私が目指すこの国のかたちは、活力とチャンスと優しさに満ちあふれ、自律の精神を大事にする、世界に開かれた、「美しい国、日本」であります。』と、第165回国会の所信演説で立派な事を述べたが、一方では、モリカケ問題など見られたように縁故主義を大切にして、自分の意に逆らう者には厳しく身内には甘いという体質を持っていたようにも見受けられる。旧統一教会との関わりにしても、彼等は自分達の宗教で世界を統一するという思考を持ち、その為に日本で霊感商法などによって大金を稼ぎ、それを韓国などに送金させて経済活動やロビー活動に使用している。安倍元首相にとって、旧統一教会との関わりは、選挙に勝つためとか、反共活動の為にと、彼等の問題行動には敢て目をつぶって利用していたのかもしれない。そして、母親がその宗教の信者でマインドコントロールの下で高額な献金を行い、信者の子供としてネグレクト状態に置かれて人生を狂わされた山上容疑者の凶弾に倒れたのであった。因果の小車が回ってしまったということだろう。
 縁故主義も、それだけで悪いということではないが、縁故主義に捉われて視野を狭くした場合、他者や弱者に目がいかないという大きな欠点がある。他方、能力主義も、広い視野を持つ能力者が選出されるのであれば良いが、縁故主義に捉われたり、自分第一主義の者であれば、これまた、弊害が大きくなるのではなかろうか。最近、人文科学系統の学問が軽視されがちであるが、組織のトップに立つ人達には、人間と文化などを批判的に捉えて来たこの学問の基礎教養が必須であると思う。
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今日知った言葉、「クローニー・キャピタリズム」

2022年08月27日 | 日記
 今日も、アンダー古希の私は、新しい言葉を一つ覚えた。それは、クローニー・キャピタリズムで、wikipediaによれば、
 『縁故資本主義(えんこしほんしゅぎ、英: cronycapitalism)とは政府官僚や企業役員との密接な関係がビジネスの継続に決定的な要因となっている「資本主義経済」を指す批判的な用語である。 法的許認可、政府認可、優遇税制措置、公共事業発注先の選定に不公平さが見られるときにこう呼ばれる。』とのこと。
 8年間にわたる安倍政治で、何故、三本の矢が成功しなかったのかの疑問が、この縁故主義という言葉で氷解した。東京オリンピックの関連で逮捕されている高橋元理事の問題だけではなく、モリカケ問題を始め、黒川元東京高検検事長の問題、参議院広島選挙区で当選した河合案理氏への優遇問題など、その例は枚挙に厭わない。そして、それは、日本の産業が、何故成長しないのかということにも繋がっている。我が国では、ここ数十年の間、仲間内で利益を分け合って、権力に近い人間だけが甘い汁を吸うことで、公正なルールを壊してしまうことで、モラルは壊れ、企業経営も産業も腐っていっているのではなかろうか。我が国は、この昭和の時代の縁故主義から抜け出していないだけでなく、むしろ、安倍元首相が打ち出した経済成長の目標に合わせて、統計不正が行われてGDPの数字にも影響があったとも言われている。コロナ対策についても、この縁故主義というか、既得権を頑固に守るという医系技官中心の官僚主義の為にPCR検査体制が未だに十分ではなく、国産の治療薬も認可されない。その反面、行動制限は緩められ、感染が再拡大して、医療崩壊を起こして死者の数も増加しつつある。
 透明性を高め、競争原理を明確にし、新商品開発や技術革新で経済成長を図り、行政・政治においては責任を明確にすることが、我が国の陥っている閉塞状態を打ち破ることが出来ると信じたい。縁故主義から、どうすれば抜け出せるのかを全ての日本人に考えてもらいたい。

 「阿波踊りが感染拡大の原因の一つかもしれないが、それが主な原因ではない。」と、県知事と市長が少し発言を修正したとのこと。別に、彼等に責任を問おうとするつもりはないが、何が、この感染が広がった原因かは究明して欲しい。阿波踊り連の関係者では、600人を超える感染者が出ているというではないか。これがクラスターで無いというのであれば、何がクラスターなんだ。責任逃れをするのではなく、科学的な推論による正しい情報を明らかにし、来年の阿波踊り等の感染対策に生かして欲しい。負の情報を隠してばかりいると、阿波踊りそのものに悪い印象が残ってしまう。
 既に、累計では、県民の約一割の人が感染したことになっており、おそらく無症状の感染者もその何倍もいるだろうが、集団免疫が達成され、感染者が減少するまでには、後、数か月はかかるかもわからない。それまで如何に感染しないで済ますことが出来るだろうか。それとも、ここ数日間、喉が少し掠れているのは、既に感染してしまったのだろうか。  
 
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